マガジンのカバー画像

週刊少年松山洋

家庭用ゲームソフト開発を行うゲーム会社・株式会社サイバーコネクトツー代表取締役・松山洋の継続課金マガジン。ゲーム・漫画・アニメ・映画などエンターテインメント業界の話を中心に毎週記… もっと読む
更新頻度が高いので圧倒的に定期購読がお得です。購読いただくとその月の記事は全て見れますが、前月まで… もっと詳しく
¥1,000 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

書いてあることが読めないメカニズム

書いてあることが読めないメカニズム

大きな反響をいただきありがとうございますこちらのツイートに大きな反響をいただきました。皆さん、こんなにもゲーム業界やゲーム機について関心がおありだったんですね。(なんか嬉しくなっちゃいます)

さて、本ツイートのツリーでもお話していますが、ここ数年でゲーム業界志望者のSTEAM利用率が爆増しているのは確かですね。

もっとみる
たった一度のチャンスも無いのか?

たった一度のチャンスも無いのか?

『雄獅少年/ライオン少年』映画『雄獅少年/ライオン少年』という作品をご存じですか?(ちなみに私は恥ずかしながら知りませんでした)

友人から「これ絶対に観たほうがいいよ、きっと気に入るから」と薦められて観てきたわけですが、(まぁさすがは私のことをよく理解している友人ですね)完全に私のどツボに突き刺さりまくる最高の作品でした。

めっちゃくちゃに面白いです。

最高に面白かったのです、が、公開2週目

もっとみる
楽な姿勢のままでは何も見えない

楽な姿勢のままでは何も見えない

「楽な姿勢のままでは何も見えてこないぞ」毎週楽しみに観ているドラマ『風間公親-教場0-』の作中のセリフですが、私は本当に(この回は特に)痺れました。

この『教場』シリーズは毎度、木村拓哉さんが演じる風間教官のパワハラめいた愛のあるセリフが話題となっていて、私にはドスンと心に刺さっているわけです。

現場の前で立って眺めている若手刑事に対して放った台詞がこの「楽な姿勢のままでは何も見えてこないぞ」

もっとみる
絶対的な黒が映すもの、それは

絶対的な黒が映すもの、それは

映画『岸部露伴 ルーヴルへ行く』を観てきました。

テレビシリーズも大好きでいつものことながら脚本の小林康子さんの技量に驚かされました。

NHKのテレビシリーズはいつも3話構成で作られていて、それがきちんと伏線としてまとめられているのが本当に心地よくて秀逸なんですよ。

原作漫画をベースとして最大限活かしつつドラマならではの満足度をいつも与えてくれます。

シーズン3にあたる第7話「ホットサマー

もっとみる