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『気まぐれディスカバリー』半農半Xのショートエッセイ集

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東京・石川で多拠点勤務するデザイナーのちょっぴり早いスローライフ。複業のゲストハウス経営。地方コミュニティとの向き合い方。一口サイズのサバイバルナレッジ。 普段は忙しくて目にと… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

蛹は宝石のような黄金色 オオゴマダラを捕まえた

蛹は宝石のような黄金色 オオゴマダラを捕まえた

諸事情により暫く写真と簡単な紹介文で、レポートは後日更新いたします。

石川県白山市の「ふれあい昆虫館」にて。施設内で放蝶されていたので正確には捕獲ではなく観察です。

蛹は美しい自然食とは思えない黄金色で目を奪われます。

骨ごとカリッと食べられる ハタハタの唐揚げ

骨ごとカリッと食べられる ハタハタの唐揚げ

諸事情により暫く写真と簡単な紹介文で、レポートは後日更新いたします。

いつもの水産でハタハタをゲット。某富山のアイドルが大好物というハタハタの唐揚げを作りました。

鱗が少なくエラなども取りやすい上、骨まで食べられます。お手軽で助かる北陸の名物ですね。

まるで刀のようなギラギラ感! 太刀魚の唐揚げ

まるで刀のようなギラギラ感! 太刀魚の唐揚げ

少し状態が悪いですが、今年はじめてのタチウオをいただきました。

ここまで損傷が激しいともはや「太刀」には見えませんね...。刺し身は無理そうなのでフライにするために簡単に調理していきたいと思います。

岩礁の王様 カサゴを捌いた

岩礁の王様 カサゴを捌いた

なかなか迫力のある顔をしていますね、これがカサゴです。立派なサイズを水産から卸してもらったので皮付きの刺し身でいただこうと思います。

あまり釣りの経験は豊富ではないのですが、テトラポッドで釣り糸を垂らしていると根がかりしたってほど強い引きがあるのがこの魚です。

陸に上がると急におとなしくなるところがちょっとかわいいポイントです。

強面のわりに性格はおとなしい キムネクマバチを捕まえた

強面のわりに性格はおとなしい キムネクマバチを捕まえた

庭先から屋内に迷い込んだクマバチを捕まえました。

たまに家に飛び込む特大のハエより遥かにインパクトが大きく、音だけならスズメバチより恐怖感を覚えます。

僕の地域では昔からこのハチを「クマンバチ」と呼び、刺されると超痛いという噂でしたが大人になって一部の誤解だったと気づきました。

クマバチとはクマバチ(Xylocopa)はミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称で、今回捕まえたのは日本に広く分布

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顔面ブサイクだけど体は美しい カガミダイを捌く

顔面ブサイクだけど体は美しい カガミダイを捌く

マトウダイの近縁種であるカガミダイを仕入れました。定置網でかかる部類では珍しい魚のようで、特別に仕入れていただきました。

最初に見たときはかなり見た目のインパクトに釘付けになりましたし、大きさも相当です。

カガミダイとはカガミダイ(Zenopsis nebulosa )はマトウダイ目マトウダイ科の魚で、名前の通り鏡のような美しい銀色の光沢をはなつ体が特徴です。顔つきはマトウダイそのもので馬のよ

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ヒラマサとカンパチという魚を見分ける

ヒラマサとカンパチという魚を見分ける

前回、出世魚であるブリに稚魚にあたる「フクラギ」を紹介しました。ぶりは成長段階別の呼称が地方によってバラバラなので、今回紹介するカンパチやヒラマサと混同されやすい上に見た目も非常に似ています。

今回はそんなカンパチさんの見分け方を研究しつつ食してみようと思います。

2020/08/24 執筆時点で完全にヒラマサとカンパチを取り違えていました。ご教示していただいた@boukentanさんに感謝!

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灯火総研 昆虫採集ライトトラップを3分で設営できるすごい投光キットを手に入れた

灯火総研 昆虫採集ライトトラップを3分で設営できるすごい投光キットを手に入れた

どうも本業が迷子の@norinity1103です。

ねんがんの「モスライト」を手に入れました。ここに来て、また一つ少年の頃の夢を叶えることになりテンションが上っています。

この度、昆虫採集の専用ライトとしてブランド名高い「灯火総研」さんのハンディライト(MOTHLIGHT-C)を購入しました。夏の終盤までにヒメオオクワガタを捕まえたいです。

モスライトの何がすごいか?一番の推しなポイントは発

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強烈な匂いを放つ掃除屋 クロシデムシを捕まえた

強烈な匂いを放つ掃除屋 クロシデムシを捕まえた

夜の山道で車をとめると路端にお亡くなりになったヘビがいました。その死骸に集まっていたのがこの昆虫です。

嫌な予感がしたので、素手でなく持っていたコーヒーカップで捕まえましたが正解でした。めっちゃ臭いですこのムシ。

クロシデムシとは
クロシデムシ(Nicrophorus concolor)はシデムシ科シデムシ亜科の甲虫で、獣や鳥、爬虫類の死体に集まり死肉を貪ることから、この種はシデムシ(死出虫)

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#55『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.2

#55『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.2

前回に続き、夏野菜の収穫祭りです。今年育てたのはビギナー向けの野菜ばかりで、リモートワークの片手間に育てたものばかりですが、ほとんど水不足で枯れたり害虫にやられて収穫不能になることはありませんでした。

これも害虫の観察と研究、対策の賜物ですね。引き続き夏野菜のザックリ紹介をいたします。

No.6_鈍器と化した太キュウリ蔦が育ちすぎて柿の木に絡まっています。大地から養分を吸い取って手で掴みきれな

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#54『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.1

#54『気まぐれディスカバリー』常夏の収穫祭!ワイルドに育った野菜たちを紹介するぜ Vol.1

このマガジンがはじまって以来、魚をさばいたり、昆虫を採集して紹介したりと忙しかったのですが夏野菜の栽培もしこしこやっていました。石川県加賀市の沿岸沿いは砂地の畑は水々しい作物が育ちやすいです。

ここいらであまり手間をかけずにワイルド育ったコイツらを紹介したいと思います。

No.1_とんでもなく長いナスちょっとほっとくと地面につきそうなほど巨大化します。ちょこちょこナメクジの被害にあいますが、ビ

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ホタテ貝の炭火バター焼き

ホタテ貝の炭火バター焼き

浜焼きが美味しい季節ですね!今までは海の家や居酒屋でバター焼きまるごと食べるとそこそこいい値段でしたが水産でお世話になれば仕入れ値でいただけます!

自分で調理ができれば水産は最高ですね。今回は定番のバター焼きをやってまいります。

ホタテガイとはホタテガイ(Mizuhopecten yessoensis)は、二枚貝目イタヤガイ科に分類される貝の一種です。通常は約10〜15cm程、寒冷海洋性のため

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