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自分という最大の謎。

自分という最大の謎を解き明かす。
謎を解き明かすための一つの鍵とするために。
ここに自分が自分だと思える言葉たちを...。

1.表現
表現したいという想いは、いつからかずっと心の中にある大きな想い。無意識的にあった想いがここ一年くらいの間で、意識化されたように思います。

私は小さい頃から口数が少ないということもあり、コミュニケーションをとることに苦手意識を持っていました。だからといって、友達がいないというわけではなく、外からみたら、どこにでもいるような平凡な子ども。

自分で何か特別な才を持っているとか、そういうのを感じているわけでもないし、むしろこれが得意です...と自信を持って言えるものがなくて、なんてつまらない人間なのだろうか...と思っていました。また、学校などの組織的な空間に居るとき、なんとなく馴染みきれないというモヤモヤ感をずっと抱えていたように思います。全て後付けの想いではありますが。

よくわからないモヤモヤ感から解放されたくて、自分を変えたいと何度も思いました。でもやっぱり変えられないんです。根本的な部分は。変えようとすると苦しくなるんです。

人間って本当にわかりやすい生き物だなと思います。心で感じていることと違う行動をすると、身体に症状として現れるから。今まで自分の身体の弱さに苛立ちを覚えることさえありましたが、いま考えると、心と身体が一致していなかったから。自分を偽っていたから。そう思えます。

これが表現とどう繋がるの...と思われる方もいるかもしれませんが、表現は、自分が自分だと思えるものなんです。心の中にある何かに色をつけるものなんです。色がでることで、初めて自分を人間という一人の存在として認識できるように思います。だから、私は自分に正直で在りたいと思います。

ただその正直さというのは、時に人を傷つけることにも繋がると感じています。だから、難しい。人を傷つけることによって、一番傷つくのは自分だから。それが怖いんです。私は傷つくことからずっと逃げています。結局は自分を守っているだけなんです。

でも、それでも表現したいと思ってしまう。何を表現したいのかも分かっていないのに。

2.愛と孤独
愛って何だろう...と時々考えることがあるのですが、愛と孤独は繋がっているように思います。というか...宇宙的な視点から見ると、全てが繋がっているのだと思います。

多くの人は、誰かに愛されたいという想いを持っています。愛したいという想いが強くある人って本当にすごい。尊敬しています。私も、愛されたいという想いよりも、愛したいという想いを強く持てる人で在りたい。そう思うようになりました。

愛するという行為には、孤独感が付き纏うと思うのです。孤独というものを全力で楽しむことができたときに、愛することができたときに、初めて人を愛することができるのではないだろうか。私にできるのかな。

愛したいという自分の在りたい姿に近づくために大切なのが、精神的な自立だと考えています。誰か一人に、どこか一つに依存するというのが危険だと思うからです。だからといって、全て一人でやるという意味ではなくて。自分が自分であると認識できるパズルのピースのようなものを、複数の人に、複数の居場所に、はめていくようなイメージです。

殻に閉じこもりがちな自分を少しずつでもいいから開放して、完成させようとしてしまうパズルと崩していきたい。そしてピースを様々な人に、居場所に、はめていきたい。いつかきっとまた繋がると信じて。

3.おまけのようなもの
自分という最大の謎を解き明かすために、「表現」「愛と孤独」について綴ってみました。一%も解き明かすことができていないように思うので、また続きを描くかもしれません。というか、生きている限りは、ずっと描き続ける謎ですね。

このnoteを描きながら、Spotifyで「孤独の音が聴こえる」というプレイリストを聴いていました。その中で出逢った、ヒグチアイさんの「わたしはわたしのためのわたしでありたい」。聴いた瞬間にびびっときました。私がこのnoteで描いている内容と重なりました。

わたしはわたしのためのわたしでありたい。



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