【留学日記】留学先で気にかけてくれた韓国人の女子と一日遊んだ話②
最近投稿した記事の続編。
思っていたよりも食いつきが良かった。というかめちゃくちゃ驚いていた。なのでアポを取ることには成功。よっしゃ!
正直、これがキッカケになると思い、めちゃくちゃ気分は良かった。ぶっちゃけホームステイ先に渡したお土産よりも喜ばれたかも。
相手もいろいろ提案してくれて、”それなら今度の土曜日にピクニックに行こうよ”みたいな感じでなんかいろいろと話が進んだ。ピクニックと決まったのが水曜日あたり。
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詳細は前回の記事、Part①で読んでみてください。
今だから言えるけど、めちゃくちゃガードが堅い人だったし、長い間会ってなかったこともあり、失敗するんじゃないかなと正直思った。だけどたまたま上手くいってしまった。
実際のやり取り
このメッセージをもらったとき、数年ぶりになんかめちゃくちゃ嬉しい気持ちになった。
【天気だけが敵】プレゼントを渡すために会うことに
しかしいっつも天気だけは敵だ。一週間前までは快晴だったのに当日に近づくにつれて、だんだんと天候が不安定になっていった。それもあり彼女の提案したピクニックは中止に。
でも「天気に絶好の機会を逃されてたまるか」と思い、天気が悪くなる数日前から用意してたプランBとCを実行することに。カフェに行くことになり、いい場所を知ってるということで、おすすめのカフェを教えてもらった。
時間も早いことから朝食を一緒に取ることに。
【あいにくの雨】遅刻しそうになりながらもカフェに到着
この日は早めに家も出たのだけど、最終的に遅刻しそうになった。約束の時間は10時。街についたのは9:15くらいだった。40分も余ってるということで、ジムで時間をつぶすことにした。
そんな感じで鍛えてたら、終わったのが9:45分だった。
あと15分もあると思っていても、思った以上にカフェがジムから遠かったので遅刻しそうになった。なんとか早歩きしたら、ギリギリ予定時刻に間に合った。まじで危なかった…!
予定の一分前だったけど、なんとかカフェは見つけた。その子もいるかなと思ってドキドキしながらお店の外を見まわす。しかしその韓国人はおらず、先に店内に入ることにした。店内を見回しても居なかったので、先に座る座席と雰囲気を確認。
さすがに不安になって”到着した?”と連絡してみた。「ついてはいる」と言っていたのでお店の周りを見渡す。でも居ないので、ちょっと歩道に出てみると、彼女が木の陰でスマホのカメラを使って髪を整えてた。
こっちには気づいてなかったので、とりあえず声をかけてみる。絶対に真顔じゃダメだと思い、笑顔を意識してみた。
「Hi, how are u?(特に意味はない挨拶)」:調子はどうよ?
「Oh!! Naoki, long time no see you」:久しぶりだね!
そしてちょっと微笑みながら軽くお互い挨拶。その後店内へ入る。注文を済ませて座ると、あっちから「元気にしてた?[最近何してたの?]」といった風に話しかけてくれた。
いつもの彼女の感じだ。
適当に「あまり変わってないよ、友達とジム行ったり勉強とかかな」と答えた。だけど頭の中はフル回転、なんとか会話を続けようといろいろと考える。そして年越しどう過ごしてたの? みたいなことも聞かれたので、友達の家に居たことを伝える。
それからしばらく他愛もない会話を続けた。
容姿の良さで就職先が決まるほど、韓国はやっぱり超超競争社会だった
いろいろ議論するうちに、韓国の競争社会・整形の話、日本のアニメ、日本のオタク文化や引きこもり(なんで知ってんの…?)、日本にワーホリで行こうみたいな話題に膨らんだ。
特に話していて印象に残ったのが、韓国の就職活動のことだ。どうやら韓国だと、容姿が美しかったりかっこいい人ほど得するとのこと。逆にもし見た目が良くなければ、韓国で仕事をみつけるのは困難とのこと。
つまり容姿が大きい影響力を韓国では持つということ。だからこそ整形が誕生日のプレゼントとしても行われるそうだ(結構前に言っていた)。日本以上に見た目に厳しい社会なんだなと感じた。
なぜ韓国の人は自信がある人が多いのか?
そしてさらに踏み込んで「なぜ韓国の男性はいつも自信があるのか?」と聞いてみた。
彼女が言うには、韓国はそもそも競争社会なので「意見がはっきり言える人ほどビジネスなどで成功する」と思われる風潮があるから。逆に自分の意見が言えなければ、自信がない人とレッテルを貼られてしまうとのこと。
個人的に、韓国人が自信を持っているのは幼少期からのそういう教育による影響があるかもしれないと思った。例外なくこの子も。しっかり自分の意見を持っていて、しっかりしてるなとたしかに感じた。
***
オーダーしていた食事が机に運ばれた。その子が頼んだのは、はちみつのかかったパンケーキとおしゃれなラテアートの入ったカフェラテ。料理が運ばれてきてから嬉しそうにラテアートをみて、こんなことを口にした。「ここのカフェ、ラテアートがすっごいおしゃれなの」。どうやらその子の友達が勧めていたらしい。
それだけじゃなくって、このお店は毎回仕事から家に帰る途中にあって、いろいろと気になっていたそうだ。そう言ってもらえると一緒にこれてなんだか嬉しい。
道を見渡すと雨は降っていなくて、ちょっと心地が良いくらいの気温だったと思う。僕はそこまでお腹が空いてなかったこともあり、アボカドのトーストとオレンジジュースを注文した。食事が始まってから、会話がなくなりそうでグダりそうだったので回避するために、プレゼントを渡すことにした。
僕「Oh… I have gift for u (あ、そういえばプレゼントがあるよ)」
韓国の子「Okay, what is it (おー、何?)」
思った以上に喜んでくれたプレゼント
かばんから種類の違う顔パックを4枚取り出す。ただ全部渡すつもりはなくて、あまったら別の韓国人の男友達に渡そうと考えてた。正直、リアクションがちょっと怖かった。
机の上にとりあえずおいて「どれが良い?」と、選んでもらうことにした。彼女は「おー!韓国のじゃん…!」とか言っていた気がする。彼女はとっさに「全部もらっても良い?」と聞いてきた。内心、『いやそうくる? あーそうくるのね』と予想外の反応にビックリしてしまった。
“まあいっか”と思ったのもあり、「もちろん」といって全部あげておいた。「ありがとう、今夜使うね」みたいな感じで、たぶん気に入ってくれたのだと思う。でもその子が持っていたかばんが思った以上にちっちゃくて、入るのかなと心配になってしまいそのまま顔パックを入れる姿を眺めていた。
その姿を見ていたら、また「ありがとう!」と言ってくれた。
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Part③に続きます。
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