戦略的に売り出そう！

自身のVALUを売り出す際に注意すべき点は3点あります。

① 現在値より安く出さない
安く大量に売ることによって裾野を広げるという戦略は分からないでもないですが、VALUERはあなたの時価総額が上がる（キャピタルゲインを得る）ことを少なからず期待しています。それにも関わらず、自分から時価総額を下げるというのはVALUERに対しての背信行為であると思っています。そのため、どうしても下げて出さざるを得ない場合は、鍵付き投稿などで事前にVALUERに対して説明責任を果たすことが重要です。その結果、数人のVALUERが離れるかも知れませんので、十分な検討が不可欠です。
ただ、価格を下げて出したところでよっぽど戦略を練らない限りはそんなに売れないと思います。また、仮に価格が下がったことによって買おうとするユーザーがいたとしても、あなたの価値ではなく価格を見て購入するユーザーなので、あなた自身に対してコミットメントが高いとは言えません。

② 自己保有数を常に意識する
発行VA数と出来高（売り買いが成立して流通しているVA数）は、データページから確認することが出来ます。出来高が高ければ高いほど活発に取引が行われていると言えますので、出来高はVALUの活性度を測るバロメーターとなります。下記のデータによると、発行VA数1,000に対して、出来高は249となります。出来高が発行VA数に近づけば近づくほど、自身がコントロール出来るVA数は少なくなりますので、十分注意する必要があります。

③ 購買意欲を意識して数量を調整する
VALUの売買状況は、データページのマーケット欄（板）で確認が出来ます。自身が保有するVALUはこちらの板に売りを貼って購入者を募ります。その際に避けなければいけないことは、たくさんの人に買ってもらいたいために大量に同一価格で売り出すことです。

例えば、上記ユーザーの発行VA数が500だった場合、手持ちの1/4をこの価格で流出させてしまうことになります。VALUは株式とは違ってVALUERに当該ユーザーを支配する権利はありませんが、同一ユーザーに大量にVA保有されることで価格コントロールが困難になる恐れがあります。
そのため、出来る限り少ない単位で段階的な価格で板を出すことをお勧めします。購買意欲を高めるために、最安の板は「１」に設定するのがポイントです。

奈良人VALU
奈良人コイン