パーグースタジオ

小説が書くのが大好きで、自分が今この日本に対して何を思っているか、感じているかを小説と…

パーグースタジオ

小説が書くのが大好きで、自分が今この日本に対して何を思っているか、感じているかを小説として書いていました。いつかその小説を漫画として描きたいと思い、今その夢にチャレンジしています〔トイロの監獄〕まだまだ甘い部分もありますが、優しい気持ちで見守ってください😃⭐️

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トイロの監獄12

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トイロの監獄11

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トイロの監獄10

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トイロの監獄9

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トイロの監獄8

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トイロの監獄7

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トイロの監獄6

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トイロの監獄5

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トイロの監獄4

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トイロの監獄3

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トイロの監獄 2

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トイロの監獄1

ヒストリー15 つづき⑤

レオ『僕の目が、赤いからみんな怖がるんだよね? 僕の目が赤いから、お父さんも離れたんだよね?』 お母さんは僕の目をじっと見て 話しを聞いてくれてる。だから、僕は安…

ヒストリー15 つづき④

ネルソン邸宅内 小さな古屋 《レオ視点》 夜中に目が覚めた。 僕は、しばらく、ボーっと天井を眺めて 古屋の窓を見た。 窓の外は雨が、いっぱい降ってる。 時々、空が光…

ヒストリー15 つづき③

アイリ『グレースの言いたい事はわかるわ。 ダウ教は、神への叛逆者〔はんぎゃくしゃ〕 である死神を絶対に許さない。 〝聖地デルフィ〟へ行って、もしも レオの赤い眼が、…

ヒストリー15 つづき②

邸宅内   小さな古屋。 《グレース視点》 古屋の裏で、ふたりが話をしている。 アイリとグレースだ。 アイリ『グレース、今日もご飯をありがとう。』 グレース『いえ…

ヒストリー15 つづき⑤

ヒストリー15 つづき⑤

レオ『僕の目が、赤いからみんな怖がるんだよね?
僕の目が赤いから、お父さんも離れたんだよね?』

お母さんは僕の目をじっと見て
話しを聞いてくれてる。だから、僕は安心して
思ってる事、感じてる事を話せたんだ。

レオ『5歳ぐらいの時に、人が話してるのを
聞いた事があるんだ。
その人達は、僕の事を話してた。
僕の〝赤い眼〟の事を話してた。
死神とか、人を傷つけるとか、
僕の目を見たら、不幸になるとか

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ヒストリー15  つづき④

ヒストリー15 つづき④

ネルソン邸宅内

小さな古屋

《レオ視点》

夜中に目が覚めた。
僕は、しばらく、ボーっと天井を眺めて
古屋の窓を見た。
窓の外は雨が、いっぱい降ってる。
時々、空が光って、雷の音が遠くから
聞こえるんだ。
雷が怖いと思った事はないよ。
、、、大きな音にはビックリするけどね笑。
空を見上げるのが好きなんだ。
星も雲も月も太陽も虹も、みんな好き。
みんな、僕らと一緒で生きてるんだなぁ、
って思うん

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ヒストリー15 つづき③

ヒストリー15 つづき③

アイリ『グレースの言いたい事はわかるわ。
ダウ教は、神への叛逆者〔はんぎゃくしゃ〕
である死神を絶対に許さない。
〝聖地デルフィ〟へ行って、もしも
レオの赤い眼が、バレてしまったらって事よね?』

グレース『・・はい。』

アイリ『これからレオが生きていく上で
どこに行っても、この世界には
宗教が存在する。
ダウ教、メシア教、アルム教、ピラート教。
まだ分派してる小さな宗教は、いっぱい
あるけど、

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ヒストリー15  つづき②

ヒストリー15 つづき②

邸宅内
 
小さな古屋。

《グレース視点》

古屋の裏で、ふたりが話をしている。
アイリとグレースだ。

アイリ『グレース、今日もご飯をありがとう。』

グレース『いえ、お気になさらないで下さい。
それよりも奥様、、』

アイリとグレースが、月の灯〔あか〕りに
照らされている。
時々、雲が月の邪魔をして、その灯〔あか〕り
を遮〔さえぎ〕る。

グレース『明日、ここを出て行くと
いうのは、本当です

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