わたしがあなたをスキな理由

いつも冷静で落ち着いて見えるから

あなたって青色なのねなんて思っていたら

ユーモアのあるあなたは突然

弾けるような黄色い笑顔をみせる

基本的に穏やかな緑色のオーラをまとっているのに

うちに秘める赤い闘志が

時折顔をだす

心の優しいあなたはいつも

橙色の暖かさでわたしを包んでくれるけど

たまにわざとイジワルしてきて

紫色のニヒルな笑い声でニヒヒとふざけてくる

誰にも染まらない揺るぎない黒い色味もあって

だけど誰のことでも受け入れられる真っ白な心の持ち主

そんなあなたをスキな理由は

数えたらきりがないし

きっとずっとあなたは

虹色にいろを変えていくけど

わたしはあなたの持ってるピンクいろの部分がすき

言葉になんて出来ないけれど

それはまるで磁石のような

マジックテープの両側のような

なるべくしてそうなるような

あるべくしてあるような

ただ猛烈にあなたの持つピンクいろの部分が

わたしのこころを掴んで離さなくって

どうしようもなく君に惹かれるんだ