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映画『すずめの戸締まり』雑感
まずカーステのあざとい選曲と、その曲たちを口ずさむシーンで何故か心がざわついた。なんでだろう。ちょっと自分にはベタ過ぎたのかもしれない。
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大ヒットを前提とした作品だろうから、さまざまな意図や仕かけが潜んでるんだろうことは想像できるし、単なる「いち鑑賞者」ごときがそのすべてをフォローすることなどできないことも承知している。
個人的には、この映画に「自己欺瞞からの脱出」というテーマを
きのこたけのこ論争と、数字と感覚
MEIJIの超ロングヒット商品で、「きのこの山」と「たけのこの里」というお菓子がある。人気を二分するこれらの商品は、しばしばどちらが好きかという議論になる。いわゆる「きのこたけのこ論争」というやつだ。
この「きのこたけのこ論争」について、ひろゆきが動画で持論を展開していたのを見た。彼の理論によると、「きのこの山」の方がチョコレート部分が多いから「たけのこの里」を選ぶ人はナンセンス。みたいな理論だ
コミュニケーションの極意
「勝った人」がいれば「負けた人」もいる。「1位の人」「2位の人」あるいは「圏外の人」というふうに、みんな違う立場を経験している。自分の経験だけを信じているということは、自分だけにしか通用しない言葉で話しているのと同じだ。
世の中は「他者との関係性」で形成されている。他者に自分の話を理解してもらうには「立場」を考えなければならない。自分がどこに立っていて、どこに立っている人に向けて話しているのか。
『中田敦彦のYouTube大学』について感じた違和感と楽しみ方
2020年、コロナの影響で休業手当をもらいながら自宅で過ごしていた時期によく見ていたのが『中田敦彦のYouTube大学』だった。仕事が再開した今でもたまに見ている。暇つぶしになり、しかもお手軽に教養までついてしまう。退屈な自粛期間中はとても重宝した。入浴中にBluetoothスピーカーからBGMとして流すのがいつしか習慣になっていた。おもしろそうなトピックを選んでタップするだけで、「知識の概要」が
もっとみる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を鑑賞して感じたこと
ネット予約が間に合ったので、公開日に映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(エヴァンゲリオンの完結編)を鑑賞することができた。
話題作である。とうぜん席は満員。別の時間の回もほぼ満員だった。いまこのスクリーンには、数百人が関心を示し、同じ場所に集まって、この作品を観ている。初日とあって、おそらくそれぞれが強い想い入れを持っているのだろう。
私がしっかりとエヴァを見たのは、旧劇場版のタイミン