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Think Bigであれ

「大きく考える」という発想をする時、「それは現実に今あるリソースで実現出来るのか?」という視点から考える事があります。それははっきり言ってナンセンスで、(決して否定をする訳ではありません)ニッチを満たすスモールビジネスを展開する企業で無い限り、組織で事業を行うにあたり「大きく考える」ということの重要性は理解できる人も多いのではないでしょうか?

異なる視点、新しい視点を持って、自分が手に持っている石を月に投げるような勢いで投げる。むしろ投げずに届ける方法を考えてみる。この大胆さと斬新さを併せ持つこと、そしてこのような事が可能な人材は替えが効かず、事業運営において欠かせない人材と考えており、一朝一夕では育たないと考えています。

では、「Think Big」がなぜ必要なのかというと、VUCA(BANIともいう言葉遊びですが)というような不確実性の時代において、急速に技術発展がなされ、変化と壁が取り払おうとされる社会が今であるとすると、「そもそもこの問題って」という定義自体が難しかったり、「こう解決できるよね」という視点において、一丁目一番地を攻める視点を持ち合わせる重要性は「枝葉」ではなく「幹」に焦点を合わせる必要があるのではないでしょうか。

つまり、急速に発展・進化を続ける社会への適応という意味で重要と言えるのでは無いでしょうか。
現在において「AI」「ロボット」「ブロックチェーン」という意味の分からない人も多い、破壊的技術が次々と生まれております。そんな技術が存在する時代において、生存可能性を高めるには、「適応」するか「変化」するか「創造」するかという選択に迫られます。

「組織は「文化」を持った個人の集まり」と私は考えているのですが、破壊的なゼロサムゲームが可能な社会においては、個々人は変化や進化をしないと生き残るなんて選択肢はありえないのではないでしょうか。

試しに、エクササイズ感覚で、Chat GPTでも何でも良いのですが、「欧米の社会に存在していないサービス」として、「自らの会社が持っている特許や事業」を掛け合わせてみてください。支持する命令(プロンプトと言います)はもちろん日本語でOKです。
そうするだけで、国を越境できるビジネスモデルの回答が得られるのでは無いでしょうか。更に言うと、事業アイデアをA4数ページに提案書として英語で書き出すところまでもほぼ自動でできる時代です。
これを破壊的と言わず、何と言えるのでしょうか。

日々、多くの人にとって業務を行う時に、日常には多くの制約や制限が存在します。
現在の業務の延長線で考えたりすることで、認知的固着と言うのですが、既存の思考のパターンや経験が新しいアイデアの創出を妨げる場合も存在します。
変化することも怖く、自己を制限的に捉えてしまう現象すら現れる場合があります。

この状態を乗り越えて、自ら率先して「大きな発想」に向かうということは、私はとても意味があるようなもので打率1割を切っていたとしてもヒットすると大きいという意味で、とてつもない可能性を秘めているのでは無いでしょうか。

私自身、プロフィールに自分のやった事の一部を書いていますが、多くのサービスや事業のローンチにはえげつない準備と大谷翔平もびっくりのフルスイングが存在します。時には大失敗も存在し、失敗した事でバランス感も学びます。
自分の行った事の影響度などは一旦置いておいても、この「Think Big」な発想(私は最近「世界にノックする」と表現していますが)は可能性と失敗が隣り合わせの大きなキャリアにおける勝負と常々考えています。

この文章において、簡単に書くために、削除したLogic、学術理論、背景などはあって、大変読みづらい文章になってしまったと思います。

全ての人が「Think Big」が可能とは考えていませんが、この記事をここまで読んで頂いたビジネスアンテナが高い方に関しては、記述を通じて何かの役に立ってもらえると幸いです。

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