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なかやまかずはの『ささめごと』

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"えっくす"のタイムラインのように、時系列で"なかやまかずは"の映画感想・自由律俳句・140字のショートエッセイ等もろもろを「こしょこしょ……」とささめています。
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#140字エッセイ

「さて、これから動くぞ」というときに限って思わぬ足止めを喰らってしまうことがある。

それは、悲しみだったりやりきれなさだったり、カタチを変えてぐにゃぐにゃと目の前に現れる。否応なしに。

それでも私にできるのは、言葉を紡いでいくことだから、もがきながらなんとか綴って生きてくよ。

「~できなかった」

"ない"方にフォーカスしてしまいがちなのは、きっと私だけではないはず。

だからこそ、いちばん初めに手放した方がいいんだってことが痛いほど分かるけど、「うるせぇできねぇんだよ」って気持ちに嘘つかないことも大事な気もする、から。

少しづつ進めばいいのよね。

かろやかさ、が欲しい。
あれこれ考えず、いつの間にかつま先が出ちゃって歩み始めちゃったー、みたいな。

でも、それができないタチなんだよなー、ということもちゃんと分かっているので、「まっとうにできる人」と比べるのはやめる。

じっくり、熟考しながら私の歩幅で生きていくことにした。

脳内キャパオーバー×体調不良が重なりすぎたが故に本腰入れて執筆に取り組めない現状に嫌気がさしたり。2年前に自分の中で何かが半壊してしまってから、日を追うごとに影の部分が大きくなっちゃって。中々こちらでは活動出来ておりませんが、生きて、"書いて"います。今日はありのままを綴りたく。

身体の奥底が揺さぶられるような、そんな夢を見た。最早ぼんやりとしか顔や声色を思い出せないのに、こうして"あの人"は度々私の夢に出てきてはほのかな存在感だけを残してすぐに消え去ってゆく。……これほどまでに椎名林檎さんの『TOKYO』と合致する寝起きってあるイミすごい…よね?(感嘆)