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素敵なnote=文章を書く方々

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内容、あるいは文章が魅力的なnoteを書く人。読み返したいものたち。
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#言葉

[ちょっとしたエッセイ]失礼な手紙とくどい手紙

[ちょっとしたエッセイ]失礼な手紙とくどい手紙

 今の時点でということで言えば、手で書くことは、嫌いではない。ただ、自分の字が、時々異様に嫌になる時があって、その時は、書くことすらも嫌になるのだが、概ね書くこと自体が苦ではない。
 
 そして、次のフェーズへ移る時、グッと書くことが苦手になる。それは、手紙だ。仕事でお世話になった方へのお礼状や、荷物を送る際の一筆など、月に2〜3は紙に向かって手を動かすのだが、これがなかなか時間がかかる。季節の挨

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ネットコミュニケーションのコツ vol.1

ネットコミュニケーションのコツ vol.1

先日、私の書いた日記のコメント欄に、ある方から
「あなたの娘さんに救われました」
という書き込みがありました。
いったいどいうことなんだろうと、その方の日記を見に行ってみました。
すると、次のような事情であったことが分かりました。立ち入ったことを書きすぎると迷惑になるかもしれませんので、ざっくりとご説明します。

🍀➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖🍀

その方、仮にAさんとしましょう。Aさんの書

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辞書に載ってない言葉だけど、みんなが知っている

辞書に載ってない言葉だけど、みんなが知っている

おひとりさまから港区女子まで、社会記号は「新しいあたりまえ」を体現日経新聞に「令和なコトバ」っていう連載があります。この連載は令和の世の中に登場する新語を紹介し、そこから世相を読み取っています。今月はレンゲを使わずラーメンのスープを丼から直接のむ行為「デッド飲み」を紹介しています。
僕はかなり前から社会記号の研究をしてきたのでこの連載には興味津々。社会記号というのは「おひとりさま」や「草食男子」み

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言葉を紡ぐときに零れ落ちるものを見たいから、言葉を紡ぐという矛盾

言葉を紡ぐときに零れ落ちるものを見たいから、言葉を紡ぐという矛盾

喉まで出かかったことを、しまう。
文章を書いた紙を、くしゃくしゃにする。



言葉で表現できることはとても限定的だ。

日本語で書く以上、日本的な表現から抜け出ることができない。他の言語でも同じことが起こるだろう。

他人のnoteを読むときに意識することがある。

どんな想いで文字を綴っているのか。
その人の生き方がどんなものか。
一連のnoteの流れはどんなものか。

文章と文章の間、no

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