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460.未来なんて、未来になってから考えればいいのさ。人は死んでから、死ぬことを考えればいいんだものね。

(21)人生を好転させる方法
how to turn your life around㉑

1.自分を比べる。


 私たちは、子どもの頃から、
誰かと比べて生きることを学ばされてきましたね。
 
いやあ~

私はそんなに比べて生きてはこない!
比べたことはない…、という人もいると思うけれど、実際はどうなの?
 
でもね、子どもの頃から「あなたは何番?」「あなたは何着目?」と競争させられてきたことは事実だよ。すると、嫌でも他人と比較する、しなければならないという習慣づけ。つまり、洗脳させられてしまっているのさ。
 
最近は「みんな、ちがっていい!」なんて言葉が出回るようになったが、それでも実際は、「みんな、ちがったら困る」ようだ。
 
どうして困るのかというと、比較対象ができなくなるからね。
私たちって、このようにして、どうしても、比較対象して物事を考えるという習慣が身についていて、それから、なかなにか脱出することができなくなっているんだよね。
 
その、最もわかりやすい証拠が567だね。
 
「みんなが、赤信号を渡れば怖くない!」と。
逆に一緒に信号を渡らないと仲間外れにしてしまう。
信号を渡らなければ仲間ではない、信用できない…。
 
そう、まるで村八分のような原始的な考え方が、
この現代社会にはまだまだ深く根付いている。
 
このように、どうしても人と人を比べたがる。
人って、比べることで、安心を覚えるのだろうね。
 
そう、人と人を比べることは良くないことだ!と言っている人が、実際は人と人を比べているのですから、困ったことだよね。
 
 
このように、それでもこの、呪い、呪文(洗脳)から逃れられない人は少しだけ角度を変えて考えればいい。それはね、「ああ、あの人は自分とはまるで違うんだ!」「自分と、あの人は、こう違うんだ!」と楽しむことがこの呪いから解き放つことができる方法なんだ。
 
どうしても、それから逃れられない人は、「自分と違っていておかしい…」「間違えている…」「そうではない…」と思い込んでいる人たちで、違いを認めるだけで解放されるはずだ。
 
そう、人と自分を比べるんじゃあなくて、自分が「人と違う」と自分を比較することなんだよね。

©NPО japan copyright association Hiroaki


 


2. もっと、もっと自分を比較する


 人の心理は不思議なもので、
残念ながら、「自分が、どう見るか?」ではなくて、
「人から自分がどう見られているか?」で物事を決めてしまうような気がする。
 
とっても、おかしいことだと誰もが理解できるけれど、
実際は「人の目ばかり」気にしていることがわかるよね。
 
これも567の現象のひとつだね。
 
みんながマスクをするからする。
みんながマスクを外せば外す(実際は外せないかも)。
みんながすることをしていれば安心。
 
このように、まわりからどう見られているか?を意識しすぎる。
みんながいいと思うと、いい。
みんなが駄目なものは、駄目。
 
一瞬、自分で意識をしていなくとも、人の目を優先してしまう。

こんなことって、当たり前で、日常茶飯事なことだけど、「事実を曲げる」「事実を自らが調べない」「真実から目を背ける」と、やがて、事実、真実から曲がっているわけですからいずれ息詰まる恐れがあるかもしれないね。
それが「不安」や「恐れ」に変化する可能性は否定できないもの。
 
 
このように「人の目を意識」して気にして生きるよりも、「自分の目(心)」を意識することをお勧めするよ。
 
そして「他人との比較」じゃあなくて、「自分との比較」、常に自分の考え方を比較すると、このような思い込みを簡単に外せる場合があるんだ。
 
それは「昨日の自分」と「今日の自分」、そして「明日の自分」を比べる。そして、「他人の目」ではなくて、「自分の目」を気にしてみることなんだよ。
 
それが、他人に振り回されない、本当の自分だからね。

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©NPО japan copyright association

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

最近、世の中が暗すぎるのか、coucouさんの周りが暗いのか、それともcoucouさん自身が暗いのか、世の中、あまりにも沈んでいるような気がする。
(coucouさんは頭が悪いせいか、明るく生きているよ~)

coucouさんの世代になると、会う人、会う人の大部分が死ぬ話ばかり。
えっ~あんた~まだ50代じゃあないか?
主な内容はね、お金のある人は財産や相続の話。葬儀やお墓の話だけど、それ以外は、残された人生、何をしたらいいかわからないなんて、幸せな自慢話に聞こえる。

もちろん、高齢者の人たちに会えば、
「あと何年生きれるか、わからない…」
「このままでいれば動けなくなる…」
「特養ホームの手続きが必要…」
「病院で死ぬのは嫌だ…」
「どうせ、死ぬんだったら、家で死にたい…」
「苦しんで死にたくない…」
「どうせ、終わりなんだから悔いなく過ごしたい…」
「あ~つまらない人生だった…」

ああすれば良かった、こうすれば良かった…。
あの頃に戻りたい…。
寂しい…
つまらない…
やることがない…

まあ~
なんと寂しい自慢話ばかりなのだろうね。


先日、37歳の友人と話した。

彼は、「友だちもいないし、彼女もいない。このまま一人ぼっちで死んでいくんだなあ、と最近思うようになった」という。

coucouさんは、「両親や兄弟は?」と聞いた。
「うん、広島にいるよ!だけどもう10年近く会っていないし、連絡も取り合っていない…」

「連絡を取ってみたら?」

「いやあ、もう両親とは縁を切ったし、姉と妹とも一切連絡なんてしていない…。それに、先日、病院の検査をしたら、奇病が発見されたというんだ。あ~あ~もう僕はこれで終わりだと思うんだ…」

「……」

なんだよ~
coucouさんの周りは死にゆく者の集まりなの?

