[備忘録]Managing Up

ジャック・ウェルチの補佐役の書籍、邦題は「ジャック・ウェルチに学んだ仕事の流儀」。内容は半分補佐役、半分CEOのお話。

秘書(補佐役)という、トップマネジメントを補佐する役割・仕事はどうあるべきか。これは私がとても悩んでいるテーマです。その参考に読みました。私の会社の秘書のやっていることとはかなり違うのですが、目指すところは「担当役員が本来やるべき業務に集中し、最高のパフォーマンスを発揮してもらう」というところは違いはないと感じました。ただその実現の仕方はかなり異なります。日本企業と外資企業が秘書に求めるものが文化的・歴史的に異なるということなのかもしれませんし、社長の仕事のスタイルが違う、ということにも理由がありそうです。
いずれにせよ、その目的を達成するために、自社の環境を踏まえて、どういう姿を目指していくのかを考えなければならない。ということです。

■備忘メモ
・マネージアップ、補佐として優れた経営者に育て上げること
・上司部下の関係は"対等"、チームメイトのように協力しあう
・「自由裁量」、「秘密厳守」は絶対条件
・準備には「情報収集」「コミュニケ」「コーディネート」が日宇町
・協調関係は初期にお互いがお互いを学ぶ時間をじっくりとることで築く
・信頼されるにはまず相手を信頼しなければならない
・ミスは責めない、そこから学ぶ
・ミスは隠さない、明るみにする
  →それが信頼を築く、小さなごまかしが信頼を壊す
・上司の名前で動かさない、あくまで自分の裁量でマネージ
・自信を持つ
  →自身の源: 経験、訓練、現実主義、完璧主義、柔軟性
・補佐役のタスクの一部: Input情報の選定、重要カ所のマークアップ
・記録のためのメモのは無駄、視点は未来に
・問題解決は上司でなく、社員一人一人
・部門と上司のパイプになる(コミュニケ)
随行による経験値Up(勉強)
  →秘書のメリット
・不適切な社員は職場にとどめない(本人にも不幸)
・ネガティブなことも長い目で見れば大したことない
  (やがて金曜日は来る)
・上司が悪者にならないように、自分のミスにする
・笑いの無い日はダメ
・成功は6割の準備にある
・最低必要情報(連絡先)の整理とアクセス
プロの助っ人となる
・平等に扱うことは不公平(優秀なものが馬鹿を見る)
・サインは手書き
・情報のインプットなどはタイミングを見計らう
・質問を恐れない(しなかった際の惨事を踏まえる)

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