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【オンラインサロン更新】エッセイ「第2の声変わり」について
最近レッスン生になった方が初回のレッスンで、ある新聞の切り抜きを持っていらっしゃいました。
「レッスンをお願いした理由の一番は、これを読んで対策をしなくてはいけないと思って」
この記事によると、若い頃の張りのある声は、整体の萎縮で徐々に弱々しいかすれ声に変わってしまい、やがて廊下は喉を全体に及び、嚥下障害などのより深刻な問題を引き起こす、このかすれ声が第2の声変わりとのこと。
川口聖加のうた
信じることが上達を伸ばす
教えていて考えることは、生徒はどこまで知りたい、どこまで望んでいるかです。
声楽の道は果てしなく、一つ何かをそれなりにクリアすれば、さらに先の道が見えるようになっています。それはキリがないのですが、一つ一つ前より出来ることが増えることで、断然、楽しくなってきます。もっともっと、その先が見たいと思うようになります。
私の生徒で、とても不器用で、とても熱心な生徒が二人います。お二人とも5年は通って
横隔膜と多裂筋に尽きる
最初から少し厳しい言い方をしてしまうのですが…まず横隔膜のアプローチ無しには何も始まらないと思います。横隔膜が下がっていないと、音程は一瞬もはまりません。"その音のあたり"を歌っているようにしか聞こえません…上ずるか、上がりきれないか、押さえつけているかにしか聞こえません。横隔膜を下げる必要性の程度の差はありますが、どのジャンルも一緒だと感じています。
また息の長さに決定的な役割を果たすのも横隔
影響を及ぼし合う身体の仕組み
昨日の話ですが、朝オンラインで「足裏リセット体操」なるレッスンを受講しました。
最初に立ったり歩いたり屈伸したりして、身体の様々な部位の感覚を確認し、その後20分強の足裏マッサージや、足の指のストレッチ、足の骨の矯正を行い、終了後に、最初と同様立ったり歩いたり屈伸したりして感覚の違いを確認して終了です。
たったこれだけの事なのに、想像以上に明らかな変化があったことに驚いています。
まず私の場
オンラインサロンを開設します
オンラインサロン「川口聖加のうたサロン」
10月よりDMMオンラインサロンをプラットフォームにしてスタートします!
歌や音楽を生きる糧とする方々と、本物の文化芸術について考え、実現していくことを目標にしているサロンです。提供コンテンツや会員特典は以下の通りです。
主な提供コンテンツオンライン
・「月1サロンライブ」ライブ配信視聴(サロン会員は無料)
・「月1サロンライブ」過去のライブ配信アー
身体と声のウォーミングアップ
ウォーミング・アップを効率よく行うために約30分のプログラムを考えてみました。数多くある効果的なものの一例です。文章で説明するだけでは、なかなか正しく理解するのは難しいかもしれませんので、以下は参考程度にお読みください。4以降は歌の演奏時同様に骨盤底筋と身体の軸を意識しながら行います。
1.ひねり運動(3分):腰をひねり、両腕を左右に振る。振る両腕も上や下など角度を変えたり、頭の動きを伴ったり、変