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映画感想

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2023年9月の記事一覧

映画「すずめの戸締まり」十五夜で中秋の名月 今日がクライマックス

映画「すずめの戸締まり」十五夜で中秋の名月 今日がクライマックス

①今夜は十五夜で中秋の名月です。すずめの戸締まりのクライマックスは2023年9月29日らしいです。
②オーディオコメンタリーによると、満月の日にこそ「常世」に入ることが出来るという設定があるらしい。
③本作が去年公開にも関わらず、今年の物語と気づいた人はどのぐらいいるのだろうか?

映画「こんにちは、母さん」吉永小百合さんが演じる母の恋愛

映画「こんにちは、母さん」吉永小百合さんが演じる母の恋愛

②実家に帰ったら、母が恋をしている。昭夫は母である福江に勘弁してくるよ〜というが、恋をして福江はめちゃくちゃ美しくなっていく。吉永小百合さんの演技も良い。人は恋愛でかっこよくなったり、美しくなったりする。まあ、個人の実感だが。恋をし始めた福江はすごく美しい。そこに昭夫が絡みだすが、近所の仕事仲間や孫が応援することで、福江の恋は前に進み出す。恋をすると人は変わるし、第三者から見ると、それはとても美し

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映画「タートルズ」①アクション×タートルズ×実写

映画「タートルズ」①アクション×タートルズ×実写

①何か消化不良。敵対組織がミュータント研究所とスーパーフライだから何と戦うのか分かりにくかった。
②チームタートルズはめちゃくちゃカッコ良かった。アクション多めで兄弟チームの戦いはグッド。
③カンフーの実写が印象的。でもなぜカンフーなのさ。タートルズとネズミ師匠も独学で強くなりすぎ。面白いけど。

映画「すずめの戸締まり おかえり上映」映画館で聞くオーディオコメンタリー

映画「すずめの戸締まり おかえり上映」映画館で聞くオーディオコメンタリー

①おかえり上映を観てきました。クリアファイルをもらってウキウキしました。ラストのシーンですし、パッケージ版の絵柄とか。何か5回ぐらい観ましたが、期間をあけるとまた色々楽しめますね。今回は、アプリ使用でオーディオコメンタリーが聞けました。裏話とか背景に描いたものとかめちゃくちゃ細かい設定や描写が説明されて大満足です。内容はパッケージ版と同じなんですが、エンドロールの時におかえり上映限定の追加コメンタ

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映画「こんにちは、母さん」大企業のリストラ

映画「こんにちは、母さん」大企業のリストラ

①大企業で働いていても50代になり出世してもリストラをしないといけない。中々にシビアです。大泉洋さんが演じる昭夫は大企業の人事部長、50代ともなればリストラをする立場になります。昭夫の幼なじみも大企業でもリストラがあるらしいと話し、昭夫は神経をすり減らしていきます。大企業でさえ、いや大企業だからこそコストを削減の名のもとにリストラというのはニュースで読むことがあります。円高や物価上昇などリストラの

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映画「ジョン・ウィック コンセクエンス」印象に残った3選① アクション多めで3時間があっという間

映画「ジョン・ウィック コンセクエンス」印象に残った3選① アクション多めで3時間があっという間


初めてのジョン・ウィック①ジョン・ウィックシリーズ始めて観ました。めちゃくちゃ面白いかなぁと期待していましたが、ストーリー面はよく分からなくて、一作目から観ないとなあと思いました。主席連合の義務、ケインをはじめとする友人との関係、コンチネンタルホテルの歴史などが分からなかったので、観ないといけません。Netflixで配信していたので、配信期限切れでなければ観たいと思います。中々にアクションが多く

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映画「ミステリと言う勿れ」菅田将暉さんの演技力

映画「ミステリと言う勿れ」菅田将暉さんの演技力

■菅田将暉さんの演技が良かった。久能整の性格が印象的であり、演技の幅の広さが記憶に残る。柴咲コウさんとの場面で女性に対する固定観念に対する意見はまさにそのとおりだと思うし、祖父らしき人物がバツが悪そうにする態度と日本風の家の対比が制作者の言いたいことなのだろう。久能整は言いたいことははっきり言うし、女性に対してもそうするのだが、結果的に女性が活躍し、やる気を出させ、道を示す役割になっている。今回も

