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野村の思考回路とその切れ端

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野球を中心またはテーマに据えて、「野村中務少輔」と言う人間がどう言う思考を持っているかを開陳していきます。大きい話もあるし、小さい話もあるよ。
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記事一覧

架空地図作者が自作架空国家に「プロ野球」を「創作」するなら。「野球史」を架空国家の歴史創作の一環として考察してみる試み

何やら珍妙不可思議なタイトルですが、筆者は結構クソ真面目に考えているお話です。
タイトルが冗長になるのも不親切なので省きましたが、「野球が国民的に親しまれていて盛んなスポーツとなっている」と言う前提はあるものの、「野球から見た近現代史」があってもいいじゃない。
実在する国家である日本ひとつを取っても、野球から見える歴史の一面は確かに存在します。今回は実在日本と、架空地図を描く舞台となる架空国家を照

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未だに「野村克也・古田敦也の呪縛」に囚われていそうな一部のオールドファン、近視眼的で堪え性のない一部の若手ファン

かなり挑発的なタイトルをつけましたが、ぶっちゃけて言うと「愚痴」の類なのでさもありなん。
「東京ヤクルトスワローズのファン」となると、人数を数え上げたら6ケタ7ケタはいると思うんです。中にはしょうもない人もいるだろうし、反対に聖人君子のような人もいるでしょう。最近は「ステレオタイプと言っても、母数が多ければ多いほど一言二言で表すのは乱暴だよな」と考えることが多いですが、まあ今回はその「乱暴」をやり

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サラッと2024年のプロ野球順位予想をやっておこうじゃないか

本当にサラッとです。
少しでもプロ野球に触れたことのある方であれば「順位予想なんて当たらなく当たり前」なのは理解してくださっていると思うので、何かあっても責任は負いません。あくまで「こいつはこう思ってこうしたんだな」程度に捉えて頂ければ。

セントラル・リーグ1位:横浜DeNAベイスターズ

エースの今永昇太がMLBへ移籍し、同じく先発ローテーションの中軸を担っていたトレバー・バウアーが退団。本来

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ネットにおける東京ヤクルトスワローズ関連の投稿群から浮かぶ、批判に「説得力がある人」と「ありきで終わっている人」の違い

大層なタイトルをぶっていますが、テーマとしてはどのジャンルでもカテゴリでも言える話だと思います。
X(Twitter)では…………そこまで言及していないんですけど、プロ野球関連のトレンドが上がって来ると「いよいよ野球のシーズンだな」となります。が、まあトレンドって玉石混交なので、いわゆるインプレゾンビに検索結果のトップを占められることもあります。
それとは別にトレンドで上位に結果が来るポスト、つま

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2023年現役ドラフト、東京ヤクルトスワローズの動きを出来るだけポジティブに解釈したい

本日12月7日、第2回現役ドラフトが行われました。思い付いて即書いているので粗雑ですが、ご容赦をば。
結果は以下の通り。

端的に言いますと、東京ヤクルトスワローズからは梅野雄吾投手を放出し(指名球団は中日ドラゴンズ)、読売ジャイアンツから北村拓己内野手を獲得しました。
ぼく自身は好意的に捉えたんですが、どうもX(Twitter)を漁ると否定的な意見が目立つ。理由に察しは付くんですが、そこは後述し

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2023年ドラフトから1日経って、東京ヤクルトスワローズのドラフト指名選手をポジりながら考える

かつてははてなブログのほうでやっていましたけど、今はnoteと言う媒体があるからこちらでやるべきだと思うのでこちらで。
noteと言う媒体が今月始めてのご無沙汰だったのですが、そこは本題とは何ら関係ないのですっ飛ばします。似たようなことはnoteに限らず、ブログと言う媒体にも限らず多くの人がやっているかと思いますが、構わず自分の考えを開陳するために書きます。基本的にはドラフト選手も、東京ヤクルト在

