![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101090552/rectangle_large_type_2_30fa3aabe37dc6903b5626f2e62a3c8f.jpeg?width=800)
HSPこそ学びたい「優しい」マーケティングの話。
自分がまさかこれを書く日が来るとは思いませんでした。
でも書きます。がんばれわたし。
***
自分の商品はある。マネタイズの方法も学んでいる。
でも。
でも、マニュアル通りの「売り方」や「サービスの作り方」を実践しようとすると、なぜだか心がすり減っていく。
でも。
でも、やるからにはライフワークでお金を頂戴できるようになりたい。
でも。でも…。
「ビジネス」とか「稼ぐ」とか「成功」とか、なんていうか、そういうことじゃない気がするの…。集客… なんだか申し訳なくてできないよ……。
ああ。こんなところでつまずいてしまう私って、やっぱりお金に縁がないのかなあ…。
このような葛藤は、HSPの方々とお話しをしたり また発信を拝見したりする中で、本当に本当に、本当ーーーによく出てくるトピックです。
この「なぜだか心がすり減っていく」という感覚って きっと当事者にしかわからないものだと思うのですが、根性論で押し切れるような部分ではないのですよね。
(押し切って進めたところで、後々力尽きて続かなくなってしまったり鬱になったりする)
(あっ、今まで誰にも言ったことがなかったのですが。
一応自分ビジネス「認定講師」を名乗ることのできるわたくしです。たしかそう名乗ってよかったはず。名乗らないけど。
そんなワケで、今日は講師ごっこ👓しながら書いていこうと思います。お手柔らかにお願いしまあす)
みなさん素晴らしいクオリティの(そして熱い思いの詰まった)「商品」をお持ちなのだけれど、それを「お金の入る道」に乗せるところで “心の不一致” が起こるということですよね。
(それがなぜ起こるのか、その理由については以前こちらの記事で触れました。)
私自身そうだったのですが、自分を「売ること」「ビジネス構築のレールに乗せること」に抵抗があるときって、
お金を出してもらうことにたいして、どこか「押し売りしなきゃいけない」とか「搾取になるんじゃないか」とか、そういったイメージが影を落としているのではないかなと思います。
だから、今日のタイトルのように「マーケティングを学ぼう🐑🐑」と言われたとき、咄嗟に「無理やり人に何かを売りつける方法なんじゃないか」という思考になるかもしれません。
でも、マーケティングっていうのは「(私たちが最も苦手とする押し売りのような)売り込みや営業」を不要にするためのツールだと私は思うのです。
欲しくない人に無理やり何かを売り付けるためのツールではなく、『必要としている人に必要なものを届けるためのツール』。
(誤解なきように申しますと、人様の領域に土足でズカズカ踏み入るような押し売りは不要ですが、必要なかたに届けるための努力はとても大切です)
ライフワークに没頭しながら楽しく生きている先輩がたを見ていると、みなさんもれなくマーケティング(自分という存在を、必要としている人に届けること)にしっかり向き合われた方々です。
自分が「すてきだな」「知ってもらいたいな」と思う大切なものを、必要とする人に届けるということから逃げなかった人たち。
「集客」というワードがあります。
これも私にとっては、聞いただけで苦手意識が体中を走り回るような感覚のする、なんだか居心地の悪くなる言葉でした。
集客って、お客さんを「力技で集める」ようなことだと思っていたから。
でも、そうじゃなかった。
やってみてわかったけど、集客って「思わず人が集まってきてしまうような作品(自分)を作って届けること」。
「お客さんどうやったら来てくれるかな」じゃなくて、「どんな作品(人)だったら、自分は追いかけてしまうかな」を追求すること。
(その考えかたをnoteの作りかたに落とし込んだのがこちらの記事です)
つまり、人を集めようとするのではなく、「あなたみたいな人を待ってた」と言われるような救世主になることを追求すればよいわけです。
ということは、これって私たちの苦手な「押し売り」とか「搾取」とは全然毛色の違うものだよね。
「集客」という言葉に「人の行動をコントロールすること」というイメージが含まれるとき、私たちはそこにある種の拒絶反応を覚えるのかもしれません。
でも、そうじゃなくて、「人も自分も変えなくていい」。「そのままの自分を表現するから、“共感” が人を自然に呼んできてしまうのだ」という感覚が掴めるようになったら。
そうやって集客とかそういった言葉への負のイメージを塗り替えられたときに初めて、自分の価値を換金することへの抵抗感がさーっと消えてなくなっていくのかもしれませんね。
***
集客とは人を追いかけ回すことじゃない。
マーケティングは人に何かを売り付けるための方法論じゃない。
不安や恐怖を煽ったり、人の心理につけ込んで商品を売ったりしなくていい。してる人もいるけど、しなくていい。
いろんな手法があるけど、自分が苦しくなるなら取り入れなくていい。
全てを受け入れられなくても、使えるところを使えばいい。
マーケティングを学んだからといって、知識の下敷きにならなくていい。
取り入れる・取り入れないを選択をする主人はあくまで自分。
マニュアルが偉いんじゃない。
当たり前のことなんだけど、ここの認知のこじれをやさしくほどいていったときに、きっとマーケとか集客というものと自然と仲良くなれるのだと思います。
ゼロからイチをふみ出した私たちがまずしなきゃいけないのは、マニュアルに則った「年間契約の継続サービス作り」を急ぐことでもなければ「目に見えるフォロワー数稼ぎ」でもありません。
私たちがしなければいけないのは、自分を愛して追いかけてくれる人をまずは増やすこと。
そしてその人たちに喜んでもらうこと。その人たちにとってのベネフィットを生み出すこと。なんじゃないのかな。
「お金を得ること」が最重要のゴールと位置づけられた既存のビジネスの手法に染まれなくて心がすり減っているのは、きっとあなたが信用経済向きの人だから。
私は、優しい人が好きです。
優しい人にこそお金が回ってほしいと願ってます。
優しい人って、お金を「稼ぐ」ことが苦手な人が多いよね。
でも、人の利益になるようなことを考えたり、人の笑顔のためにがんばったり、そうやって信用を積み立てることなら得意だったりするんじゃないかな。
そんなことを感じたので、今日は『信用経済』という言葉も使ってみました。
今日は講師「ごっこ」だけど、わたしは真剣に【 HSPとお金 】について、ライフワークとして愛をもって伝えられるメッセンジャーになりたい。
喜びでお金を生み出す天使のような人が、わたしの周りにもっともっと増えていってほしいし、
本音を言うと、お金のために自分のことを嫌いになっちゃったり 生きたくなくなっちゃう人を減らしたいからさ。
マーケティングを学ぶと、世界はもっと優しくなる。生きるのがもっと易しくなる。
すてきな作品やスキルをお持ちのHSPのかたにこそ、「本当は怖くない」「信用経済下における」マーケティングについて学び実践してみることをおすすめしたいなと思い、僭越ながらこのような記事を書かせていただきました。
本日は以上です。
ご清聴ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?