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劣等感を力に変える

中学校に行っていなかった話しを前回書きましたが少し勉強の話しをしようと思います。前々から中学校も高校(定時制を少し)もほとんど行っていない話はさせて頂いているのですが、そんな私がどうやって子どもたちに勉強を教えるのかと言う話になりますよね。本当に教えられるのかと感じられる方もいらっしゃると思います。結論から言いますと


めちゃくちゃ勉強しました


私は秀才でも何でもないんですよ。ただただめちゃくちゃ勉強したんです。自分が勉強するにあたって難しいなと感じたことがありまして


学校行っていない人が学校行っている人の勉強量や知識に追い付くにはどれぐらい何を勉強すれば良いか



ということなんです。基準がないものでして非常に難しい訳なんです。そこに辿り着いていないのも嫌ですし大きく上回っていないのも個人的に嫌だと思っていたのでめちゃくちゃ勉強しました。これぐらいやったらとりあえず大丈夫やろ〜って思える量までやりました。そうでないと勉強教える側になるのは子どもたちにも保護者の方々にも失礼だと思ったんです。


私は大学入学資格検定試験に合格しております。今で言う高認試験ってやつですね。高校卒業と同じ資格を得ることが出来る試験みたいな感じです。何度か書いていますが、貧乏でしたしネットも無い時代だったので前回の記事の友人たちが協力してくれて使い古した教科書を数十冊集めてもらい独学で勉強したんです。時代も時代だったので高認試験に関するテキストもまだ全然出てなかったんですよ。友人の友人、友人の彼女の妹とか本当色々な所に声をかけて集めてくれました。


「あと化学と地理が足りひんねん。」


「日本史B貰えるみたいやけどもう持ってる?」



みたいな会話をよくしていました。本当有り難いですよね。協力してくれた友人たちと快く教科書を提供してくれた人たちに本当感謝です。色々な方々の善意によって大検を受けることが出来ました。


大検自体は独学の1か月で合格出来ました。毎日ひいひい言いながらめちゃくちゃ勉強しました。よくそんな短期間ですごいなど言って頂けるのですが、私の場合は全然です。合格に特化した勉強を進めただけなんです。検定試験や受験もそうですが、


合格ラインを越えることに特化した勉強をしたんです



大検の場合は当時は平均点を越えると合格出来ました。なので、100点を目指さずに確実に合格ラインを越える勉強方法で進めました。


全部を理解することに力を入れるより確実に抑えるところを抑える



そういうやり方でした。それが上手くはまったので合格出来た感じです。これは高校受験でも言えることなのですが、上位校を狙う子は話しが別ですが基本的には確実に合格ラインを越える力を付けるというのは重要なことです。どこに目標を置くかですね。


100点を取るのが目標ではなく合格することが目標



と言う発想です。そのように発想を切り替えると「ここは確実に正解出来るようにして」「ここはなるべく出来るようにして」「ここは一か八かでいく」など重要度が変わって来る訳なんです。その合計を合格ラインを越えるようにして勉強を進めていく感じです。


仕事で勉強を教えるようになるに関してもめちゃくちゃ勉強しました。仕事が終わったあとに夜中2時とかまで


中学校のテキスト(学校によって違うので複数校のテキスト)

塾のテキスト(4社分ぐらいの全学年)


模試の過去問(10年分)

高校受験の過去問(15年分)

私立高校の過去問

中学校のテスト(先生によって手作りなので複数の学校の全学年のテストを集める。)


を解き直して来ました。余白には自分なりの教え方やポイントなどびっしり記入して埋まっています。まあ数学と国語だけですがね。あとたまに理科を少々と。この量は意識して目標としてやりましたが、これで足りているかは分かりません。やはり基準がないもんでわからないんですよね。家には心理学の本と勉強のテキストが大量にあります。模試の10年分も持ってますし、テキストだけで100冊は持っていますね。何と言いますか


何かを取り返そうと思ったらそれ相応の努力や時間が必要



と言うことだと思っています。学校に行っていなかったからどこまで努力すれば良いのかわからないというのは、私が背負った十字架でずっと背負うべき十字架でもあると思っています。ずっと劣等感を抱えているんです。劣等感を埋めるにはコツコツと上回る努力をするしか方法はありません。先生とかならないなら学校通っていたかなど関係ないですけどね。自分がやっていないことを仕事として子どもたちに教えるということは十字架を背負うべきことなんですよ。背負っている十字架をどうとらえるかは人それぞれだと思います。私は背負っている十字架、抱えている劣等感を力にして前に進んでいる姿を子どもたちに伝えていければと思っています。なんかこう界王拳みたいにオーラみたいなんで出てたらええなと思っています〜笑

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