ノベルティの意味

※雑談記事です

最近、セミナーに参加した際、ノベルティーをもらいました。ミニタオルとステッカー。申し訳ないですが、両方使いません。ミニタオルは、製品ロゴが入っているだけなのでダサくて使いたくない、ステッカーも、ロゴ自体にそんな愛着もなければクールでもないのではりたくない。そもそもステッカーはるタイプでもない。

私の会社も、いらないノベルティーたくさん作ってます。とりあえず作っとけ、という感じでテキトーに作っている部門が多いと思います。セロテープとか、文房具が多いです。無駄ですよね。ノベルティーって販促物であって、単にもらって喜ばれたいわけではなく、商品なりブランドなり企業なりの認知度を上げるためのツールなんですよね。であれば、もっとまじめに考えて設計して作ったほうが良いと思うのです。

私が「すごいなー」と感じたノベルティーは、外国で見た某グローバルIT企業のマークが入ったリュックサックでした。インド系の方が使ってました。そのロゴ自体は決してかっこよくないですが、リュックだったら確かに使う人もいるよなと。特に外国の人はあまりブランド気にせず使っている人も多いイメージ。リュック使ってもらえれば、歩く広告塔ですよね。ボールペンやミニタオルより多少高いかもしれませんが、使われないもの配るよりはいいと思います。結局は予算が決まっている中で、何を何個生産するかという世界です。てかそもそも、ボールペンとか露出低すぎて、、、ノベルティの意味を成してるんでしょうか。

ノベルティーって真面目に設計すると、とても効果的に使えると思います。私がリュックを見て本当にそう思いました。だって上記例のように歩く広告塔になるんですもん。TV広告よりコスパはイイと思います。製品・サービスのターゲットは誰か、ノベルティーが行き届く顧客は誰か、を踏まえて、ではどういうものであれば使ってもらえて且つ露出が高まるか。ダサいタオル配るより、少し高くてもおしゃれなオリジナルデザインのハンカチの方が良いのではないかとか。そもそもタオルなんて外で使わないから露出しないし。。。例えば、高品質なおしゃれな折りたたみ傘だったら、雨の日しか使われないけど、もらう側は結構需要がありそう。雨の日に使われる製品・サービスを提供している会社なら効果ありそうですよね。ノベルティー受託企業は汎用的なものでなく、ちょっととがったものを提供していないのだろうか。

「ありがとうございます」と笑顔でもらいつつ、内心「うわ、またいらんもんもらっちった」と思われて販促費浪費するより、「うわ、かっけー」と思われて使っていただいて、周りの人に「なにそれ、カッコイイどこでもらったん?」といわれる方がはるかにいいわけで。

ノベルティーってポテンシャルあるのに軽んじられてるよな、というお話でした。

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