「coucouさん、僕が死んだら一応葬儀をしてほしい。リストはつくる。お墓はいらないから、このお寺で樹木葬にしてほしい。必要なお金は預けるから、心配しないで…」

おい、おい、ふざけんなよ~

渋々、coucouさんは葬儀委員長となったようだ。

©NPО japan copyright association Hiroaki

しばらくして、coucouさんの別な友人と会うことになった。
彼と同じまだ若い、40歳の男の子だ。

彼には、coucouさんのパソコン関係や、環境や設備、設定、備品等をしてもらっている。
この時は、coucouさんのパソコンを3台並行に設置してもらい、マウス、プリンター、メールなどの環境を整備してもらった。
(3台目は彼からのプレゼント)

設置と設定が終わり、お茶を飲みながら久しぶりに話し込んだ。

彼は、口を開くと同時に、
「coucouさん、毎日がどうしてもつまらない。自分には特に趣味があるわけでなく、楽しいことがない。それに、何かをしたいわけではないし、なんの目標や夢もない。それに人とあうのが嫌、嫌いなんだ。だから、人と接しなくていい、自宅でできる仕事をしている…。」

「もったいないね~羨ましいね~coucouさんと人生を交換できるならしてほしいね…」

「もったいないって、言ったって、誰とも変われるわけじゃあないし、このままつまらない人生を独りぼっちで生きていくしかないんだよ~」

彼は少し、イラついていた。

coucouさんはね、こんな時は何も言わない、言わないようにして、ただ静かにうなずくだけにしている。


でもね、どうしてみんな死ぬことばかりなの?

「明日、世界が滅びようとも、今、私はバラの花の種を植える」って言葉があるように、たった今は、みんな生きている、生きられているじゃあないの?

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3.まだ見ぬ未来、まだ見ぬ明日なのに~

The future I haven't seen yet, the tomorrow I haven't seen yet

ねえ、みんな~
Hey everyone~

みんな~生きているんじゃないの~
Everyone~ Aren't they alive~

それ以上、何を望んでいるの?
What more do you want?

それ以外、何があればいいの?
What else do I need?

教えてほしい~
I want you to tell me~


そうだよ、みんな~
That's right, everyone~

もっと、もっと、生きる話をしようよ~
More, more, let's talk about living

ねえ、みんな~
Hey everyone~

死ぬ話ばかりだよ。
It's all about dying.

年寄りだって、若者だって、たった今、生きれている。
Both old and young are alive right now.

そう、今、生きているんじゃあないの?
You're alive now, aren't you?

だからね、もっと、生きる話をしょうよ~
That's why, let's talk about living more~

だからね、もっと、もっと、幸せになる話をしょうよ~
That's why, let's talk about being happier

だからね、もっと、もっと、楽しい話をしようよ~
So let's talk more, more, more fun~

死ぬ話はね、死んだときに考えればいいんだよ~
As for the story of dying, you should think about it when you die~

coucouさんの言葉より
From the words of coucou


その後、coucouさんは38歳の彼にセカンドオピニオンを紹介した。
確かに、同じような結論だったけれど、担当の医師さんが彼に対して親身になって話をしてくれた。

それはね、
「怖れなくっていい、精一杯生きれば、運命が変わるかもしれない。誰もあなたの人生を予言できない。たとえ、不治の病だからと言って、誰も宣告なんてできないし、わかるわけがない。だから、その時になってから考えればいい、今何もかも結論付けなくてもね」と答えたという。

うん、前の医師とは違う言葉。患者さんに無用な心配を与えない。
素晴らしい、お医者さんとの出会い。

彼はね、大切に生きようって思い始めた。
今年の秋に広島の両親に会いに行くという。

でも、coucouさんの葬儀委員長の名前を外してくれない…。

©NPО japan copyright association Hiroaki

4.褒める力


もうひとりの、40歳の男の子。

あの後、数回会い続けた。
あう理由はね、パソコン操作のこと。
coucouさんは、本当に感心した。
だって、パソコンの知識が凄いんだもの。
なんでも解決してしまう。

これって、特殊能力、彼の才能かもしれない。
coucouさんの机の上には、パソコン画面が3台並ぶ。
こんなにパソコン音痴だったcoucouさんなのに、知らない人が見たら専門家みたい。

coucouさんはね、心から褒めまくった。

そう、褒めるだけでないよ。

心から感謝もそうだけど、嬉しくて、嬉しくて、素直に正直に、助かったこと、救われたこと、coucouさんの運命が彼によってさらに広がったことを等々と話しまくった。

すると、彼はね、
「coucouさんのパソコンをいじらせてくれてありがとう。こんなに喜んでもらえるとは思わなかった。こんな僕でも人の役に立つんだね。とても、嬉しい…」


そう、人の役に立つ、人に喜ばれるって、こんなに嬉しいことはないよね。だって、人のお役に立つんだもの。

こんなに幸せな人生ってないよ~

そう、未来なんて、未来になってから考えればいい。
そう、人は死んでから、死ぬことを考えればいい。

だって、今、たった今、生きれているんだもの

coucouさんはね、
二人の彼から幸せをもらった気がする。

©NPО japan copyright association 

みんな~
とってもうれしい~
だってね、読んでくれたんだもの~

さいこう~

うれしきかな~

また、あしたね~

coucouさんの緊急おすすめ記事の紹介~


You Always Hurt the One You Love

coucouさんのホームページ~みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru

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