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不定期連載「サブカルの穴」Pit003:天元突破グレンラガン

天元突破グレンラガンとは2007年に放映されたテレビアニメです。
エヴァンゲリオンで有名になったガイナックスが作成しています。

内容は少年が冒険していくなかで大人に成長していく、よくあるロボットアニメの展開ではありますが、物語のテーマが「ドリル=螺旋」であり、「螺旋力」という用語も出てきます。

万物はすべて螺旋のちからによって作られているかのような世界観です。

はい、ここでクリフ・ハイさんのインタビューをEriさんが翻訳した記事を紹介します。

ジョーダン:そして、あなたの説明と画像を見て、横波を使うのではなく、点と点を結ぶ縦波を使っているのでは?と考えさせられます。

クリフ:いえ…縦方向でも、点から点へでもありません。螺旋状に動くのです。円錐形の周りを螺旋状に回っているのです。すべての磁力がこのように動きます。

EriQmapJapan's Newsletter

この中で「すべての磁力が螺旋状に回っている」と説明されています。
物理法則と違い、現実世界の最短距離は螺旋だという話です。


私はこの話を読んで、人間の精子の構造を思い出しました。
というのも精子は移動する際にしっぽを振っているのではなく、螺旋状にぐるぐる回しているからです。


平面上でみるとあたかも左右にうねっている様に見えますが、立体的にみると螺旋状になっていて、これを回転させることで推進力を得ているというわけです。

人間の誕生におけるメカニズムに螺旋が組み込まれている。
地球全体を支配している「磁力」は螺旋状に回っている。

アニメや漫画のアイデアはどこからやってくるのでしょうか?
偶然のひらめきでしょうか?
それとも、知識を総動員して考え出したのでしょうか?

どちらにせよ「神はサイコロを振らない」のです。