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読書スケッチノート

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本を読むことが好きです。 本のまとめや、とても印象的だったことを書き綴っています。
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2021年6月の記事一覧

【読書スケッチノート】ひと 小野寺史宜

【読書スケッチノート】ひと 小野寺史宜

2019年本屋大賞で2位だった本。尊敬している人にご紹介いただいて読んだのですが、とても読みやすく読後感がとても爽やかな本でした。

「自分が持っていない時でも、誰かに分け与えることができる」

そんな人間の素晴らしさに触れて、私もそういう大人になりたいなと素直に思えました。自分性格悪いなって凹んだ時に。心を整えたい時に。おすすめの1冊です。

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【読書スケッチノート】試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。尾形真理子

【読書スケッチノート】試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。尾形真理子

ルミネの広告って目を引きますよね。この書籍名になっている「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」は初めてみた時にはもうキュンっとなって、何だか新しい服を欲しくなったのを覚えています。

そんな広告コピーから生まれた恋愛小説。世界観がとっても素敵でした。「運命の一着」を探すことにこだわりのない私ですが、「この一着」を探したくなった時には、この本を思い出したいなと思える本です。

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【読書スケッチノート】チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方 中原淳 田中聡

【読書スケッチノート】チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方 中原淳 田中聡

チームワークについて、改めて考えたいと思って手に取った本。組織開発に携わっている方であれば、チームビルディングにおける重要な理論である、タックマンモデルはご存知な方も多いと思います。

形成期/Forming(フォーミング)

混乱期/Storming(ストーミング)

統一期/Norming(ノーミング)

機能期/Performing(パフォーミング)

散会期/Adjourning(アジャー

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【読書スケッチノート】自分史の書き方 立花 隆

【読書スケッチノート】自分史の書き方 立花 隆

私が尊敬してやまない、大人の学びを科学していらっしゃる、立教大学の中原淳先生が、ブログにて紹介をされていた本。その記事を読んで「自分史を書くのは、楽しいかもしれない」と思いいたり、ちょうどそのブログが誕生日を迎えるタイミングだったので、良い機会だなと、棚卸しをしようと読みました。

今見返したら、ちょうど1年前ですね。

この本をきっかけに、私は今までの人生を棚卸ししてEXCELにまとめました。自

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【読書スケッチノート】ファスト&スロー ダニエル カーネマン

【読書スケッチノート】ファスト&スロー ダニエル カーネマン

読むのが大変だった上下巻。私は一人では読みきれないので、こういう本は会社の先輩方と月イチで実施している読書会の課題本にしてもらっています。この本も一人では手に取らなかったテーマ。自分だけでは出会えない選書なので、良い刺激をもらっています。

さて、私達は「直感で」決めてきたことがたくさんあると思いますが、その「直感」って本当のところどうなの?直感ではなく、ゆっくり考えるってどういうことなの?という

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【読書スケッチノート】5日間で「自分の考え」をつくる本 齋藤 孝 

【読書スケッチノート】5日間で「自分の考え」をつくる本 齋藤 孝 

この商品説明の文章、ドキッとしませんか?「どう思うか」という問に対して、自分の考えを伝えられるか?私も「自分の得意分野なら答えられる」人間なので、これはあかんよなぁと思い、手にとった1冊。

読んでから1年近く経ちましたが、「自分のスタンス」を決めて「言葉のセンスを磨く」ことって改めて5日間じゃとてもじゃないけど出来ないと思ってます。1年でも無理!でも、良いなと思った言葉を書き留めたり、自分でも使

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【読書スケッチノート】コロナショック・サバイバル 冨山 和彦

【読書スケッチノート】コロナショック・サバイバル 冨山 和彦

もうこの本の発売から1年以上経っていることに、なんだか現実味を感じて悲しく、不甲斐ない気持ちになりますね。

コロナショックから、どうやって生き残ればよいかを考えるために1年前に読んだ本。あれから変わったこともたくさんあるけれど、まだまだ変われていないこともたくさんある。

どうせ変化しなきゃいけないなら、その変化を楽しみたい。

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