香りの植物―樹木からハーブまで
とにかく、香りのある植物を、たくさん取り上げて、紹介した本です。
「花が香る」植物が多いですが、それに限りません。コショウやカルダモンのように、ハーブやスパイスとして使われる植物も、紹介されています。
全ページがカラーで、美しい写真が載っています。解説文も、難しくありません。気軽に手にとって、読める本です(^^)
例えば、ドクダミやクチナシのように、日本で普通に見られる植物も、載っています。
けれども、アカバナガムノキ、ヤコウボク、ニクズクとなると、植物園にでも行かない限り、日本では見られませんね。これらの香りの植物についても、カラー写真と解説が付いているのは、嬉しいです。
普通の植物図鑑では、お目にかかれない植物も、けっこう載っています。情報が少ない植物については、ありがたいと思います(^^)
以下に、本書の目次を書いておきますね。
はじめに
植物は香りで虫を呼ぶ
身を守るための香り
香りの好き嫌い
香りのふしぎ
クチナシ（梔子）
アラビアコーヒーノキ
ハクチョウゲ（白丁花）
ヘクソカズラ（屁糞葛）
ヤエヤマアオキ（八重山青木）
ケアリタソウ（毛有田草）
ワサビ（山葵）
イチイ（一位）
カヤ（榧）
イチョウ（銀杏）
ハルガヤ（春茅）
ベチバー
タラノキ
ウド（独活）
オオパイプカズラ
ラウアエ
ミツデウラボシ（三つ手裏星）
クイニマンゴー
マンゴー
オシロイバナ（白粉花）
（中略）
ミズキ（水木）
リュウガン（竜眼）
レイシ（茘枝）
ヘリオトロープ
キュウリグサ（胡瓜草）
マツリカ（茉莉花）
ハゴロモジャスミン（羽衣ジャスミン）
キンモクセイ（金木犀）
タイサンボク（泰山木）
コブシ（辛夷）
ハクモクレン（白木蓮）
カラタネオガタマ（唐種小賀玉）
クロツグ
スギノハカズラ（杉の葉葛）
スズラン（鈴蘭）
チューリップ
ヒアシンス
ネジバナ（捩花）
バニラ
ニオイシュロラン（匂い棕櫚蘭）
さくいん
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