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キャラクターのパラメータとしての「パワプロ選手能力」

noteはちょっとご無沙汰になっていました。
理由はパワプロオリジナルチームの作成とそれに伴うfandom編集にモチベーションが持って行かれていたことと、24日まで行われていた大相撲秋場所の観戦に時間が持って行かれていたことです。note開設後に大相撲の本場所を迎えたのはこの秋場所が初めてだったので、個人的にはさもありなん。まあこの感覚はぼくにしか分からないと思います。
で、noteは概ね見出しを

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遥か道東に想いを馳せて

日本の「極地」としておおよそ想像されるのは、「北」の北海道と「南」の沖縄県のふたつが多いはずです。
ともに観光地としても人気の両者ですが、ぼくが「どちらに行きたいか」と問われれば、それは迷うことなく「北海道」と答えます。まあ沖縄県は修学旅行で2度行ったことがあると言うのも理由なんですが、北海道はぼくにとって未踏の地であるとともに「水曜どうでしょう」の聖地と言う点で魅力が大きいわけです。
今回はその

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創作関連の宣伝&その件でメディア取材を受けた話

noteでは基本的に野球に関する話をしていますが(と言いつつ1か月も経たずに横道に逸れまくっている気もします…………)、ぼくの趣味は野球観戦だけではありません。正直なところ自分でも把握しきれていないくらいには多いんですが、軸としてひとつあるのは「創作活動」です。
で、今回はそのお話。

2012年から続けている「pixiv女子プロ野球」が、創作活動すべての始まり。イラストの趣味があればご存知の方も

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続・デッドボール話

本当は書きたくない話なんですが、X(Twitter)でいろいろ見てしまったので、自分の気持ちを整理するために手短に。

またやったのか。
9回、大差のついたビハインドでこんなことやっても誰も得しない…………まあ損得勘定で語ることでもないんですが、当事者が異なる3人とは言えチーム単位で1か月に3人も負傷退場させちゃダメでしょ。

デッドボールとファンに関する持論は、以前noteで書きました。

それ

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嫌いなものを「ハッキリ嫌いと言える権利」と、「それでも存在を尊重する義務」

「嫌い」と言う、人間の持つ感情についてのお話です。
ネガティブな感情なので「無くしたい」と思う人もいるだろうけど、そんなものは無理です。世の中「絶対」なんてものは数少ないですが、これはその数少ない「絶対」のひとつであるはず。

本来は先に書く予定だった下書きもあるんですが、最近「書きたいキッカケ」を作ってしまったので、このテーマを消化しておきます。

「嫌い」の意思表示で、自分の身を守ると言うこと

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「デッドボール」と「Royal We」

noteでは「書きたいテーマ」をタイトルだけ書いておいて下書きしておき、書く気になったら書くスタイルを取っているんですが、「これはちょっと今書かなあかんやろ」と思って引っ張り出したのがこれです。

8月19日の東京ヤクルトー中日戦、7回表に東京ヤクルト・木澤尚文が投じたシュートが中日・石川昂弥の頭部に直撃。石川は負傷退場し、木澤が危険球退場を命じられる場面がありました。

それ以前にも東京ヤクルト

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高校野球で「リーグ戦」? 〜考察とか考案とか〜

今年、2023年の「夏の甲子園」も、この記事を投稿した8月19日で準々決勝までを終えてベスト4が出揃いました。
「高校野球」「甲子園」について、ここ数年は特に様々な立場や角度からの意見・提言を見るようになりました。ぼくも野球好きとして意見はありますが(投手の球数制限とか夏の開催時期・球場についてとかね)、テーマとして扱うには高校野球は包括されるカテゴリが多くて言おうにも最初のとっかかりがないので、

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「歴史上の人物への評価」と「歴史上で好きな人物」

ぼく、野村中務少輔が好きなモノのひとつに「歴史(正確に言うなら日本史)」があります。
何を隠そうこの「野村中務少輔」と言うハンドルネームも、元ネタは古代朝廷の官職名から取っています。
と言うわけで、今回は「歴史モノ」で一発。難しい話があるので中級者以上向けではありますが、もしよろしければどうぞ。

なお、本記事は基本的に歴史上の人物・存命人物ともに敬称略で記します。ご了承ください。

ぼくが歴史に

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