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エッセイの芋虫のまとめ

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blogでもなく日記でもなく物語でもないけど考えたことエッセイみたいな。まだ羽化する前のエッセイみたいな芋虫みたいなそんな物のまとめ。
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まめ

まめ

コーヒーの豆をぶち撒ける。
『ぶち撒ける』ということはかなりの散乱具合である。これは片付けが大変。そして「あーあ」という心持ちと自分の怒りが頭の中を占領する。何故、コーヒーの豆をぶち撒けたのだろうか。何故、テーブルに持って行くはずの豆をぶち撒けたのだろうか。真意はわからない。でもこの思考をしている瞬間も世界は回っているからこのビジー状態の私の周りを皆恒星のようにぐるぐると動く。川の中に大きな石を置

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ハッと

ハッと

星が瞬く夜に1人海辺にいる。
押しては返す波を眺めている。そんな波が羨ましい。押しては返せるということはそういう動きがあるということでそういう変化があるということである。
瞬く星たちは海に映っていてとても綺麗だ。この海の水をすくったら星たちもすくったことになるだろうか。ロマンチックだ。とてもロマンチックだ。ロマンチックすぎて蕁麻疹になりそうだ。こりゃいけね。
何故私がこんなところにいてこんなことを

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びこ。

びこ。

大きな山に向かって「おーい」と叫ぶと「おーい」と返ってくる。

やまびこ と言うらしい。

「ボケナスー!」と言うと「ボケナスー!」と返ってくるのだろう。
そうするとボケナスと言いたかった僕がボケナスということになってしまう。それは避けたい。なんとかこのボケナスと言いたい気持ちを発散させたまま終わらせたい。ボケナスをボケナスで返して欲しくない。

というわけで大きな大きな壺を買いました。
この壺の

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近々なコトコト

近々なコトコト

最近のコトコトについてツラツラと書いていきたい。
『夏』という一大イベントが終わりを迎えようとしている。終演に向けたフィナーレはまだまだ続き、『熱』という余韻をいまだに残している。
この件に関してはどうにかして欲しい。「暑い」という言葉では足りないくらい【暑い】どうしたものか。「溶ける」まではいかないがいまだにこの気温なのはどうにかして欲しい。
昔の恋愛のようにすんなりとフェードアウトして欲しいの

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Bon yarI

Bon yarI

どうも。オンナノコです。

 ここ最近、カキモノを始めました。
というのもやっぱり文才はなくても
物語は書きたいという気持ちがあるからなのです。だからまったくもって拙い文章でも書きたいのです。書いて書いて。また書きたいのです。

【背中が痒くなくても初めて孫の手を見て使わせてもらった感覚に似ている】

 夏休み。祖父母の家に行って、扇風機が回る中「よく来てくれたね」という言葉が飛んでそれから家の中

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ぱわー

ぱわー

すーぱーなぱわーがあったとして、【空が飛べる】としたら。
勢いよく飛んでいって、音速で街中を飛行したとしても街中の人たちには一つの情報にすぎないだろう。
【目からビームが出る】としても。街中でビームをぶっ放したとしても街中の人は目に埃が入ったくらいのことだろう。

それくらい情報が多いということだ。情報社会。その名の通り嫌というほど情報が入ってくる。そんな社会でまた過度な情報。【スーパーパワーを持

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ロイターバンバンバン

ロイターバンバンバン

天気が良い日は気分が良い。驚くほどに足が軽い。重力というものはないのか?それとも気分で地球の自転のスピードを遅くできるのか?そういう能力なのか、私。

漆黒の私。

厨二病全開。領域展開

ま、そんなことは置いておいて。
「こういうくだらないものを置く棚買ったのー」
「えーどこで?いいなぁ」
「IKETENAI」

イケてない
衝撃のイケてない登場に全米が泣いた。ついでに煎餅も泣いた。
「最近の煎

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さくらんぼの権利。

さくらんぼの権利。

メロンソーダを頼むと緑のソーダの上にアイスクリームとさくらんぼが乗ってます。
例えば780円のメロンソーダだとして、780円のいくら分がさくらんぼなんでしょうか。さくらんぼが主役的なとこあると思うんですが、どうでしょうか?緑に白ときて、赤。これでしまっているのでないかと思います。どうでしょう。

アイスも確かに存在感あります。

確かにあります。でもさくらんぼ可愛さが勝つな。さくらんぼが女の子が髪

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はぁ〜と。

はぁ〜と。

出るよね。ため息。出る出る。
幸せが逃げるとかよくいうけど、逃げたら捕まえればいいんだから逃しておけよ。たまには逃してやれよ。「幸せ」という名前なばかりにたくさんの人に捕まり閉じ込められる。その幸せというステータスに皆すがる。だから幸せが少しでも逃げようとすると閉じ込める。

逃してやれ。たまには。帰ってくるさ。

そう思ってため息を吐く。はぁ〜と。はぁーとでハート。ハート型である。ハート型は幸せ

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何回だろう

何回だろう

【ヒーローガール】

今、私の家のニュースはこのワードが沸騰している。我が家の緊急速報は常にこのワードだ。

娘達がとにかくハマっている。ハマりすぎているのではないかというくらいハマっている。もうスッポリと。ジャストフィットとはこのことかと。
「お客様お似合いですね」というレベルではなく、「おおおお客様。このために生まれましたか?」レベルだ。

【ひるがるスカイプリキュア】である。

今期のプリキ

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とんだ。話

とんだ。話

「布団が吹っ飛んだ」
よくあるダジャレだ。この状況は色々な心情があると思う。今日はそこを考える。

・布団が一枚しかなくて、飛んでいってしまってはまずい場合の「布団が吹っ飛んだ」

これは布団が吹っ飛んだ場合、即座に対応しなければならない。靴が脱げても何をしてもとにかく吹っ飛んだ布団を確保しなければならないからとにかくダッシュだ。これは冷や汗もんだ。そこら辺にいる誰かにひとしきり声をかける。「布団

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思わずに

思わずに

【激辛ラーメン】
それは辛いというラーメンを超越したラーメンである。辛いの上の刺激。“痛い”になるのだろうか。そんなラーメンを頼んで食べる。物好きもいたものだ。
食券を買い、カウンターでラーメンを待つ。やってくるラーメンはとにかく赤い。全部が赤い。器が黒いから余計赤い。赤く見せるために器が黒いのかもしれない。事前に3Dメガネ(レンズが赤と青のやつ)をかけていれば赤くは見えないだろう。だが、それはリ

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通勤

通勤

自転車で通勤している私にとって一番のネックは【雨】である。殿堂入り第一位【雨】である。量ではない。小雨、大雨関係ない。【雨】なのである。第二位はない。しいていえば【雪】だが、これも【雨】と同じようなものなので【雨】なのである。
もちろん、雨の時にそのままは行かない。ちゃんとレインコートを着る。だが、雨の日のレインコートは両腕使わずにボーリングしているのと一緒だ。両腕使わないのにボーリングするやつを

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夜に

夜に

・夜に【朝青龍さん】に会ったらなんか気まづい。

どうも、オンナノコです。こんばんわ。
気まづいですよね。なんか。なんでだろ。なんか気まづいんですよね。

「朝青龍さん、こんばんわ」

ってなんかムズムズする。なんでだ?

「朝青龍さん、おはようございます!」

これはいいな。なんでだろう。どうしたんだろう。私はどうしてしまったんだろう。

名前だろ。ふざけるのはいい加減にしろ。

すいません。そ

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