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技術オリエンテッド事業開発の危険性
ちょっと最近感じたことを。
当社はテックカンパニーなので、新規事業が技術起点で起こることはよくあります。この危険性は内部でも何となく理解はしているもの、事業体としてそのアプローチが起こるのは当然ちゃ当然と思います。
ただ、事業開発のポジションにつくと、そのリスキーさがより一層感じるようになりました。つい先日、外部の方の壁打ちの際にうちのメンバが「なんでそんなにお金かかる検証やるの?」という突っ込
新たな船出 ~事業開発~
24年4月に、自分の希望で事業開発職に変わりました。そして7月の異動で、これまでいた事業部の事業開発グループから、コーポレートの事業開発のグループに来ました。
「自分のキャリアの意思を伝えておきたい。この組織から出たい。この産業も、戦略の仕事も飽きた。一つの事業を自分でマネージしたい。」と役員に伝えてから、5か月で希望がかないました。業務研修という形なので、2年後に元の組織に戻る前提ではありますが
[備忘録]Managing Up
ジャック・ウェルチの補佐役の書籍、邦題は「ジャック・ウェルチに学んだ仕事の流儀」。内容は半分補佐役、半分CEOのお話。
秘書(補佐役)という、トップマネジメントを補佐する役割・仕事はどうあるべきか。これは私がとても悩んでいるテーマです。その参考に読みました。私の会社の秘書のやっていることとはかなり違うのですが、目指すところは「担当役員が本来やるべき業務に集中し、最高のパフォーマンスを発揮してもら
「我思う、ゆえに我あり」
のデカルトが好きです。
ソクラテスも、何も知らない、というスタンスで「問いかけ」まくり、無知を認知させて自ら探求することを啓蒙しました。「無知の知」ってやつですね。目的は違えど、本質を探究する点では両者のアプローチは似ています。
哲学的な細かいことは専門書に譲るとして、「公理を探すためにまず否定する」というデカルトのアプローチはとても素晴らしく思っており、常に忘れないようにしようと思います。
基本は大事というお話
社内で、腕の良い女性の方がいます。私はいろいろなことをその方から学ばせて頂いてます。その方が、私に相談があるとのこと。相談、というときはたいてい、お願い。やはりその方もお願いだったのですが、そのお作法がしっかりと基本を押さえてました。
まず、お茶(ペットボトル)を持ってこられた。私用と自分用と、どちらがよいですかー?と。その後、お願いしたいことはすぐ言わず、関連する話からスタート、そして、私に「
ピンチをチャンスに!
こういう取組みは上手だなーと思います。さすがエンタメ会社。
おそらく、コロナの影響でライブのキャンセルなど、財務的にも心理的にもかなりダメージが大きいと思います。そのなかで、このような施策を企画できる。ただ、転んでもただでは起きない、この姿勢は素晴らしいですね。
・消費者もうれしい
・サービサーもうれしい(自社のサービス紹介になる/販促の一環)
・そしてなにより、企業の社会貢献をアピールできる
過去の歴史を引きずらない
元GE会長、ジャック・ウェルチ氏がお亡くなりになりました。
シックスシグマは何かの書籍で読んだことはありましたが、彼自身の経営哲学や、彼の書籍は読んだことはありません。しかし、彼の秘書・補佐役だったロザンヌ・バドゥスキー氏の本はちょうど先週読み始めたところでした(超カリスマ経営者の秘書が、秘書像として私のお手本になるかは謎ですが・・・読書後に考えたことは別途整理してPOSTしようと思います)。その
ザ・マーケターですな。
100円じゃありませんw
とても勉強になったのでリンクを。
突拍子もないことをやっているわけではなく、基本的なことをやっているだけですが、そのやり方は上手と思います。とくに勉強になったのはメディアを使うということ。自社がお金を払って情報を流してもらうのではなく、メディア側から注目されてメディアが主体となって情報を拡散するという点。そのために、戦略商品だけでなく、メディアに注目される商品をセットで
インナーコミュニケの限界を超える
大企業にいると、本当にインナーコミュニケーションの難しさを感じます。とにかく、社長をはじめとするトップの声が届かないこと届かないこと。ワンマン社長的な絶対的トップや、軍隊的縦社会を構築している企業ならまだしも、いわゆる長寿の大企業はどこも同じ悩みを持っているのではないでしょうか。組織のヒエラルキーが多い、事業が広すぎて全社戦略と事業戦略の関係性が緩い、従業員の意識が低いなどが原因でしょうか。いずれ
もっとみるリーダシップ≠頼られること(助けること)
何となく、リーダだと思っていた人も、実はリーダシップを発揮できているとは言えないんじゃないかというはなし。
<ケース>
とある組織において、メンバーは何か困ったことがあったら組織の長に駆け込むとします。組織の長はその領域にたけており、駆け込まれたらなんでも解決してしまいます。完全解決できなくとも、解決に至るプロセスを示してくれます。
<ケースおわり>
とても素敵に見えるこの状況、この場合、組織