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複数の遺言書が出てきたら・・・
長い闘病の末と言っても、やっぱり死は突然訪れます。
初七日(あるいは、四十九日)までは、心の整理もつかぬまま、なんだかんだとバタバタしてしまうものです。
そんな家族のことなぞお構いなしに、お役所は「準確定申告(4カ月以内)」や「相続の承認・放棄(3カ月以内)」を要求します。
準確定申告も相続の承認・放棄も、故人の財産を把握しなければできません。必要な書類などを探しに個人の部屋を片付けていると
夫の急死 ~未成年の子の相続
相続は突然訪れます。
一番困ってしまうのが、働き盛りの方がお亡くなりになるケースです。
相続は(恐らく)誰もが経験することですが、多くても2~3回です。初めて相続を経験するのは親が死んだ時が最も多いのですが、中には配偶者が亡くなったとき、ということも少なからずありえます。
特にお子様がまだ未成年の場合、通常の相続とは少し勝手が違ってきます。
未成年の子がいても遺産分割協議は必要遺言書が残さ
相続では「法律婚」がやっぱり有利
相続においてよく問題になるのが、「事実婚」と「法律婚」の格差・・・。
婚姻届ひとつで、たとえ婚姻期間が1日でも、届出さえしていればパートナーの「法定相続人」となることができます。しかも、法定相続分は相続財産の2分の1(遺留分もあり)。
しかし、「内縁関係」にとどまる限り、共に過ごした時間が20年だろうが、30年だろうが法律で保護される相続分はありません。
だから、「遺言書を書きましょう!!」
義父の介護 ~慰めの報酬
近年は、「在宅医療」の認知の向上や従来のように長期の入院ができなくなった、あるいは介護施設に入居できないなどの事情により自宅での療養・介護が増えているのではないでしょうか?
男性も介護をするようになったとはいえ、やはり自宅での療養介護を支えるのは圧倒的に女性が多いかと思います。
とくに、女性の場合、配偶者の両親の面倒まで見なければならないケースもまれではありません(ここが男性の介護事情とは異な
どこまで医療のお世話になりますか?
わたしたちの多くは、人生の最期を「病院」で迎えます。
① 長期療養入院 → 病院で最期の時を迎える。
② 自宅で突然倒れ、病院に救急搬送 → 病院で最期を迎える。
とくに、長期入院の末の臨終の場合、何処まで治療としての医療の提供を受けるのかが大きな問題になります。
なぜなら、私たちは①のときも②のときも、『自分で意思表示できる状態にない』ことが少なからずあるからです(あるいは、そのほうが多
外国人と健康保険について
日本国内に住む外国人の数は年々増加しています。1990年代には日本国内に在留する外国人の国籍は韓国・中国がほとんどでしたが、現在ではその出身国は実に様々です。
そんな在留外国人の『健康保険』はどうなっているのでしょうか?
在留外国人も日本人と同じ保険制度有効な在留資格をもって、適法に日本国内に1年以上在留することが見込まれる外国人は、日本人同様、健康保険制度に加入することができます(しなければ
エンディングノート・遺言書だけじゃない。「生前契約」の活用
みなさんは「生前契約」というものをご存じですか?
晩年の身体・認知機能の低下に備える契約。終末期の医療についての準備、そして、死後の様々な事務手続きなどを確実に行うための契約などがあります。
ご自身の将来や生活環境に合わせて、必要な契約を考えてみませんか?
終活は、「エンディングノート」
+「遺言書」+「生前契約」
エンディングノートの○と×
〇 何を書いてもOK
エンディングノートから始める相続対策
エンディングノートは意味がない?週刊誌やテレビの特集を見て、エンディングノートを作ってみようと書店などで購入してみたはいいけれど、意外に書くことがいっぱい・・・。
やっとすべてを埋めたころに目に飛び込んできたのは、「エンディングノート」には「法的効果(強制力)がない」という見出し・・・。
そうです。エンディングノートには法的効果(強制力)はありません。
ですので、エンディングノートを作成され