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多分、僕は疲弊している。その自覚はあるけれど、今は立ち止まれない。自分の限界が患者の予後規定因子であってはならない。歯を食いしばって切り抜けることが間違っていることは百も承知だが、それでしか救えない事もある。
全力を費やさない理由など無いだろうに
僕は幸運な生き物だ。
口惜しいが生まれた環境は恵まれていた。毎日生きると言う事自体の苦労は味わった事がない。のうのうとドラ息子らしく生きて来て、その延長線上にしか今は無い。ハングリーに生きているつもりだが、言わば、イミテーションワイルドだ。
とある人から、そこまで臨床に打ち込めるのは何故かと問われた。僕のスタンスとしては、逆に、どうして打ち込めないのが普通なのか、と言う形なので、若干答えに窮し
僕は何処に向かうのだろう
人生において大きな不安はない。どうしたってなるようにしかならない。だから、漠然とした不安を感じるだけ無駄だ。ただ、抗えない宿命と言うのがあるなら、それくらいは知っておきたいと思う。
救急と言う道を選び、タナボタ的にサブスペシャリティとなる手技を身につけ、今は一番習熟度を高める時期と思う。平たく言えば、毎日やる事もあり、楽しい。自分自身ができることが増えた実感も多い。じゃあ、それで良いのか、それだ
匍匐前進でも前進は前進
気が付けば真夏日のような毎日。確かに季節は変わっている。
思えばゴールデンウィークに入る直前の勅命から日々自転車操業で戦ってきた気がする。ここのところ自分自身のスペックが落ちてきた自覚はしているが、疲労困憊と言うのはあながち間違っていないのだろう。
臨床医としては、多少疲れてはいるけれど、平時とは変わらないスペックで戦えていると思う。IVRの手技的な部分はexpertには程遠いけど、novic
玄関で人が倒れています。
この設定でオリエンテーションしたのが2月前。同じスタートで異なるシナリオ、異なる側面でのフィードバックをして、諸々学びを抽出できたかと思います。
1.BLS
先ずはシンプルな心肺停止シナリオ。これができるなら次のステップ…だけど、まぁ、なかなかできないことが多い。Call for helpの方法とか、先ず身体で困ってもらって院内急変サービスの呼び方などを学習してもらう。冷や汗を伴う記憶は、やっ