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映画「Gメン」週末の人気映画×岸優太×ラスボス尾上松也

映画「Gメン」週末の人気映画×岸優太×ラスボス尾上松也

■この土日、かなり人が入っていた映画。入場者特典のポストカードが目的かもしれない。金曜辺りに予約しようとしたが座席がほぼ満員になりかけていたので金曜日に観た。内容もいいが、主人公の岸さんが人気なのかもしれない。イケメンも多いけど、八神先輩や伊達先輩がカッコいいから、スタイリッシュなヤンキー映画に見える。特に伊達先輩がイケていて、めちゃくちゃ喧嘩が強い。空手が基本なのかもしれないが勝太とは違って型が

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映画「Gメン」喧嘩映画×直線主人公×勧善懲悪

映画「Gメン」喧嘩映画×直線主人公×勧善懲悪

■面白くて二回も観てしまった。勝太がかっこいいし、主人公しているのがいい。下手に出ていると見せかけて喧嘩はなるべくしないスタイル。ただし、仲間が傷ついたり、彼女がさらわれたりしたら除く。一見華奢なんだが、めちゃくちゃ喧嘩強いのが最高だ。内容をまったく知らないまま鑑賞したが、まさかの殴り合い。ヤンキー映画とは思わなかったが、主人公の勝太が真っすぐで仲間思いで何か清潔感もあるから印象が良くなっている。

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映画「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」20年経っても変わりないアバレ

映画「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」20年経っても変わりないアバレ

■昔見た戦隊物。俳優は年を重ねて、大人になったなあと思いきや、レッドとアバレキラーは年を感じさせなかった。ハリケンジャーもそうだけど、昔の特撮を当時の俳優で続編やるのはいい。今回の怪人は関智一さんが声優だからめちゃくちゃ面白かった。あーゆーコミカルな怪人だと盛り上がる。みんな年は取ったけどカッコ良かったし、ブルーなんてヒロインを説得するレッドどこいった?になっていた。20年でみんな変わったけど、ア

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映画「君たちはどう生きるか」興行収入80億円に迫る×アニメで哲学を表現か

映画「君たちはどう生きるか」興行収入80億円に迫る×アニメで哲学を表現か

■興行収入が79億円に迫っている。何か公開初期にネットで意見があった金額に近づいている。正直、100億円は行くだろうとは思っているが、中々数字は上がってこない。リピートしにくい作品であり、カタルシスが見つけにくいのが厳しい。子供向けには見えず、後継者問題などはまさに大人の、しかも人生をやりきった人向けであるようだ。内容は難しく、わたしが子供の頃に見ても中々に記憶に残りにくいとは思う。鬼滅の刃や君の

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映画「バカ塗りの娘」津軽塗職人の父と娘の対話 祖父の遺したもの

映画「バカ塗りの娘」津軽塗職人の父と娘の対話 祖父の遺したもの

■津軽塗の継承が一つの問題として描かれているが、父親と娘の対話が重要なテーマとなっている。津軽塗を生業にしている父親に対して、娘の美也子はスーパーでバイトしながら津軽塗の手伝いをしている。父は息子に継いでほしかったが、美容師になりイギリスに旅立ってしまう。確かに父からしたら息子は大事なのだが、美也子は父と同じぐらい情熱を持っていた。バイトで失敗続きなぐらい不器用なのだが、津軽塗への情熱は凄まじい。

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映画「シティーハンター 天使の涙」Get Wildがあればすべて許せる

映画「シティーハンター 天使の涙」Get Wildがあればすべて許せる

■観てきた。非常に良かったと。やはりGet Wildは良かったなあ。あのラストだ!というのをダイレクトに叩き込むラストは最高だ。シティーハンターの成分は3割ぐらいGet Wildで出来ているように思う。確かにエンディングの出来はとても大事で、エンディングが始まったからチャンネル変えるわ〜とか違う配信見るわ~なんてことになる。そーゆー視聴者を退屈させないためにそんな工夫が必要だ。今回の映画はドローン

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映画「サンドランド」鳥山明原作のアニメ

映画「サンドランド」鳥山明原作のアニメ

■鳥山明原作の本作。漫画で見たときには正直に言って、あまり印象に残らなかったが、アニメにするとすごかった。かなり前に見た漫画で内容は覚えていなかったが、水を起点にした冒険活劇で、勧善懲悪も内包されている。戦闘は戦車がメインなのだが、めちゃくちゃ作画に凝っていて、バトル物が好きな人だと大満足する内容だ。