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#日記
選択した後の世界を。
初夏のある日、一週間半後に大学時代の友人2人と予定していた国内旅行を、わたしだけキャンセルにして欲しいと彼女らに連絡を入れた。
その頃は、政府からの緊急事態宣言が数週前に解除されたものの、じわじわとまた感染者数が増えてきて、第二波の始まりがほのかに匂いつつある頃だった。移動自粛要請は解除されたが、Go to キャンペーンはまだ始まっていない頃で、行くか行かぬか、それは個々人の判断に委ねられた、そ
【2020年振返り】なんでも背負って生き急いできたわたしは、ぜんぶ手放して自分だけを真ん中に置いた。
2020年、わたしは新しい人生をはじめることにした。
今年のテーマは「BE SELFISH(自分本位)」
BE SELFISH
本当の意味で自分本位に生きることを決める。それは自分の人生の手綱を握ることだし、責任感で動くことでも、必死に頑張ることとも違う。自分が真に心が満たされるものだけで生きていくということ。
これまで「誰かのために」「責任があるから」「私がいないと」そうやってなにかを背負
2020年12月「年の瀬に大きめな決断をした」
2020年が終わろうとしている12月21日、転職を決めた。
新卒で入社する時、「3年経ったら転職も視野に入れる」ことを心に決めたが、入ってみれば職場の人柄が良すぎて、入社時の決意をなんとなくうやむやにして3年目に突入した。
転職を考えたきっかけは、コロナウイルスによって自分との対話が増えたことと、キリのいい歳になったことだ。
「次の5年間で何を成し遂げたいのか?」
そんなことを誕生日を迎え
僕が僕であるための選択
その選択に、大それた理由はなかった。
2020年、今年はいろんなことに制限がかけられて、人生を見つめ直す時間が増えた。
6.9畳の1Kの部屋の天井を見つめていると、自分が何者なのかがわからなくなった。このままの生活を続けていくことに急に不安を覚えた。当たり前のことだが、夜に部屋の灯りを落とすと真っ暗で、闇の中にいるような感覚だった。
朝起きるとカーテンの隙間から朝日が覗いて、何もない毎日が少
2020年のわたしの選択
2020年は特別な年だった。
……のだろうか?
私個人だけのことを言えば、いつもより少し静かで、いつもより少しゆるやかな時間が多かった一年だった。
穏やかな時間がおとずれることなく、混乱の中に居続けた方がたくさんいることも、わかっているつもりだ。
2020年に限らず、立場が違えば見える世界がそれぞれ違う。
違うことに対して、お互いに「そういうものだよね」と無言の了承があったように思う。
た
さよなら、ロールモデル
「じゃあ、また…できれば半年後に」
そういって出国ゲートをくぐる夫を見送った。
2020年12月23日、空港。
夫はシンガポールへ旅立った。
わたしも、半年後に後を追うのだ。
2020年1月1日、私はニートになった。大きな希望を胸に掲げて転職した先で、かんたんに言えば社風にフィットできず年末で会社をやめた。
転職前の仕事は、順風満帆といって良かった。それなりに大きな成果をだし、それなりに評価