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不定期連載「サブカルの穴」

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この連載では、わたし「にじゅこ」が触れてきた、サブカルチャーの中から「え?こんな偶然ある?」とか「なにか、意味深ですね…」といった、 #予測プログラミング らしき要素をご紹介しま… もっと読む
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不定期連載「サブカルの穴」Pit009:LPレコードは何故33回転なのか

不定期連載「サブカルの穴」Pit009:LPレコードは何故33回転なのか

レコードという音楽媒体が衰退して久しいですが、LPという規格を覚えているでしょうか?

いわゆるアルバムサイズのレコードはLP(ロングプレイ)と呼ばれ、一分間の回転数を33回転と決められていました。

なんで、33回転?🤔
と思うのですが、実際は3分で100回転。
1分で割ると33回転というわけです。

では一歩踏み込んでみます。

アメリカに魂を体から分離させる方法として、体をある回転数で回し

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不定期連載「サブカルの穴」Pit008:ロックと舌出し

不定期連載「サブカルの穴」Pit008:ロックと舌出し

割とメタル寄りの音楽趣味でいままで生きてきましたが、このところ歌詞のある曲はまったく聴かなくなりました。

歌詞にいや〜な意味が含まれていたり、逆再生するとろくでもない呪いがかかっていたりするので、意識的に「歌」を避けるようになりました。

悪魔的な歌詞などについては、いずれ書くとして、今回はロックにありがちな舌出しについて考察してみたいと思います。

まずは「マキシマムザホルモン」のアルバム「ぶ

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不定期連載「サブカルの穴」Pit007:SADS

不定期連載「サブカルの穴」Pit007:SADS

冒頭、まずはこちらから。

SADS(サッズ)と呼ばれる病気がこれから話題になりそうですが、私の様な古いバンドキッズはSADSといえば、あの人でしょう。

なぜ、いまSADSなのか?

個人的にはあまり触れてこなかったバンドなので、この機会に調べてみました。

黒夢を無期限休止した1999年に活動開始。
正式デビューを前にイギリスでツアーを行うという異例の活動。
このツアー直後にベーシスト「体力上

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不定期連載「サブカルの穴」Pit006:童謡「赤い靴」

不定期連載「サブカルの穴」Pit006:童謡「赤い靴」

あかいくつ〜は〜いてた〜
お〜ん〜な〜の〜こ〜♪

童謡「赤い靴」の歌いだしから始めてみました。
まずは、全歌詞をWikiから引用します。

よく読むと、少女に恋している少年が歌っていると読み取れますが、それだと「赤い靴」というタイトルはなにか不自然さを感じます。

横浜の波止場から船で異国に連れて行かれたようですが、これが歌われた時代はこどもを売る、丁稚奉公に出す、というのは当たり前のように行わ

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不定期連載「サブカルの穴」Pit005:SPEED

不定期連載「サブカルの穴」Pit005:SPEED

1996年、11歳〜14歳の4人の少女が華々しくアイドルとしてデビューした。
SPEEDだ。

総合プロデュースを務めたのは伊秩弘将(いぢちひろまさ)氏。
歌詞、曲の提供をしている。

SPEEDの曲はどれも有名だが、デビュー曲「BODY&SOUL」に意味深な歌詞がいくつも含まれている。
そのうちの一節。

軽快なノリで歌われているので氣づきにくいが「肉体的苦痛」を推奨しているようにも受け取れる。

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不定期連載「サブカルの穴」Pit004:キャプテンEO

不定期連載「サブカルの穴」Pit004:キャプテンEO

キャプテンEOというのは、2014年6月まで東京ディズニーランドにあった3D映画アトラクションです。
主演はマイケル・ジャクソン。
私もこどもながらに「かっこいい」と思っていたのですが、2度体験することもなく終演してしまいました。

さて、昔から氣になっていたのですが「EO」とはなんのことなんでしょうか?
というわけで、調べてみました。

EOはギリシャ語の夜明けということです。
これは土星の衛星

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不定期連載「サブカルの穴」Pit003:天元突破グレンラガン

不定期連載「サブカルの穴」Pit003:天元突破グレンラガン

天元突破グレンラガンとは2007年に放映されたテレビアニメです。
エヴァンゲリオンで有名になったガイナックスが作成しています。

内容は少年が冒険していくなかで大人に成長していく、よくあるロボットアニメの展開ではありますが、物語のテーマが「ドリル=螺旋」であり、「螺旋力」という用語も出てきます。

万物はすべて螺旋のちからによって作られているかのような世界観です。

はい、ここでクリフ・ハイさんの

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不定期連載「サブカルの穴」Pit002:ゴルビーのパイプライン大作戦

不定期連載「サブカルの穴」Pit002:ゴルビーのパイプライン大作戦

今回はとても古いファミコンソフトです。

内容は水道管でソ連と日本をつなげるという名目で落ちものパズル(テトリスみたいなの)をするというもの。

もともとは「水道管」というゲームがあり、そのファミコン版という訳ですが、なぜかゴルビー(ゴルバチョフ)がタイトルになっています。
ゲーム内には出てきません。

当時のソ連のトップであるゴルバチョフ書記長に許可までとってわざわざ「ゴルビーのパイプライン大作

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不定期連載「サブカルの穴」Pit001:ダークマテリアルズ〜ライラの冒険〜

不定期連載「サブカルの穴」Pit001:ダークマテリアルズ〜ライラの冒険〜

突然始まりました。
不定期連載「サブカルの穴」
この連載では、わたし「にじゅこ」が触れてきた、サブカルチャーの中から「え?こんな偶然ある?」とか「なにか、意味深ですね…」といった、 #予測プログラミング らしき要素をご紹介します。

Pit001 ダークマテリアルズ〜ライラの冒険〜
近頃、ライラの冒険という児童向け小説が、海外ドラマ化され、そのDVDをレンタルで観ました。
まだまだ序盤なのですが、

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