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#毎日note
指でつぶやく時、ひとしずくの希望がにじんでる。
突然の贈り物のようなふいな出来事が好きだ。
人を好きになるのは偶然だ。
それは突然の贈り物なのだと後になって気づく。
好きになるのではなくて、好きになっちゃった。
このなっちゃった感がわたしたちを切なくさせる。
あの人の名前を呼ぶだけで涙がでるとか。
あの人を好きだとあの人のいない場所で声にするとき
ひとしずくの涙がでるとか。
ひとしずくのものが好き。
海の水は、昔のひとのみんな
言葉って、いつか見た想い出せない夢に似ている。
透明なガラスのコップのふちにそって、詩が刻まれてる。
内側に液体が注がれてゆくときのように。
右側からも左側からもフィンランドの言葉で紡がれた
いたずら書きみたいな詩とコップの写真をみていた。
<夏はどこもかしこも光にあふれ、白夜の夜は遠くの
気配すら聞こえてきます。水面には静寂が宿り、涼しげで>
誰の作品なのかよくわからないけれど、
訳された言葉を追いながら、まだ訪れたことのない