見出し画像

疲れがとれない原因は、副腎疲労だった【副腎疲労とは?原因とを解説】

✅寝ても疲れがとれない
✅エナジードリンクやコーヒーが手放せない
✅朝にまったくやる気が起きない
✅すぐにスタミナがなくなる

そんな症状はありませんか?

もしかしたら、それは
”副腎疲労” かもしれません。


「最近、疲れているだけだ。」
「年のせいだ…。」

と放置していると、最後は
疲れ果てて動けなくなる可能性も。


ダイエットサポートをしていると
副腎疲労の方が
チラホラいらっしゃいます。

いつも疲れているので、
なかなか運動できなかったり、
食事を作る気力がなかったり。

副腎疲労になると、
そもそもダイエットをできるような
気力がないので、瘦せるのが大変
です。


ダイエットを成功させるためにも
副腎疲労をなくして、
気力を取り戻していきましょう💪

今回は、

✅副腎疲労とは?
✅副腎疲労の症状
✅副腎疲労の原因と対処法

について解説します^^🍀



副腎疲労とは

副腎疲労(副腎疲労症候群)とは、

慢性的なストレスなどにより、ストレスに対抗するホルモン(コルチゾール)の分泌量が低下し、ストレスに対処できなくなった状態

を言います。

コルチゾールとは、
ストレスに対抗するホルモンです💡

私たちは、ストレスがかかると
そのストレスを乗り越えようとして
肉体的にも精神的にも ”ハイ” な状態
になります。

もっと具体的に言うと、

ストレスを感じる

脳の視床下部からCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌される

脳の下垂体からACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が分泌される

副腎皮質からコルチゾールが分泌される

このような機序で
コルチゾールが分泌されます。


そして、
コルチゾールが分泌されることで
血糖値・血圧・心拍が上がり
元気・やる気が湧いてくるんですね。

しかし!
ストレスが慢性的に続くと
疲弊してホルモンを出すことが
できなくなってきます。


副腎疲労とは、

慢性的なストレスなどにより
コルチゾールの分泌量が減ってしまい

やる気が気力がわかなかったり、
慢性疲労になってしまう状態

のことなのです。


副腎疲労の主な症状

副腎疲労の主な症状はこちら(⇓)

✅寝ても疲れがとれない
✅朝起きられない
✅やる気が出ない
✅何もないのに悲しい
✅小さなことでもイライラする、キレる
✅これまで好きなだったことさえ、興味がなくなる
✅すぐスタミナが切れる
✅記憶力が低下した
✅仕事でミスが増えた
✅性欲が減退した
✅風邪をひきやすい
✅朝よりも夕方のほうが元気
✅エナジードリンクやコーヒーを手放せない
✅甘いものやしょっぱいものの欲求が増えた

副腎は頑丈な臓器ですから、
一時的なストレスではへばりません。

副腎に負担がかかり始めてから
上記のような症状が出るまでには
数年がかかる
と言われています。

つらい症状が出ても原因がわからず
病院では異常が発見されない…。

そんな方に副腎疲労が多いのです😢



コルチゾールの働き

副腎から分泌されるコルチゾールには
どんな働きがあるのでしょうか^^?

コルチゾールの主な働きは、こちら(⇓)

①体のたんぱく質(筋肉)や脂肪を分解する
②血糖値を上げる
③ストレスに対抗する
④炎症を抑制する
⑤免疫を抑制する
⑥日内変動

コルチゾールは、
体のたんぱく質(筋肉)や脂肪を分解
糖質に変えて血糖値を上げます。

そうすることで、
体にエネルギーが充満し
大きなストレスに対抗しています。

また、
炎症や免疫を抑制する作用もあり、
アレルギー性疾患、自己免疫疾患
などの薬としても使用されています。


そして、コルチゾールには
日内変動(リズム)があります。

コルチゾールは早朝にピークになり
昼~夕方にかけて減少していきます。

夜になると、
ほとんど分泌されなくなります。(⇓)

抜粋:SBクリエイティブOnlineホームページ
https://online.sbcr.jp/2014/12/003873.html



副腎疲労になる原因

こうしたコルチゾールの働きを見ると、
副腎疲労になる原因が見えてきます💡

副腎疲労では、
コルチゾールの分泌量が増えすぎて
最終的に疲れ切って
分泌量が減ってしまう
のでした。

つまり、
コルチゾールが慢性的に分泌される
生活習慣や環境が副腎疲労の原因
です。



①低血糖(血糖値の乱高下)

低血糖があると、血糖値を上げるために
コルチゾールが分泌されます。

つまり、慢性的な血糖値の乱高下
(食後高血糖からの低血糖など)

副腎疲労の原因の1つです。

✅朝ごはんを食べない
✅夕食にドカ食い
✅甘いお菓子や菓子パンを食べる
✅野菜をあまり食べない
✅ごはんにパン、麺類ばかり食べる

そんな生活を続けている方は要注意!


