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#まちづくり

医師が商店街の空き店舗に小さな図書館を作った理由。ケアをまわすエコシステム「だいかい文庫」とはなにか。

医師が商店街の空き店舗に小さな図書館を作った理由。ケアをまわすエコシステム「だいかい文庫」とはなにか。

2020年12月、家庭医療専攻医である僕は、豊岡市の空き店舗に小さな図書館を作った。だいかい文庫と名付けた図書館は、おかげさまでオープン4ヶ月で400冊程度借りられている賑わう図書館となっている。

この図書館は、「シェア型図書館」である。市立や大学の図書館のような公立ではなく、民間のシェア型図書館だ。まちに暮らす人たちが一口2400円/月から共同出資し、一箱本棚オーナーとなり、自分のおすすめする

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コロナからのまちづくり02|地域の資源を活かそう!は、もう終わり。あまねく個人の、あらゆる発露を愛でることで、まちが育つイメージを!喫茶マーケットとブードゥー・ドーナツ。

コロナからのまちづくり02|地域の資源を活かそう!は、もう終わり。あまねく個人の、あらゆる発露を愛でることで、まちが育つイメージを!喫茶マーケットとブードゥー・ドーナツ。

まちづくり関連の資料を見ていると、行政でも、企業でも、やたら登場してくる言葉に「地域の資源」「地域の産業」という言葉があります。何をよりどころにして、まちをつくっていくか?を考えたとき、使いやすいワードなのでしょうが、こううたってしまうことが、逆にまちの可能性を猛烈縮めていることに気付いていないようです。

以前、関連した話を書きました。クリエイターでまちづくり!のおかしさについてまとめましたが、

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