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起業1年目を振り返ってみる

9,300 words


大晦日にケツメイシライフイズビューティフルを聴いて号泣していた新田です。(もう2ヶ月経ったのか)

この曲は、17歳のときから聴いていた本当に大好きな曲で、17歳からずっと辛いときにはいつも聴いていて、ずっと励ましをいただいていました。

ケツメイシの紅白初出場も重なり、この曲を聴いていたときは、一人でアホみたいに号泣していました。

Nitapedia

さて。
本日3月1日は、会社を興した日です。

いろんなご縁や支えがあって、2年目を迎えることができました。いつも支えてくださっている方々へあらためて御礼申し上げます。いつもありがとうございます!m(_ _)m

3月1日の今日だからこそ書く意味があるなと思い、正月から少しずつ書いていたまとめnoteを書き上げてみます。

(新田ってどんな人?という方は、こちらの自己紹介noteもどうぞ)

はじめに

2021年は、忘れられない1年になりました。

まさかの契約破綻、まさかの出会い、まさかの別れ失敗の連続、そんな感じの日々でした。

好奇心旺盛な方なので未知なことにぶちあたる毎日は楽しいなとも思いつつ、甘くない現実にぶちあたって全然楽しくないぞおいこらチクショーコノヤローと思う日もありました。

うまくいかないことだらけの1年目でしたが、これまでの1年とは比にならないほど学びの多い1年でした。

学びを燃料にして、2年目は大前進してやったります。

そんな1年目を振り返り用にまとめてみます。

2021年03月 - 創業

2021年3月1日、株式会社ワークポッツがスタートしました。

※ 正確な創業記念日(登記を出した日)は2月10日なのですが、実際に仕事を始めた3月1日をスタート日にしています

※ 補足note
2021年3月1日、会社をつくりました
社名のゆらい 1/2
社名のゆらい 2/2
ロゴのゆらい

現在、事業は2つやっております。(※2022年1月時点)
①採用コンサルティング
②採用/転職サービス「Pipods」
(ピポッツ)

①採用コンサルティングを主な収益源としつつ、
②新たな採用/転職サービス「Pipods」の開発にとりくんでいます。

このnoteは、②「Pipods」の話がメインとなります。

実は、2021年10月くらいに起業する予定だった

本当は、2021年10月くらいに起業する予定でした。(ただの目安です)

2020年後半くらいから「採用と転職をどうにかしたい、どうにかできるのは自分しかいない」という勝手な使命感を抱いてはいましたが、会社名も決まっておらず、創業メンバーもおらず、事業内容プロダクトイメージも固まっておらずの状態だったからです。

では、なぜ8ヶ月も早い2021年2月に法人化手続きを進めたのか。

某・有名企業から法人化を求められる。そして、契約破棄される…

↑(時効なので言いますが)法人化した本当の理由はこれです。

誰もが知る企業から採用コンサル案件があり、そのためには法人でないと契約できないと言われたのです。

「まあいずれは法人を作る予定であったし、なによりもこの案件がとれたら実績としても大きいし、案件をこなしつつ事業を進めていこう」と考えていました。

2021年1月に面談をして、3月からぜひ一緒にやりましょうという流れになりました。

喜びの中、急いで法人を作り始めました。

<当時の予定>
・2月10日   書類提出
・2月22日ごろ 正式に法人として存在
・2月28日まで 法人として契約
・3月01日   業務開始

法人ができた2月22日ごろ、連絡がきました。

「予算の関係で、今回の採用支援の話はなかったことにさせてください。」


え、、、、、、、、、、、、



ちょっと待って、この仕事って、、美容院の予約みたいなものだったの、、?



「急用できたので今日の予約はなしで」てきな、、、?


え、、、あれ、、、オレは美容室なのか、、、?



