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詩【言葉がある】

詩【言葉がある】

言葉がある
それは素晴らしい

言葉がある
それは素晴らしい

少しでも心地よい言葉を
見つけられたなら
それは一生で一期の出逢いになる

言葉がある

言葉がある

それは素晴らしい

上でもなく
下でもなく
等身大の
今を思い描く

言葉は素晴らしい

言葉は素晴らしい

愛すべく言葉を
今日も紡いでいこう

詩【俺は】

詩【俺は】

俺は
そんな難しいことを
言っているわけじゃない

俺は
正しいとか
間違っているとか
どうでもいい

少し頑張れば
幸せになれるかもしれない

少し声を出せば
素敵な歌が唄えるかもしれない

少しのことなら
続けられるかもしれない

俺は少し
ほんの少し
言葉を吐いてみたいだけ

詩【一番星】

詩【一番星】

見えなかった言葉集めて
ひとつひとつ言葉を紡ぐ

色のなかった僕の世界に
様々な花が咲く

一番星が見える間は
あなたを愛していたい

一番星が見える間は
あなたを抱きしめていたい

変わらない夢があって
叶わない夢があって
いつしか僕らは
迷子になってしまった

一番星が見える間は
あなたを信じていたい

一番星が見える間は
あなたを愛していたい

彷徨える星の数は
散っていった
同志の証

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詩【始終】

詩【始終】

おわりはじまり
はじまりおわる

目標を決めて
目的を決めて

始まり終わる

終わり始まる

生まれて始まる
死んで終わる

何が大事か
始まり?
終わり?

おわりはじまり
はじまりおわる

何が大事か
始まり?
終わり?

詩【力】

詩【力】

一生懸命生きろ
一生懸命考えろ
ただそれだけだ

一生懸命生きろ
一生懸命考えろ
ただそれだけだ

面白いものは
その辺りに
じっと眺めていれば
いつか思う
いつか叶う

待っている
待っている

ここから始まる
ここから始まる

詩【自然の中に】

詩【自然の中に】

自然の中に生まれた
虫の声
夏の色

静かに忍び寄る時
鳥たちの唄声が響き
心地よい風
美しい光
感じられる豊かさ

敵わない

人工物ではない不確かさ
一期一会の

自然な模様

詩【嘘】

詩【嘘】

僕は嘘をつく
僕は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は目に余る有様

私は嘘をつく
私は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は分かりきっている

人間がいる限り
人間が生きていく限り
そこに嘘が生まれてくる
そこにわがままが含まれている

僕は嘘をつく
僕は本当のことをあまり言わない
どうなるか
結果は分かっているだろう

詩【自己愛】

詩【自己愛】

自分の言葉で自身を救うのだ
僕はそんなことを考える
単純な事ではない
この人生という大海原を
嬉々として歩めるわけでもなく
見分けのつかぬ過ちを
繰り返し安堵する
そんな温もりの中を生きてこれた
少し違う人生を疎ましく思い
少しの違いを卑下する
くだらない人生
つまらぬ人生感
そんな視点で誰が幸せになれると?
そんな考えで誰が幸せになれると?
そんな事を思い今日も綴る
笑えない詩を
僕は愛していく

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詩【優しい気持ち】

詩【優しい気持ち】

優しい気持ちで生まれた朝は
元気に「おはよう」と言ってみる

暮れゆく太陽が寂しく感じる時は
「いつもありがとう」と言ってみる

妄想や誤魔化しのような日常に溺れた時は
自分に「ご苦労様」と呟いてみる

まだまだ足りない満ち足りない
思いはあっても口にしない

まだまだ見えないこれからだから
他人に優しく
自分に優しく生きるといい

詩【意味】

詩【意味】

意味もなく
意味を求める
意味もなく
意味を考える
意味に囚われ
意味に縛られる
意味を探して
意味を欲しがる
意味が必要
意味を求める
意味に囚われ
意味に縛られる
意味がないと
意味がなく
意味がないと
生きられない

世界の終わり。

世界の終わり。

過去の詩の振り返りです。

結局、世界は終わらなかった。ノストラダムスの予言から数十年。むしろ経済は発展し、AIというSFの世界が迫って来ている。強いて言えば「コロナ」「ロシアが起こした戦争」は世界が変わるきっかけとなった。

終末はいつか訪れるであろう未来。人々は想像します。映画、小説、アニメ、漫画。あらゆる作品で「終末」は取り上げられている。詩もしかり。ノストラダムスもそんな詩を詠んだのだろう

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詩【あるがまま】

詩【あるがまま】

あるがままそこに立つ

あるがままを生きていく

悲しみ喜び
すべてを体感して

痛み温もり
すべてを聴いて学んでいく

固定観念や常識にとらわれず

正しいとか間違いとか気にしない

人に優しく笑顔でいる

過去を振り返らない
未来を心配しない

だって人生は今しかないのだから

向日葵の咲く頃。

向日葵の咲く頃。

過去の詩の振り返りです。

いつからだろう。自然災害をここまで意識するようになったのは。

毎年毎年、災害級の自然災害がいたるところで起きている。

「自然は怖い」と私は思う。人間ではどうにもできないからだ。しかし、人間もたくましい。なんだかんだ右往左往しながら生きている。

表現することや作品を作ることは時に残酷で、戦争や傷ましい事故、事件を題材にしたものも少なくない。自然災害もしかり。作者は作

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罪悪感とは

罪悪感とは

過去の詩の振り返りです。

人は「後悔」とか「反省」をします。何に対してか。人は「懺悔」とか「謝罪」をします。何に対してか。罪や罪悪感からか。

最近思ったことは「罪悪感」があるかないかってかなり人間を人間たらしめるものだということ。普通の人はケンカをしたりミスをしたら、「悪い」と思うからです。しかし、たまに開き直る人を見かけます。如何にも自分は悪くありませんという態度です。強がりや自分を良く見せ

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