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「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を読んだ。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」 汐見夏衛 スターツ出版 を読んだ。
泣ける映画として話題になっていた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の原作。
特攻隊、恋愛ときたら、そりゃ泣ける話になるよね… でも、泣かせにくる話とわかっていても、やはり泣ける。
特攻隊として征く側の気持ち。生きていて欲しいと思う側の気持ち。どうしようもない。
これは、ぜひとも映画も見てみたい。
小説は百合
「この限りある世界で」を読んだ
「この限りある世界で」 小林由香 双葉社 を読んだ。
前半、自殺した作家の担当編集者と篤志面接委員の視点の話が交互にあり、なかなか本筋にいかないなぁ…という感じがした。
いや、だって、あらすじを読んだら「本当の犯行動機」を探す謎解きだと思うじゃん。いつ、少女と面談するんだよ…と思う私は浅はか。
「本当の犯行動機」の答え合わせのシーンからは、もうぐっと心を鷲掴み。その迫力たるや!
そして、その後
「息子のボーイフレンド」を読んだ
「息子のボーイフレンド」 秋吉理香子 U-NEXT を読んだ。
息子にゲイであることを告白される母の視点から物語は始まる。
母は高校生の頃は、自らBL漫画を描く腐女子であったにも関わらず、息子がゲイであることは受け入れられない。同じく腐女子であった優美に相談してみると…
息子視点、優美視点、父親視点、息子のボーイフレンド視点と物語はすすんでいく。
父親は会社でLGBT フレンドリーな会社にし