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第4回「アフターコロナに忘れたくないこと」 by 虹の朝子
コロナ禍の中で迷走する首相にはいささか呆れた。起きている事態に対して熟慮することができず、取り巻きの言うことに振り回されている様は見るに耐えなかったし、2020年7月、遂には全てを下々に丸投げしてしまった。事ある毎に、「緊張感を持って注視していく」と言うが、注視してどうするのでしょうか?だた放っておくだけなのですか?一体こんな人がどうして一億の民の頂点に立っているのだろう。いろいろ思い巡らすけど
もっとみる第3回 「コロナウィルスはわたし(たち)に何を伝えに来たと思うか?」 by 虹の朝子
コロナ禍で時間が止まったように思えても、季節は春から夏へと着実に進んでいる。暑い日と寒い日が交互に繰り返しているけど、時には気持ちの良い風の吹く日もあって、そういう日の散歩は心地よい。バッサバッサと重たそうに飛んでいる鳥はオナガかヒヨドリか。長い尾を上下に振ってチッチっと囀りながら軽やかに飛んでいくのはセキレイである。上の方で誇らしげに鳴く鳥があって、見上げると丸まっちい白い体を黒い燕尾服で包んだ
もっとみる第2回 「私達はコロナウイルスからどんな影響を受けているか?」 by 虹の朝子
コロナ禍で何かと世の中に文句を云いたくなる。こんなことをしていたら、ああなるとかこうなるとか。でも、正直なところ、コロナ禍によって私たちの生活が根本からひっくり返るようなことが起こるとは考えたくない。もしかしたら、経済が破綻し、企業がバタバタと倒産し、金銭の価値がガラガラと崩れるような、かつての世界恐慌のようなことが起こるかな?そんなことが起こればそれこそ一大事である。そういう未来は、私だけでなく
もっとみる第1回 「コロナウィルスを知って以来、わたしは何を体験してきたか」 by 虹の朝子
私にとっての災いの始まりは昨年の12月31日だった。父がどこからかウイルス性の胃腸炎を家に持ち込み、施設から一時帰宅した母、千葉の家からやって来た妹、私と家族全員に感染したのである。特に、93才の父はほぼ一週間寝たきりとなり、正月であったから病院に行くこともままならず、気が気でない一週間を過ごすことになる。父はなんとか回復して元気を取り戻すのだが、いくらも経たないうちに転倒。脳に損傷が見つかり入院
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