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昨日のこと

どうも西尾です。

今日、5月10日はリプトンの日なんだとか。

最近はリプトンの紅茶を飲んでおりませんが、確かリプトンの紅茶はペットボトルと紙パックでは発売元が違うのですよね。

高校生の頃、紙パックのリプトン紅茶をよく飲んでいる人たちがいましたが、今思うとあれは一体何だったんでしょうね。

もしかしたら当時リプトンが流行っていたのかもしれませんね。

不思議です。



昨日のこと

昨日のこと。

夕方、ある雑貨屋さんの前を通りかかった時、何かの人形の前で高齢のご夫婦と思しき男女が話し込んでいた。

二人で笑って話していた。

何だろうと気になったので、近づいてみると、どうも喋り声をおうむ返ししてくれる人形の前で笑い合っていた。

おそらく旦那さんであろう男性の方が「これは面白いな」と言うと、人形が独特の機械音で「これは面白いな」と発する。

この人形が面白いのは喋った言葉をおうむ返しするだけでは無く、首部分が上下に動作するから余計に笑いを誘う。

この人形は動物のナマケモノか何かを模倣したものだと思われるけど、ナマケモノにしては動作が機敏だなと思ったりもする。

奥さんであろう女性の方も「面白いね〜」と言うと、そのナマケモノ人形も首部分を上下に動作しながら「面白いね〜」と喋り出す。

それを聞いてこのご夫婦が笑う。

するとそれを聞いたナマケモノ人形がまた笑う。

このご夫婦が立ち去らない限り永遠に堂々巡りをするが、それはそれで面白そうだと思いながら後ろの方で見ていた。

ご夫婦はお孫さんの誕生日プレゼントか何かを探しているみたいだった。

店員さんと喋りながらナマケモノ人形の前から移動したので、私はナマケモノ人形の前に行ってみた。

ナマケモノ人形の頭を軽くタッチしてみると、それにも反応してくれた。

首部分を僅かに動作させて「ゔゔっ」とだけ発する。

私は驚きと嬉しさが込み上げて「へー!」と小さく声を発すると、それも聞き取ったのかナマケモノ人形も「へー」と発する。

これは面白いなと思った。

一人暮らししているから喋り相手になってくれるだろうか。

逆に、私一人しかいないのに急に喋り出したらそれはそれで怖いけど。

そんなことを思い、最後に軽く頭を撫でてその場を後にした。

もちろん、ナマケモノ人形も反応してくれた。


本屋さんにも立ち寄った。

気になる雑誌や本を一通り見てみた。

今回は特に購入はしなかったけど。

面白そうな本はあったので、今度行った時に購入しようかと思う。

自己啓発本コーナーにも立ち寄ってみた。

自己啓発本の苦手なところは「人生とは〜」とか、「成功とは〜」とか、そういったことを一方的に押し付けられている感じがするから嫌なのだ。

もちろん、参考になる本も多いけど。

以前、Instagramか何かで見た動画に良いものがあった。

内容は自己啓発の類のものだった。

20代で会社の社長になる人もいれば、60代で会社の社長になる人がいる。

若くして亡くなる人もいれば、90代くらいまで長く生きる人もいる。

20代で大学を卒業する人もいれば、70代で卒業する人もいる。

皆それぞれにタイミングがある。

こんな感じの内容だった。

お世話になった大学の先生が国際的な賞を受賞した。

本当にすごいことだと思う。

その先生はもう既に退職しており、年齢も70代後半だと思う。

他に受賞した人の中には現役で大学で教えている人もいる。

タイミングは人それぞれなんだと思った。

誰がどのタイミングで評価してくれるのかは分からない。

改めてそう思った。

恥ずかしながら、私は未だに誰かと比べてしまう。

同級生の誰々が結婚したとか、家を購入しただとか、今は〇〇の仕事をしているなどと風の噂で聞くと、つい比べてしまい自分はダメな奴だと思ってしまい気が滅入る。

でも、そんなことを考えている時間こそ無駄なのかもしれない。

そんなこと考える時間があるなら、自分のことに集中した方が良いのだと改めて思った。

この動画の作成者と先生に感謝だ。


雑貨屋さんに寄り、本屋さんに寄り、最後にダイソーに寄ってみた。

これといって買う物は無かったけど。

魚の釣竿などが売られているコーナーで奇妙なものを見つけた。

擬似餌だと思うけど、ミミズの形をしたもので、本当のミミズのようで少し寒気がした。

別にミミズが悪いわけでも、ダイソーが悪いわけでも何でも無い。

ただ単に私がそういったものは苦手なだけ。

最近のダイソーは釣り竿や魚釣りに必要な専門用具まで置いてあるからすごいと思う。

私は魚釣りしないけど。


ダイソーを後にする。

帰り道、何だか気持ちがスッキリしたと言うのか、肩の荷が少しだけ下りたような気がした。

中華料理屋さんから漂う炒飯の匂いが食欲をそそる。

中華鍋に入った炒飯を炒める料理人の鍋捌きが頭に浮かんでくる。

早く帰って晩飯をお腹いっぱい食べようと思い、夕暮れに染まる空を背に家路に着いた。

以上、昨日のこと。




以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

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