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ソロキャンプの道のり【2020.07〜】

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2020年の夏休み7月に、立山へ行き、ソロキャンプデビューしてから現在なんと10回も重ねてきました。 キャンプの道のりとはつまり、キャンプ飯の歴史でもある。 そして、剱岳に恋し…
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2021年8月の記事一覧

1年前の初ソロキャンプの反省を、今回の雷鳥沢で活かせたのか振り返ってみた【雷鳥沢2021夏 まとめ】

1年前の初ソロキャンプの反省を、今回の雷鳥沢で活かせたのか振り返ってみた【雷鳥沢2021夏 まとめ】

1年前の立山雷鳥沢でのソロキャンプデビューから、何度もソロキャンプを重ねてパワーアップした私が1年後、同じ地に戻ってきてソロキャンプをしたので、1年前と今回とを比較して、振り返っておこうと思う。

まず、最初に昨年の自分のnoteを読んで気づいたが、昨年の私が、「6日も山籠もりする必要はないな」と書いていた。荷物(食料)も増えるししんどいし、2~3日でいい、「足るを知る」だとか偉そうに書いていて、

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富山駅周辺を今年もぶらり旅【雷鳥沢2021夏 7日目】

富山駅周辺を今年もぶらり旅【雷鳥沢2021夏 7日目】

立山を降りて下界に帰ってきたのだが、今年もまた富山で一泊して、翌日大阪へ帰ることにした。

富山駅は、さすがに立山や室堂よりも人が多くてヒヤヒヤする。
晩ごはんをどうしようかと思ってウロウロしていたら、駅前で「ゆうぞら駅市」という小さなお祭りをしていた。
手作りの富山のスイカのシャーベットを買って食べて暑さをやわらげてみる。ところで、山に行くと手が焦げて茶色くなるのが切ない。

1週間ほど山籠りし

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新たなおすすめのギアを紹介して、撤収をサボるの巻〜Function is Beauty〜             【雷鳥沢6日目】

新たなおすすめのギアを紹介して、撤収をサボるの巻〜Function is Beauty〜 【雷鳥沢6日目】

テントの撤収が嫌すぎてなかなかやる気が出ないので、新たにメンバー入りしたソロキャンプの私のおすすめギアの写真を撮ったりなんかして、それをもとにギア紹介第二弾をすることにした。第一弾はこちら↓

1.mont-bellのメッシュギアコンテナ50まず、いつものバックパック、私の旅の相棒のチャチャだが、あまり重たい荷物を入れると、かわいそうなくらいよれよれになってきているため、重たいキャンプの時は休ませ

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この景色をまだ見ていたいから、撤収を終わらせたくない。

この景色をまだ見ていたいから、撤収を終わらせたくない。

ソロキャンプ最終日。
撤収の朝がやって来た。
撤収の日の朝は、私にしては早起きである。
7:30。
テントを全開にしてこの風景をしばらく堪能する。

このテントに変えてから、このフォルムの景色を見るのがお気に入りである。

立山がパノラマに広がる。
それを寝転びながら眺める贅沢。

重い腰を上げて撤収開始。
お片付けが始まる。
片付けが苦手な私だが、雷鳥沢はチェックアウトの時間などの決まりはないの

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山の日なので、私と剱岳とのラブストーリーを

山の日なので、私と剱岳とのラブストーリーを

記念日続きだが、今日は山の日らしいので私が恋に落ちた山について書く。

思えば一年前、立山、室堂に向かうアルペンルートのバスの中でのこと。「左手に剱岳が見えます」というアナウンスに度肝を抜かれたのが始まり。

山には興味がなかったが、真夏でも涼しいらしいので雷鳥沢キャンプ場で山ごもりしようと思ってやって来た私に、ハートの矢が刺さったのである。
何この山?!むっちゃ格好いいんですけど。
これが剱岳こ

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帰ろうかな。散歩がてらに奥大日岳へ【雷鳥沢2021夏 5日目】

帰ろうかな。散歩がてらに奥大日岳へ【雷鳥沢2021夏 5日目】

5日目も朝から雨、雨、雨。
雨雲レーダーをチェックしながら、今日もだらだらとテントの前室でごはんを食べて映画でも見ようかなと、のんびりした一日を始めることにした。

雨で靴下全滅により、ビニール袋靴下で過ごす昼下がり。物の豊かさよりも、心の豊かさが大切だわ、と格好つけて山を見つめる。
前室が昨夜の雨で水浸しの泥だらけになり、拭いたり水を吸い出したりしていたら、お昼前に、何となく山の空気が変わったよ

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8月5日は山ごはんの日なので、私の山ごはんを

8月5日は山ごはんの日なので、私の山ごはんを

8月5日は「山ごはんの日」らしいと今日、知った。
世の中は毎日が記念日だらけである。

という訳で「山ごはんの日」を記念して、今回の立山で山ごもりしてソロキャンプで食べたごはんをご紹介していくことにした。
私独自の目線で、ハードな環境の山で食べることを想定し、

・作りやすさ
・美味しさ
・体力回復度
・おすすめ度

を★で採点してみました。
山でごはんを食べたい方々、ぜひ参考にしてみてください。

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恋した剱岳、そして限界へ③【雷鳥沢2021夏 2日目】

恋した剱岳、そして限界へ③【雷鳥沢2021夏 2日目】

とうとう間近に現れたツルギくんこと剱岳。

剱沢キャンプ場のお兄さんに、「何泊ですか?」と聞かれたので、「いえ泊まりません」と答えたら、「ああテン泊じゃなくて剣山荘で泊まりですかー」と言われたため、それも「いえ、泊まりません」と返答。
「は?」という顔をしているお兄さんが「そのままツルギに登るんですか?!」と私の上下を舐めまわすように見る。
変な意味ではなく、何の装備もなくそんなんでお前はツルギに

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恋した剱岳、そして限界へ②【雷鳥沢2021夏 2日目】

恋した剱岳、そして限界へ②【雷鳥沢2021夏 2日目】

剱岳(通称ツルギくん)にアタックするための剱沢キャンプ場まで、剱御前小舎から40分と確かに書いてあったし、はっきりとお姉さんもそう言っていた。

だが、歩けども歩けども40分で辿り着けそうにない道。
いや道というか岩がゴロゴロした斜面。

そういえば余談だが、剱岳の「剱」という字が前から気になっていたが、「剣」ではなく「剱」で、時々「劒」もある。
「剱」の右側が本当にツルギっぽくて格好良い。

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恋した剱岳、そして限界へ①【雷鳥沢2021夏 2日目】

恋した剱岳、そして限界へ①【雷鳥沢2021夏 2日目】

雷鳥沢にテントを張って、のんびりと焼き肉丼を食べて温泉に入って寝た。
雷鳥沢2日目の朝。
コロコロ変わる天気予報によると、この日が唯一の晴天かも知れない。明日以降、台風が来てずっと雨マークが並んでいる。
運良く、早起きもできた。と言っても7時半だが。

時は今。
ツルギくんに会いに行くべし。
是非に問わず!!

大慌てで準備を開始。
コンプレッションタイツに履き替え、山に登りまっせという本気スタイ

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立山でしか飲めない立山ビールにプレミアムが新発売されていたので。立山の玉殿の湧水が使われていて、さらにプレミアムはほんのりレモングラスのテイストで飲みやすくておいしかった。雪渓に埋めて冷やしといたから冷たくてさっぱり。だけど標高、高いと酔いやすいから注意。