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「どんな本が子どもに響くか」の補足
今回は、過去の記事「日本語の本の調達/どんな本が子どもに響くか?」(https://note.com/nahoko522/n/neab11c3c1558)の補足を書いてみたいと思います。 子ども達が実生…
「自分でも読める!」という達成感が味わいやすくなる、早期リテラシー期の子どものためのオンライン読み物リソース
先日、ある学会に参加した際に、日本語の早期リテラシー期の子ども向けのオンライン読み物リソースが紹介されていました。
その中でも特に、ひらがなを学び始めたお子さんがいる家庭で役に立ちそうだと思ったのが、この無料のオンラインリソース、1) Hiragana mini booksです!下のJapan Foundation, Sydneyのサイトから無料でプリントアウトしたり、デジタルで読んだりできます
昨夏の日本での滞在を振り返って〜言語も文化、どちらの継承も大事
久々の投稿となってしまいました!
まずは、昨年の夏の日本滞在の振り返りから。
昨年は、色々な要因が重なって、嬉しいことに約1か月、子どもたちと日本に滞在することができました!1年ぶりの日本滞在であったため、楽しい思い出も、色々考えさせられることも山のようにあったのですが、継承日本語の育成という観点から改めて感じたのは「言語はもちろん、文化の様々な側面に触れておくことも大事」ということでした。
読み聞かせの際に、どのように子どもに問いかけるか?「ブルームの分類法」を参考に その2
我が家では、読み聞かせの際に、本を読みながら(またはその前後に)その内容について子ども達になるべく問いかけをするよう心がけています。言語習得の効果はもとより、親子のコミュニケーションの一環として、子ども達が普段自分の経験や周囲との関わり方についてどのように考えているのか知るきっかけになればと思っているからです。
学校から帰ってきた息子達に「今日、学校どうだった?」と聞くと、大抵「よかった」の一言
「どんな本が子どもに響くか」の補足
今回は、過去の記事「日本語の本の調達/どんな本が子どもに響くか?」(https://note.com/nahoko522/n/neab11c3c1558)の補足を書いてみたいと思います。
子ども達が実生活とのつながりを見つけやすい作品として、アメリカを舞台とした英語が原作の作品も、その翻訳や吹き替えの質が高いものであれば、継承語日本語の習得に大いに活用できると感じています。最近では様々なストリー
日本語の本の調達/どんな本が子どもに響くか?
日本語の本、どうやって調達する?
私が住んでいるロードアイランド州では、日本語で書かれた紙の本は入手しにくく、日本または国内(ニューヨークにはKinokuniyaやBook Offがあり、オンラインでの注文・取り寄せも可能)から取り寄せるとなると、コストもかかります。米国内でも日本語話者または日本語学習が盛んな地域(例えばオレゴン州)では、公立図書館にも日本語の本が借りられるそうで、本当にうらや