辿り着く為の壁

僕はまだ若い。
しかしながら、1年前に比べれば体力は落ちて行き、救急医としての全盛期は過ぎていく。
間も無く33歳、自分の目指す所を考える。

先日、とある人から言われた。
自分と同じかそれ以上のレベルの人と切磋琢磨する機会があれば、もっと伸びるのにね、と。
知らぬ間に見て見ぬふりをしていた自分自身に再度認識を迫って来たな、と言う感覚だ。
それは間違いなく正しいと思う。
若い内に自分が一番の組織で自分の思う通りに動くような状況を作っては、結局のところ伸びない。
僕にとって1番大切なのはライバルの存在だ。
それも、遠方に居て何となく想いを馳せるようなものではなく、鎬を削り合う相手が欲しい。

結局、僕は何になりたいのか。
僕はあくまで救急医でありたい。
IVRは手段であって目的ではなく、武器ではあるけど唯一無二のものではない。
Interventionistであり、尚且つ、Intensivistであると言うスタンスはインボスではあり得る。
そして、結局、プレホスも本当ならやりたい。
そう思えば自ずと次に行くべき道は決まってくる。

あとは、どれだけ腹を括れるか。
何処で自分の現在地に見切りをつけるか。

今夜も悩みは尽きない。

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