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【読書スケッチノート】ひと 小野寺史宜

女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が、急死した。僕、柏木聖輔は二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の惣菜屋で、最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから、不思議な縁が生まれていく。

Amazonより

2019年本屋大賞で2位だった本。尊敬している人にご紹介いただいて読んだのですが、とても読みやすく読後感がとても爽やかな本でした。

「自分が持っていない時でも、誰かに分け与えることができる」

そんな人間の素晴らしさに触れて、私もそういう大人になりたいなと素直に思えました。自分性格悪いなって凹んだ時に。心を整えたい時に。おすすめの1冊です。

https://amzn.to/2UwozKP

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