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まにまに

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2024年4月の記事一覧

本から 憧れを手にする

本から 憧れを手にする

読書家の人に憧れる。
水を飲むように本を読む人。

私は本をあまり読まない。読めない。
スイッチが入るまで時間がかかる。

読んだ後の余韻は残っていても、それをどう思ったのか、何が好きだったのか、結局よく覚えていない。

先日も図書館で数冊借りて満足し、期限前に慌てて流し読み、間に合わず返却した。
いつも中途半端。

その帰り道、本屋でふと目があった。
季刊誌「スピン」

「スピ」に反応してしまっ

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おじいちゃんの夢を見た

おじいちゃんの夢を見た

小学5年の時に亡くなった、
祖父が先日、夢に出てきた。

真顔で目の前に立っている。
何も言わず、私の寝ている布団を叩く。
優しくというより急かすように。
起きなさい、というように。

笑ってくれると思っていたのに、やたらと叩くから嬉しくなかった。嫌だと言うかわりに布団を強く引っぱり、そっぽを向いた。

起きた頃にはすっかり忘れていて。
いつもの習慣でお線香をあげ、手を合わせている時に祖父の顔を思

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それぞれ紡ぐ物語

それぞれ紡ぐ物語

小さくて可愛いものが好きです。
紙もの、木のもの、ガラス、布、陶など。

それらを好きだと感じる時に浮かぶのが「物語」という言葉。
「物語が始まるようだ」とか
「手のひらから広がる物語」など。

情緒や風情。奥行きや広がり。流れの中の煌めき。大切なものを表す時のキーワードとして使っているけれど、

そもそも「物語」って何だろう?
私にとっての「物語」って何だろうと
ここのところずっと考えていました

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どっちでもいい、と思ってみる

どっちでもいい、と思ってみる

noteを始めてみて
言葉を発することが少し、こわくなった。
というか、立ち止まるようになった。

誰も見てないと思って始めよう。
それぐらいのふわーっとした感じで動かないと、いつまでも変わらないしなあと
noteにやってきたわけです。
見てない見てない、ほれ、やってみたらいいじゃんって。

最初の3行。これさえも書いたり削ったり↓

でも、こんな辺境なのに反応を頂いたり、色んな方々の人生の一端を

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おはようと おやすみと

おはようと おやすみと

習慣にしていること、あっただろうか。
というか「習慣」ってどういう事だっけ。

今、決まりのようになっていることは
朝晩、手を合わせて祈ること。

コロナ禍で帰れなかったお彼岸から
なんとなく続けています。

* * *

朝はおはよう、夜はおやすみと言う。挨拶の延長で手を合わせる。
まず父母、そして亡くなった祖父母たちの顔を思い浮かべ、皆が元気であるよう祈る。

お供えは おやつに食べたいものを

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