一瞬、よくわからなくなりました。

正直言って、担当者の態度にはそれはそれはかなりイラッとしたのですが、まあ、、、「有名企業にいるからって自分の実力だと思うなよ軽率な態度で信用を失うとあとで痛い目見るぞこのクx野郎」と思ってしまったことはそっと胸にしまっておきました。

(担当者の名前をメモ帳に書き残して←)3月から必然と始まってしまう法人活動の準備を始めました。

「毎日note」を始める

まだ漠然としている事業構想を言語化したくなり、毎日noteを始めました。

ほぼ日の糸井さん、サイバーエージェントの藤田さんらの「創業者日記」が好きだったので、見よう見まねで3日坊主noteを始めました。

結局、7月1日まで120日連続で書き切りました。この経験には今でも感謝しています。本当にやってよかった。またどこかで再開する予定です。

さまよう日々

3月は、noteを毎日書いて順調そうに見せかけつつ、さまよいの日々を送っていました。

・採用コンサルの料金プランを考えたり、
・会社の方向性を考えたり、
・Webサイト制作にいそしんだり、

あっという間に過ぎていきました。

2021年04月 - 創業メンバー「ゆうたさん」

4月のトピックは、間違いなく「ゆうたさん」です。

元同僚のデータエンジニアで、ワークポッツの未来を信じていただけたことに、感謝感動しかありませんでした。(詳細は以下のnoteにて)

その他は
Webサイトを初公開したり
・(お金ないのに)メンバー募集していますととりあえず叫んだり
初めて資金調達の勉強をしたり

いま振り返ると「なんと行き当たりばったりの創業者や」って感じなのですが、、必死に生きていた4月でした。

2021年05月 - 初デモ、ミニピボット

5月は、起業あるあるにハマっていたことを思い知らされます。

起業あるあるとは、机上の空論のことです。

当時、「採用と転職の問題を解決するにはこれだ!」みたいな図を1枚つくっていました。

たしかに図面上ではその通りだよな、という図です。

その図をもとに、ゆうたさんと簡易なプロダクト(スプシ)をつくり、友人の採用担当者にデモ(壁打ち)をさせてもらいました。

当時の僕は「これはいける!」という勝手な自信をもっており、その友人の企業にこのプロダクトを導入してもらえるのではないかという空想を持っていました。

結果、話は1mmも進みませんでした。

それもそのはずです。

ビジネスの基本である「課題(What)」を置き去りにして、ただただ小手先の「解決方法(How)」だけを考えていたからです。

木の幹がない状態で、枝葉の議論をしていたのです。
こうすれば上手くいくよねとか言って、ただカッコつけていたのです。

「理想と現実」という言葉がこれほどまでに沁みた日はありませんでした。

・ ・ ・

当時の案をざっくり言うと、「企業の求人整理が楽にできます、他にもこんなメリットがありますよ」といったピンポイント(一部分)の提案でした。

考え方が大きく外れているわけではないのですが、採用担当者が求めていることは「とにかく人が採りたい(大部分)」だったのです。

また、「求人管理」という一部分だけのソリューションは、逆に採用担当者の負担になるとのことも知りました。

まさに起業あるあるだと思いました。

自分が採用担当の仕事をしていたにもかかわらず、「一部分だけのソリューションは負担になる」ということに気づけなかったのです。

自分が採用担当の立場だったらそんなものはいらないのに、作り手に回った途端、「これいいでしょ?!かっこいいでしょ?!」と盲目的になってしまう。

「ビジネスに机上の空論は通用せず、きちんと現実に起こっている課題を捉えることが大切なのだ」と反省したことを今でも覚えています。

※補足note※
初デモ大成功!だが、方向転換の予感…
デモ2回目。ミニピボット(事業転換)します。顧客視点を痛感した最高の1日

今後の方向性

このデモの結果、企業(B)の求人管理ではなく、企業と求職者(B&C)のプラットフォームが先だと結論づけました。

プラットフォーム運営(B&C)には「有料職業紹介免許」が必要である可能性があるらしいので↓(グレーゾーン)、免許取得に向けて動き出しました。

つまるところ、
・BよりB&Cが先決
 - 求職者(C)を集める
 - Bの情報は手動で集める
 - B&Cでマネタイズ
 - マネタイズした資金でB&Cをシステム化
・並行で有料職業紹介免許とる

