基本は大事というお話

社内で、腕の良い女性の方がいます。私はいろいろなことをその方から学ばせて頂いてます。その方が、私に相談があるとのこと。相談、というときはたいてい、お願い。やはりその方もお願いだったのですが、そのお作法がしっかりと基本を押さえてました。

まず、お茶(ペットボトル)を持ってこられた。私用と自分用と、どちらがよいですかー?と。その後、お願いしたいことはすぐ言わず、関連する話からスタート、そして、私に「どう思いますか?」と問う。そしてお願いしたいことの妥当性を会話の中で理解させたうえで、最後にお願いごとを言う。

まさにセオリー通り。ただ、やり手の彼女が、そのセオリーをしっかりと守っていることもまた勉強でした。直球でものごとずばずばいうタイプの方だが、お願いするときはそういう基本をしっかりと守っているあたりも、さすがだなと思ったわけです。出来るヒトは、なにか飛びぬけた手法・スキルを駆使しているわけではなく(そういうケースもあるかもですが)、あくまでベースがしっかりしている上で+αがあるものなのだと。

■お願いのお作法
・お土産(お茶やお菓子)持参
・(本題に関係する)共通の話題からスタート
・相手の意見を問う(以来の妥当性の醸成)
・お願い(丁重に)

出来る人は基本をないがしろにしない。


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