血糖値については
こちらの記事を参考ください(⇓)


②慢性的なストレス

慢性的なストレスがあると、
コルチゾールが分泌され続けます。

副腎疲労の原因になりうる
慢性的なストレスをご紹介します(⇓)

 
環境的なストレス

親子関係、夫婦関係、仕事場のストレス、睡眠不足、排気ガス、除草剤などの薬品、カビ、気温や気圧の変化など

✅ 栄養関連のストレス

・栄養不足(とくにビタミンC、ビタミンB群、マグネシウム、鉄)

副腎に必要な栄養素や
エネルギーを作り出すのに必要な栄養素
が足りていないと、
副腎疲労が加速します。



・体に負担がかかる食べ物の摂取(砂糖、カフェイン、加工食品)

砂糖
は血糖値を急上昇させ、
そのあと低血糖を引き起こし
副腎に負担がかかります。

料理に少量使う程度は大丈夫ですが、
ジュース菓子類はできるだけ避けたいですね。


カフェインは副腎を刺激して、
アドレナリンやノルアドレナリンといった
自律神経を刺激するホルモンを分泌させます。

交感神経が刺激されるので、目は覚めます。
しかし、
副腎は疲弊して休みたいのに、
そこにムチを打っているため、
いずれはさらに疲弊してしまい
どんどんカフェインの量も増えていきます。

カフェインの入ったもの
(コーヒー、エナジードリンクなど)
はできるだけ控えましょう。


③慢性炎症

体に炎症があると、
炎症物質が副腎を疲弊させます。

■よくある体の炎症
歯周病など歯科疾患、副鼻腔炎・上咽頭炎、脂肪肝、腸内環境が悪い

虫歯歯周病

などがあれば歯科で治療を。

「鼻の粘膜が腫はれている」
「くしゃみや鼻水・鼻づまりがある」

などがある場合は耳鼻科で治療を。


脂肪肝肥満も炎症です。




④夜更かし(寝る時間が遅い、睡眠不足)

夜更かしを続けると
コルチゾールの日内リズムが崩れ
コルチゾールが出続けます。



まとめると…

「低血糖(血糖値の乱高下)、慢性的なストレス、慢性炎症、夜更かし」

が副腎疲労の原因になります💡


副腎疲労にならないためには、

✅規則的に食べる(欠食しない)
✅野菜やたんぱく質をしっかりとり、バランスのよい食事を心がける
✅ストレス環境を変える
✅体の炎症をなくす(歯周病、上咽頭炎、腸内環境、脂肪肝、肥満など)
✅砂糖とカフェインを控える
✅夜更かしは絶対にしない

このあたりを、
しっかり取り組む必要が
ありそうですね🍀



【プチコラム】じつは副腎疲労という概念はない?

「副腎疲労」は、

分子栄養学などの新しい分野で注目されている概念

であり、まだ従来の医療では
疾患としては認められていません。

なので、
一般的な病院に行っても
「異常なし」と診断されたり、

「精神科」や「心療内科」を
紹介されてしまうことも…。


現在は限られた病院でのみ
治療を受けることができますが…
(分子栄養学を取り入れている病院)

今後、研究がすすみ
副腎疲労の治療がどの病院でも
できるようになってほしいですね🍀


そして、余談ですが…

副腎疲労というと、
あたかも

副腎が疲労している

ような印象を受けますが…
じつはこれは間違い!!

副腎が疲労するのではなく、
実際は

脳の下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が出なくなってしまう

ことで、様々な不調がでる
と言われています(⇓)

副腎だけが疲労しているのではなく
ストレスによって脳も疲労している
という感じでしょうか。


副腎疲労は、
長年の生活習慣が表に出てくる症状
です。

今、元気であっても
用心していきましょう💪


参考文献

■疲れがとれない原因は副腎が9割(著者:御川安仁)
■ひめのともみクリニック ホームページ
http://www.himeno-clinic.com/hukujin/

おすすめ書籍:疲れがとれない原因は副腎が9割(著者:御川安仁)



\ 特別セミナー動画12本📚【期間限定‼】/
🎁お友だち登録でプレゼント中🎁

👩サポートを受けたお客様の声👩

🏂 自己紹介 🏂

📱SNS📱


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?