といったことを考えていた5月でした。

2021年06月 - 初オフィスや、集客失敗

初オフィス

オフィスと言っても、2平米しかないレンタルオフィスです。

それでも、沖縄で生まれた平凡な男が、こうやって東京・五反田で法人オフィスを借りるなんて夢にも思っていなかったので、人生は不思議だなと感じた1日でした。

Cの集客にトライするも失敗

5月の方向性を踏まえて、6月は求職者(C)の集客をしていました。

友人らに声をかけるのはもちろんのこと、noteだけでなくstand.fmで「転職ラジオ」をしてみたのです。

結果、これでは集客できないなと判断し、7日間で損切りしました。。

※ 補足note 「転職ラジオ」
LP作ってたら手が止まり、求職者のことを理解しきれていないなと感じたので、stand.fmで転職対話をはじめてみますの話

音声配信を幅広く検討した結果、「コメント機能のUI/UX」がダントツだったstand.fmで配信することを決めました

【また朝令暮改】stand.fmを1週間半で辞めて、もっと「広報戦略的」にYouTubeへ振ることにしました

2021年07月 - 記憶がない…笑

120日連続note終了

3月4日から書きはじめたnoteは、120日後の7月1日に終了させることにしました。

終えてから1週間後くらいに、抜け殻になったのだけは覚えています。

継続の大切さ・継続によってつく力の大きさを発見できた貴重な経験でした。

なぜ毎日noteをやめたのか

当時は言わなかったのですが、終了させた理由を本音で話すと、「うんこを綺麗に届けても、結局はうんこだな」と思ったんです。(言葉が雑)

つまり、届け方(How)ではなく、届けるもの(What)が大切であって、届けるものを磨かないとなって思ったんです。

自分にとって届けるものは、つまるところ「事業」です。
よちよち歩きでもいいからそのラインまでは事業(What)をつくって、そっからnote書いて届けること(How)にしました。

noteも雑記が多めになっていたので全然インプットが足りていなかったですし、でもnoteを書くためだけにインプットしても本末転倒だし、
まずは、目の前の事業ときちんと向き合おうぜ、noteを毎日書いて仕事しています的なものになるのはやめようぜ、というのが今だから言える当時の本音です。

結論、その判断でよかったと思っています。
よちよち歩きレベルでいいから事業をつくって、そこからまたnoteを再開したいと思っています。

うまくいかないC集客

6月から進めていたCの集客は、7月も手探り状態で全然うまくいきませんでした。

イメージしていることが全くかたちにならない、、、
事業づくりの難しさを痛感する日々でした。

<補足>
事業①採用コンサルのほうは有難くも案件に恵まれ、会社が存続できるだけの仕事はできていました◎

しかし、事業②採用/転職サービス「Pipods」がなかなかうまくいかなかったのです。。

2021年08, 09月 - B側 ATS ペーパープロトタイプ制作

8月20日ごろ。
そんな苦しい日々の中、ハッと思いました。

あれ、結局、プロダクトの完成イメージ図(=プロトタイプ)がないとダメじゃね?

紙上の空想(=ペーパープロトタイプ)でもいいからゴールを作れば、おのずと開発はできると思ったのです。

プロダクトをつくりたい奴がプロダクトの絵を描いていないなんて、、
いま思うとほんと呆れます。。

すぐにFigma(デザインツール)をダウンロードして、描きはじめました。

2021年09, 10月 - C側 モバイルアプリ ペーパープロトタイプ制作

約1.5ヶ月、毎日12時間以上、Figmaとのにらめっこ生活が続きました。

少しずつ進んでいるのが目に見えるので、「社会人生活史上、今が一番楽しい」ってくらい不思議と楽しい毎日でした。

9月、10月とひたすらペーパープロトを作り、完成。

そして、Cのモバイルアプリ開発を進めることになりました。

2021年11月 - 資金調達、MVP制作、商標

資金調達

ゴールを描いたから、あとはゆうたさん(エンジニア)がどうにかしてくれる!と思っていました。
(この思考の浅さによって後ほど痛い目をみます

そこで、他のエンジニアを雇うためにも、資金調達をしようと考えていました。

そんなとき、とても信頼している経営者とご飯の機会があり、「ベタだけど『起業の科学』読んでみたら?」と薦められたのです。
(この推薦がなければ、ワークポッツは終わっていたかもしれません)

『起業の科学』は、「失敗は科学。99%で回避できる」がテーマの名著で、スタートアップ界隈なら誰しもが知っている本です。
なのに、新田はまだ読んでいなかったのです。。

MVP制作(Minimum Valuable Product/検証できる最小限の製品)

読んでみると、次のステップは資金調達ではなく、MVP制作であることがわかりました。
MVP=「いきなり大きく作るのではなく、小さく検証を重ねながら作る」と書いてあります。

資金調達についてもいろいろ調べた結果、現時点での資金調達は早すぎて資本が希薄化しすぎる(というかそもそも調達しにくい)と判断し、資金調達からMVP制作へとシフトチェンジしました。

商標

11月は初の商標もとれました。

当初からプロダクト名にしようとしていた「Workpods」の商標をとっていないことに気づき慌てて出したのですが、商標は近しいものがあり厳しいとなり、プロダクト名称を考えなければなりませんでした。

頭をひねって三千里、、、、(どゆこと)

ついに、Pipods(ピポッツ)が誕生します!(詳細はこちら↓)

※ 補足note
 ・【悲報】サービス名として「Workpods」は使えないことが判明…。弁理士に感謝!
 ・新しいサービス名は「Pipods」(ピポッツ)になりました!現在、商標申請中...

