見出し画像

サラリーマンの多くが目をつぶっていた仕組み『源泉徴収』とは?

企業勤めをしていたころ、給与明細をみて手取り額にびっくりしてましたが、次第に目をつぶっていたものが『源泉徴収』です。

源泉徴収とは、給与等の支払者がその支払いのときに一定率の金額を天引きして預かり、これを納税者本人に代わって納付するしくみのことです。

今回は、サラリーマンの多くが目をつぶっていた仕組み『源泉徴収』について紹介していきます。

手取りがめっちゃ減ってるけど『源泉徴収』ってなによ


あのぅ、『源泉徴収』って言葉学校で習ってないんですけど・・・

が一応大学出ている沼ペンの感想でした。

源泉徴収とは、給与等の支払者がその支払いのときに一定率の金額を天引きして預かり、これを納税者本人に代わって納付するしくみのことです。

かんたんに説明すると「あんたお金持っていると使っちゃうからおかあちゃんが代わりに預かっとくね♪」という技を国家レベルでやられてしまうんです。

画像1

バビロンの大富豪で紹介されていたお金持ちになるための鉄則「収入の10分の1を貯金せよ」より先に吸い取られていたのです。

ネーミングについても、社会の歯車が働いて貯めた資本の泉から徴収するので源泉徴収というのでしょうかね?

そして、そのお金は政治家の(略)

給与の源泉徴収


個人事業主の場合、源泉徴収を考える際には、2つのグループがあります。

「給与」の源泉徴収と「報酬」の源泉徴収です。

給与の源泉徴収:従業員に給与を支払う個人事業主は、源泉徴収義務者(従業員にかわって国に所得税を納付する)という立場です。

給与以外にも賞与や退職金からも源泉徴収する必要があります。

わたしは、会社からでた雀の涙クラスのボーナスが源泉徴収されて、さらに少なくなったボーナスを妻に報告して責められた経験があります。

画像2

なんならボーナスもらわないほうが、「火種にならなくて済む」という思考になっていました。

報酬の源泉徴収

報酬の源泉徴収:報酬とは外注費のことです。

フリーランスや個人事業主の人が業務を委託し、仕事をすれば基本的に報酬となりますが、ここでも源泉徴収が発生します。

画像3

①外注先に報酬を払う場合

外注先に報酬を支払う場合、100万円以下の報酬額であれば10.21%の源泉徴収を行います。※100万円を超える場合は20.42%

そして、源泉徴収した金額を「支払った月の翌月10日まで」に金融機関などで管轄税務署宛に納付しなければいけません。

②外注先から報酬をもらう場合

外注先から報酬を受け取る場合、100万円以下の報酬額であれば10.21%の源泉徴収を引かれて振り込まれます。※100万円を超える場合は20.42%

たとえば、10万円+税(8%)の仕事を請け負い、「10万8,000円」の請求書を出すと「10万円×89.79%+8,000円=9万7,790円」で振り込まれます。

もちろん差額は、支払い側が納付してくれます。

会社勤めのひとは会社がやってくれるので、あんまり考える時間ないですよね。

最後に


今回は、サラリーマンの多くが目をつぶっていた仕組み『源泉徴収』について紹介していきます。

源泉徴収とは、給与等の支払者がその支払いのときに一定率の金額を天引きして預かり、これを納税者本人に代わって納付するしくみのことです。

個人事業主が源泉徴収を考える際には、「給与」の源泉徴収と「報酬」の源泉徴収がありました。

給与を支払う場合も報酬を支払う場合も、源泉徴収はする・されるので注意しましょう。

この記事が参加している募集

80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!