マガジンのカバー画像

注目記事

52
運営しているクリエイター

記事一覧

詩【生きているってこと】

詩【生きているってこと】

生きているってことは
悲しみ喜び辛い

生きているってことは
痛みを伴い苦い

今を生きる
ただ生きる

罵り合い騙し合い
吊し上げ笑う

食い物にし
金を巻きあげ笑う

生きているってことは
優しく励まし合う愛しさ

生きているってことは
バカバカしくも夕日に感謝する日々

生きているってことは
ただただ盲目に貫く図太さ
または聴く気持ちのない戯言

詩【花は咲き乱れる】

詩【花は咲き乱れる】

花は自身のために咲いているのだろうけど

盛られたり
眺められたり
切られたり
飾られたり

大変だ

人も一緒

戦争に赴く兵士
リストラされるサラリーマン

それでも花は咲くのだから
立派で凄いことだよな

桜を切るのは躊躇するが
切り花なんかはスパスパ切るよ

恐ろしいな人間は

需要と経済巻き込まれるな

花は咲く

花は咲き乱れる

「Tomorrow is another day」と「明日は明日の風が吹く」

「Tomorrow is another day」と「明日は明日の風が吹く」

過去の詩の振り返りです。

詩に英語を取り入れたいと思い、過去に書いた詩です。私は今でも心の中で「Tomorrow is another day」と呟いている時があります。直訳すると「明日は別の日」「明日は明日」です。このフレーズ自体が名言で気に入っています。

「明日は明日の風が吹く」という言葉ですが、最近は何もしないと風は吹かないと思っています。心の中で呟くには少し重い感じがします。やはり呟く

もっとみる
詩【真っ赤な嘘】

詩【真っ赤な嘘】

嘘をついた
空が青いだなんて

言葉を並べて選んで
自分の心に聞いてみる

響くかどうか
感動するか

真っ赤な嘘を今日もつく
それで誰かが不幸になるか

曇り空でもへこたれない
私とあなたを巻き込んで
すべてがゼロになった

遠い記憶の中
帰らぬ友を探して
遠い記憶の中
過去の自身と決別して
退屈な日常を不安に思い
愛されないと嘆いていた

真っ赤な嘘を今日もつく

空が青いだなんて

いつか幸

もっとみる
詩【言葉を贈る】

詩【言葉を贈る】

言葉を贈る
知るために

言葉を贈る
考えるために

理解を深めるために
感動を理解するために

空はなぜ青いのか

あの夕日はなぜ温かいのか

優しさはどこからくるのか

悪意は
蔑みは
感情は
どう理解したらいいのか

喜びや
不安を
どう理解したらいいのか

考える
言葉を通して

理解する
言葉を通して

詩【心のありか】

詩【心のありか】

どこにあるのかわからない
それは決して見つからない
心のありか
寄るところ
明日世界に爆弾が落ちて
明日世界に隕石が落っこちて
たまたま笑って過ごせるか
たまたま涙を流せるか
つまらない僕の戯言
たまたまで笑えるのか
どこにあるのかわからない
それは決して認めない
心のありか
拠り所
けして変わらない
けして裏切らない
心のありか
寄るところ

詩【言葉がある】

詩【言葉がある】

言葉がある
それは素晴らしい

言葉がある
それは素晴らしい

少しでも心地よい言葉を
見つけられたなら
それは一生で一期の出逢いになる

言葉がある

言葉がある

それは素晴らしい

上でもなく
下でもなく
等身大の
今を思い描く

言葉は素晴らしい

言葉は素晴らしい

愛すべく言葉を
今日も紡いでいこう

詩【俺は】

詩【俺は】

俺は
そんな難しいことを
言っているわけじゃない

俺は
正しいとか
間違っているとか
どうでもいい

少し頑張れば
幸せになれるかもしれない

少し声を出せば
素敵な歌が唄えるかもしれない

少しのことなら
続けられるかもしれない

俺は少し
ほんの少し
言葉を吐いてみたいだけ

詩【一番星】

詩【一番星】

見えなかった言葉集めて
ひとつひとつ言葉を紡ぐ

色のなかった僕の世界に
様々な花が咲く

一番星が見える間は
あなたを愛していたい

一番星が見える間は
あなたを抱きしめていたい

変わらない夢があって
叶わない夢があって
いつしか僕らは
迷子になってしまった

一番星が見える間は
あなたを信じていたい

一番星が見える間は
あなたを愛していたい

彷徨える星の数は
散っていった
同志の証

もっとみる
詩【始終】

詩【始終】

おわりはじまり
はじまりおわる

目標を決めて
目的を決めて

始まり終わる

終わり始まる

生まれて始まる
死んで終わる

何が大事か
始まり?
終わり?

おわりはじまり
はじまりおわる

何が大事か
始まり?
終わり?

詩【力】

詩【力】

一生懸命生きろ
一生懸命考えろ
ただそれだけだ

一生懸命生きろ
一生懸命考えろ
ただそれだけだ

面白いものは
その辺りに
じっと眺めていれば
いつか思う
いつか叶う

待っている
待っている

ここから始まる
ここから始まる

詩【自然の中に】

詩【自然の中に】

自然の中に生まれた
虫の声
夏の色

静かに忍び寄る時
鳥たちの唄声が響き
心地よい風
美しい光
感じられる豊かさ

敵わない

人工物ではない不確かさ
一期一会の

自然な模様

詩【嘘】

詩【嘘】

僕は嘘をつく
僕は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は目に余る有様

私は嘘をつく
私は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は分かりきっている

人間がいる限り
人間が生きていく限り
そこに嘘が生まれてくる
そこにわがままが含まれている

僕は嘘をつく
僕は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は分かっているだろう

詩【自己愛】

詩【自己愛】

自分の言葉で自身を救うのだ
僕はそんなことを考える
単純な事ではない
この人生という大海原を
嬉々として歩めるわけでもなく
見分けのつかぬ過ちを
繰り返し安堵する
そんな温もりの中を生きてこれた
少し違う人生を疎ましく思い
少しの違いを卑下する
くだらない人生
つまらぬ人生感
そんな視点で誰が幸せになれると?
そんな考えで誰が幸せになれると?
そんな事を思い今日も綴る
笑えない詩を
僕は愛していく

もっとみる