2021年12月 - C側 モバイルアプリMVP制作、CTO採用、迷走

11月から作り始めたMVPは、12月になっても一向に完成しませんでした。

(理由は、新田のエンジニアリングに対する理解不足、ハンドリングミスです。この12月の時点では気づけず、1月で気づきます)

進まない状況をなんとかしようと、他に1名CTOを採用しようと採用活動もしてみました。

しかし、結局CTOには巡り会えませんでした。(当然)

12月は、プロダクトも進まず、採用もうまくいかず、本当に迷走の日々でした。

2022年01月 - MVPもできず、新事業も撤退、そして別々の道へ

1月10日までに小さくていいからとにかくローンチしようと決めて進めていましたが、一向にプロダクトはできません。。

そこでふと、「プロダクト開発ってそもそもこれで合っているのか?」と思い、ネット記事を乱読しました。

すると、私が無知すぎたことを知ったのです。(↓ツイート一例)

・ ・ ・

1月6日、上記のツイート後。
1月10日にローンチする予定だったMVP ver. A をあらためて、MVP ver. Bを簡易的につくることにしました。

1月10日、ver. Bなんとか完成。
しかし、、、、全然しっくりこなかったのです。
いくらMVP(Minimum)とはいえ、これはMinimumに届いていないレベルでした。

1月11日、なんかもうすべてがよくわからなくなる。(←)

1月15日、友人の経営者からデータ分析案件の連絡が。
データ分析ツールを初期のMVPに変更して、そこから事業をつくる戦略に活路があると判断し進路修正

1月17日、採用データ分析をソフトウェア化(SaaS)して、そこからプラットフォーム事業につながるのでこの方向でいこうと決める。

「ここに至るまで10か月…。ようやくなんかしっくりきた…。」と思っていました。(が、このあと2週間で破滅します

(「しっくりきた」と思った詳細は、以下のnoteにまとめています↓)


1月24日から、採用データ分析事業を小さく開始したが上手くいかず

小さく回してみようと思い、まずは友人経由でATS(採用管理システム)を導入している企業の人事と話をしたところ、みな同じ答えが返ってきました。

「もうすでにデータ分析は足りている。社内のエンジニア or ITに強い採用担当が作成。しかもExcelだけではなく、GoogleデータポータルといったBIツール系でも構築済み」

次に、友人経由でATS未導入の人事3名と話をしたところ、またもや、みな同じ答えが返ってきました。

そもそも採用にお金をかけられない状態。かけられるならまずはATSから導入する、データ分析単体はいらない。今はExcel管理。うまくデータ溜められていない。兼任でいっぱい or 担当者がおらず手薄で、データ分析どころではない

つまり、採用の二極化が起きていることはもちろんのこと、データ分析単体のソリューションはどちらにも必要とされていないことを知りました。。

ターゲット1:ATS導入企業
・採用予算あり
・採用担当者あり
・採用担当 or 社内エンジニアがデータ構築済み
=入る隙がない

ターゲット2:ATS未導入企業
・採用予算なし
・採用担当者なし or 兼任
・データの蓄積さえもできていない
=そもそもデータ分析どころではない

結果、データ事業は、最小限で損切りすることにしました。
(「小さく検証する」という学びは活かすことができました。)

ここであと一つ、大きな判断を下しました。

2022年01月31日 - 別々の道へ

創業初期からやってきたゆうたさんとは、別々の道を歩むことにしました。

大きい理由は、以下です。

・私の方向性にブレが出すぎてわからなくなってしまい、ビジネスの基本である「課題の発見」「課題の解決」に立ち戻りたいと考えたため
(プロダクト開発からコンサル業へ比重を変えて、顧客の課題発見・課題解決の時間を作ろうと考えたため)

