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街に溢れる子どもの世界

先日また娘の友人が遊びに来てくれました。今回は2人来てくれて雨だったのでうちで遊びました。色々と問題は山積みで超大変なのですが、とにかく3人で楽しく過ごせたようで良かったです(もちろん私もひいひい言いながら色々と動きました)。


娘の習い事の時間になったので、娘と私と友だち2人と家を出たんです。途中まで一緒に帰ったのですが、その時になんかこう


子どもの世界に迷い込んだ!



っと感じたんです。なんかこれは!って思ったんですよ。雨上がりの夕方16時ぐらいに外に出るとポツポツとよく見ると子どもたちが町に出ていました。それで娘や友人たちは町で出会う子どもたちと次々に声をかけ合っているんです。


「何してたの〜?」


「またね〜」



とか声をかけ合っているんです。何というか夕方16時に家を出る世界って我々にないじゃないですか。門限に遅れないようにだったり雨上がりだったりすることで子どもたちが外に出て来る訳なんです。何というか猫が外を歩いていて付いて行ったら全然違う世界が見えると思うんです。それと同じ感覚です。


子どもの時間帯、歩く道、角度を変えるとそこには子どもたちだけの世界があったんです。いつもは大人の世界から見た子どもの世界だった訳で、街中で子どもとすれ違ってもそれはお互い違う世界を歩いているんです。猫ちゃんも。子どもたちと一緒に歩いて子どもの世界を初めて体験しました。何か知らんけど入ってはいけない世界に迷い込んだ気がしてドキドキしましたよ。


それで何だか忘れていた感覚みたいなのを思い出したんです。自分にも子どもだけの世界ってあったな〜って思ったんです。学校で毎日沢山の子どもたちと過ごしていますが、それとはまた違うんですよ。なんかこう小学校の頃友だちと草をかき分けてザリガニ釣りに行った時の世界とか、公園で缶ケリする時とか。今の私たちが公園で子どもたちが遊んでいるのを見かけても


公園で子どもが遊んでるな〜楽しそうやな



って思う訳ですが、全然目線は実は違う訳ですね。この記事を書いていて思い出しましたが、昔小学2年ぐらいの頃に住んでた団地の駐車場に植えられた木に友だちと秘密基地を作ったんです。なんかちょうど周りから見えないぐらいの葉っぱが茂っていて中から登ってダンボールを敷けるぐらいのスペースがあったんです。そこにダンボールを敷いて友だちとじっと座って外を眺めていたんです。そこは駐車場な訳でして大人たちが車を取りに来る訳です。家族で出かけるためだったり、仕事に行くためだったり様々な理由で駐車場に大人が現れるのを木の隙間からじっと見ていたんです。ここでじっと見ているっていうのが面白いんですよ。


まさかこんな所に秘密基地があって子どもが居城を築いているなんて思わんやろうな〜ひっひっひ



それが楽しい訳なんです。同じ駐車場に居てもそこに全く違う世界が存在していました。外にある子どもたちの世界って私たちから見るとトイストーリーとかと同じような感覚かもしれません。そこには私たちが知らない価値観やルールがあってやはり別の世界ですよね。


見えているようで見えていないんだなぁ



そう感じた訳なんです。この目線や世界が見えるように感覚を研ぎ澄ましておかないといけないなと改めて思った訳なんです。


子どもが外をうろちょろしている世界ってやはり良いですね。外の世界に対して子どもたちが子どたちの感覚で挑む訳なんです。


あの池ザリガニおりそうやからイカ垂らしてみるか〜


この水溜まっている所なんか虫おるかもしらんから覗いてみるか


この細い道通ったらどこに繋がっているんやろうか



子どもと外の世界への向かい方は面白いですね。細い道や知らない道を見つけると私は今でも挑戦してしまいますが〜笑なんか通ってみたくなりませんか!犯罪などが多発していて中々難しい所はありますが、子どもたちの世界大人として守っていきたいと思いました。忙しくて久しぶりの記事になりました。やっと週末です。三連休ヒャッホー!


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