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素敵なnote=文章を書く方々

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内容、あるいは文章が魅力的なnoteを書く人。読み返したいものたち。
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2021年9月の記事一覧

その「改行」に魂はこもっているか? AA

その「改行」に魂はこもっているか? AA

ネットでの文章によくある特徴として「改行が多い」というものがあります。ここで「やたらと改行が多い」と表現しなかったのは、そのネットの改行の多さに対して良し悪しを感じているからで、ニュートラルに自分の心を置きたいからです。

ネットにおける改行が多い理由は、それまで紙を中心とした文章に対するアンチテーゼだと感じています。要するに、「お前ら昔の文章は読みにくいんだよ」と改行の多いネットの文章は主張する

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私が会社員と並行してまでアイドルをやる理由。

私が会社員と並行してまでアイドルをやる理由。

こんにちは

初のnote投稿です

なんで急にnoteを書き始めたかと言うと…

私は平日フルタイムで会社員(正社員)をしながらアイドルとして活動しています

そんな私が日々思うことや感じたこと

少しでもみなさんに知ってもらいたいなと思ったからです

昔からずっと文章書いたりすることが苦手で

始めるかすごく悩みましたが

気張らず自分のペースで

ゆるっとのんびり書いていこうと思います

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【『死、欲望、人形――評伝ハンス・ベルメール』刊行記念 】本書「はじめに」試し読み

【『死、欲望、人形――評伝ハンス・ベルメール』刊行記念 】本書「はじめに」試し読み

フェティッシュな少女人形――痙攣的な美!
ブルトンとバタイユを魅了し、澁澤龍彥と四谷シモンをとりこにした、イマージュの極北!

先日小社ではピーター・ウェブ、ロバート・ショート著『死、欲望、人形――評伝ハンス・ベルメール』(相馬俊樹訳)を刊行いたしました。
ベルメールの唯一の伝記、長らくベルメールファンの間で刊行が待たれた、まさに待望の一書です。
サド、ボードレールを賛美した、瀆聖の、両性具有の、

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海外文学勝手に50選やってみたーぱふぱふ!!Part1

海外文学勝手に50選やってみたーぱふぱふ!!Part1

なんかnoteの企画で #海外文学のすすめ  というのがあったので、これは海外文学ラバーの自分としては参加するしかない、せずにはいられない気持ちが湧き上がりました。

あ、こんにちは こんばんは こんばんはー

そうなのです。
海外文学はちょっと前までなんとなくコアな読者に支えられてきた、まるで専門書扱い?の分野でした。

でもここ最近、『82年生まれキム・ジヨン』をはじめとする韓国文学や、それこそ

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書く人間はモテない

書く人間はモテない

久しぶりに、田中泰延さん著書の『読みたいことを、書けばいい』を読んで、第四章に書いてある『書く人間はモテない』という言葉に心が痛んだ。

なぜならこの言葉を読んだときに、自分の年齢を振り返ったからである。

23歳、女性。どう考えても文章を書かないほうがモテる。

インスタやTikTokを見て思う。同年代はみな顔を載せていいねをもらっている。対して私は、60歳になってもできる「文章を書く」という行

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