・2人のシナジーが一番発揮されるであろう「データ」での事業を損切りしたので、これ以上のシナジーは生み出せないだろうと考えたため

採用の仕事をしているだけでは絶対にわからなかった、自分で事業をしてみたからこそわかった「人の大切さ」「採用の大切さ」を痛感しました。

人と人の出会い・別れのなかで、我々の身の回りにあるモノやサービスは生まれているんだなと思うと、「採用の仕事」というのはまさに「事業のド真ん中の仕事」なんだなと思いました。(ポジショントークかもしれませんが)

採用と経営(事業)を経験したからこそ、「人の大切さ」「採用の大切さ」「採用という仕事の誇り」みたいなものを日本中に伝えていくことも自分の役割の一つなんじゃないかなと感じました。

生まれ、損切り、別れ、いろいろいっぺんにきた1月でした。

2022年02月 - やっぱりプロダクトをつくりたい。採用と転職のあたらしい体験を創造したい

最後、2月です。

「課題」を見つけようと採用コンサルの仕事を2つほど増やしたので、その仕事がメインでした。
同時に、あらためて自分は何がしたいんだっけ?と立ち止まる時間をつくった1ヶ月でした。

あまり立ち止まりたくないな、立ち止まるのってなんかもったいないんだよなってのが本音ではありました。
事業を進めている他の企業たちがより眩しく映りますし、さらに先を行かれてしまう焦燥感や、素直に悔しいなって思ってしまうからです。(人間ですからね)

でも、この立ち止まり期間がよかった気がしています。
自分の奥の方にある沸々と湧く感情を感じることができたからです。

・ ・ ・

2月少し立ち止まって思ったこと、
そして今、このnoteを書きながら思うことは、

「私はやっぱりプロダクトをつくりたい。採用と転職のあたらしい体験を創造したい」ということです。

この2022年の採用・転職オールドスタイルのまま、2030年に突入することはナンセンスだと思っています。

じゃあどうするのか。

「デジタルマッチングをもっと早くして、そしてアナログマッチングに時間をかけられる体験」がつくられるべきだと考えています。
その「体験」は、採用と転職を両方知る人、特に採用を知る人にしかできないと思っているので、私はその世界観を作りにいきます。

・ ・ ・

2月には、会社を畳んで会社員に戻ることも30秒×100回くらい考えましたが、、、

んーそれはどうなのよ、なんやそうやって逃げるんじゃなくてさ、新田という採用経験を積んだ一人間がさ、採用・転職が楽になる・心地よくなるような体験をもしもつくらなかったならさ、この先の採用と転職はなんかずっとオモンナイモノになってしまうんじゃない?
誰かがやるのを待つの?そんな未来を望むの?お前さんは基本、採用の仕事しかできないんでしょ?だったらさ、採用の仕事がもっと楽しく、言うなれば裏側の転職ももっと楽しく、心地のいい体験ができるようにさ、採用全体の大きな仕組みづくりをしたらどうなのさ?プロダクトをつくって、スケールさせてさ。大きくて難しそうだけど、できたら最高じゃん楽しいじゃんってこと、お前はなんかそういうの好きじゃんか。やれるだけやってみたらいいじゃん。

と、なんか小学生みたいですが、頭なのか心なのかどこかわからないところから、こんな感じの声が聞こえてくるんですよね。

「使命感が沸々と湧いてくるような、自分の人生の数十年をつっこんででもやる価値があるようなことをやりたい」といつも思っています。

創業時も、今も、そう思っています。

そういう意味で、自分の情熱を試されていた1年だったのかもしれません。

「採用出身×起業×プロダクトづくり」に奮闘されている庄田さん(HERP社)や岩崎さん(YOUTRUST社)らと一緒に、採用と転職をやっぱりどうにかしたい。

長くなりましたが、「やっぱりプロダクトをつくりたい。採用と転職のあたらしい体験を創造したい」っていうことに、1年越しにまた原点に戻ってきた、そんな2月でした。

さいごに

1年の振り返り、長かったですね。。

3月1日、今日から心機一転、創業2年目です。

3月の目標は、Cのユーザーヒアリングを通して、Cとの接点を増やすことです。

接点を増やして、
課題を見つけるのがメイン
・あわよくば、仲間を見つける
・あわよくば、転職を手伝う(紹介免許あり)
みたいなことを考えています。

あーーー書いてすっきりしたーーーー。笑(自己満足)

2年目もがんばります!

最後までお読みいただきありがとうございました。m(_ _)m



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