シェア
とし総子
2024年2月14日 16:04
昨日は、川柳人(川柳を詠むひとのことをなんと呼ぶのか、という質問の答えで出てきたのですが、合ってます??)の茉莉亜まりさんと、同じく川柳人の城水めぐみさんとおかやま文学フェスティバルで販売するZINEを作るために、印刷をして、折って、切って、挟んで、綴じて、をお喋りしながら作業してきました。お二人がめちゃくちゃやさしく、知識もたっぷりとしみ込んだ会話を聞かせてくださるので、私は、「へー
上水春信
2023年5月11日 19:41
雨は都合よく止ませたりなんて出来ないものだあの日は雨の強い日だった僕は止むのを待たずに駆け出した君は止むまで待って歩き出した彼は行くこと自体を諦めた彼女は傘を探しに行ったらしいが同じ行き先を思い描いていたはずだった我々がその後落ち合うことはもう無かったその時は皆それぞれそうするしかなかったのだ僕も君も彼も彼女もあの時は他に選択肢
2023年3月29日 23:43
彼女はとある学校の理科室で水素と酸素の混合気を燃やす実験で微量の水として生まれたそのまま水蒸気として空へやがて自分と同じような奴が集まってきて綿みたいな雲になった集まりすぎて重くなったと思ったら今度はいつの間にか雨の雫になっていた地面に落ちた彼女は土の中に染みこんでいったそして木の根っこに吸い込まれ気がつくとその木の果実の水分になっていたその果実を
2023年3月12日 22:32
歴史の年表で出来事が在った年と年の狭間には何もなかったのかというとそんなはずはなくて後世に語り継がれなかった悲しみが必ずやそこにはあったはずだそれでもそこには年表に載った年よりかは誰にも漁られることのなかった人々の穏やかな日常が少しでも存在したのかと思うとその時代の子どもたちの草原に響く笑い声が聞こえるようで少し救われた心持ちになるそして俺は生きている今この時代
2023年3月7日 20:09
大きなスタジアムで大きな戦いがあって何万人もの人々が興奮の坩堝にあって戦いが終わってその熱と余韻も覚めないままに人々も選手も皆去ったあと自分の足音だけが響く観客席を一人黙々と掃除するそして最後にスタジアムと事務所の照明を落として50ccの原付に乗って帰路につく冷え切った空にこうこうと光る月と星を仰ぎ夜間点滅信号に変わった交差点を左右に気をつけて通過し
いろどりLife
2023年3月9日 16:39
今日でnoteを始めて3ヶ月が経ちました。なんだかもっと経っているような感覚です。私のnoteは私の気持ちを書き記しています。Instagramもやっていますが、そちらは【写真】を主役にしたいという私のこだわりから、マイナスな言葉は使わないようにしています。一方このnoteは、過去やネガティブな感情を含め私が思ったこと感じたことをアウトプットする場となっています。少しずつフォロ