おかだ もととし@読書家

読書家|月間読書量は10冊~20冊|Audible(オーディブル)も利用中|Twitt…

おかだ もととし@読書家

読書家|月間読書量は10冊~20冊|Audible(オーディブル)も利用中|Twitter歴13年|ミステリーを中心に、サスペンス、ホラー、SF等を投稿します。

記事一覧

『ペンギン・ハイウェイ』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

森見登美彦さんの著作『ペンギン・ハイウェイ』 京都が舞台ではなく、少年の成長を題材にした物語です。 かといって普通の青春物語でなく、一風変わったクセのある小説だ…

『夜は短し歩けよ乙女』あらすじと読書感想文はココ【森見登美彦】

森見登美彦さんの著作『夜は短し歩けよ乙女』 やはり舞台は京都、いつも通りほどよくいい加減なところが最高です。 森見ワールドは、どの小説も関連性があるようですね。 …

『有頂天家族』あらすじと読書感想文はココから【森見登美彦】

森見登美彦さんの著作『有頂天家族』 久しぶりに森見ワールドに入り込みました。 相変わらず、適度ないい加減さが最高。 読書感想文の内容は以下の通りです。 ・口癖は…

『祈りのカルテ』あらすじと読書感想文を書く【知念実希人】

知念実希人さんの医療ミステリー『祈りのカルテ』 作家であり、医師である知念実希人ならではの感覚で書かれています。 なので、物語のリアル感がハンパない! 読書感想…

『死神と天使の円舞曲』あらすじと読書感想文【知念実希人】

知念実希人さんの著作「死神」シリーズ第3作『死神と天使の円舞曲』 ついについに、ゴールデンレトリバーの「レオ」と黒猫の「クロ」が共闘!? 実際には『黒猫の小夜曲』…

『黒猫の小夜曲』のあらすじと読書感想文【「死神」シリーズ】

知念実希人さんの著作「死神」シリーズ第2作『黒猫の小夜曲』 ゴールデンレトリバーの次は黒猫… なんだかラノベのような展開ですが、「死神」の世界にハマってます。 今…

『レゾンデートル』知念実希人のミステリー。あらすじと読書感想文

知念実希人さんのデビュー作『レゾンデートル』 「幻のデビュー作」なんて言われ方もします。 なぜかって? どういうわけか認知度が低かったんですよね。 2012年4月、講…

『優しい死神の飼い方』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

知念実希人さんの著作、「死神」シリーズ第1作『優しい死神の飼い方』 ヤバいですね…嗜好にピッタリ。カッコつけて言うのはやめます、大好きなタイプの小説です。 仲間…

『詩的私的ジャック』英語で言える…意味は?【ネタバレなし】

森博嗣さんの著作、S&Mシリーズ第4作『詩的私的ジャック』 歌詞が重要な鍵になります。 タイトルにもある「英語で言える…」その意味は一体何なんでしょうか? これって日…

『笑わない数学者』ビリヤードの玉は⑮まである【ネタバレなし】

森博嗣さんの著作、S&Mシリーズの第3作『笑わない数学者』 今回はビリヤードの球が気になります。 私のような五十路男は、プールバーで球突き…そんな世代でした。トム・…

『冷たい密室と博士たち』あらすじと感想。ネタバレなしで書いた

森博嗣さんのS&Mシリーズ第2作『冷たい密室と博士たち』ですが… 実は『すべてがFになる』ではなく『冷たい密室と博士たち』が第1作だったらしいです。 編集部の意向で『…

『模倣犯』あらすじと感想。ネタバレなしで書く【宮部みゆき】

宮部みゆきさんの著作『模倣犯』 これまで何度も読もうとしていた作品です。しかし…二の足を踏んでいました。 なぜって? 超長文の大作だから… まあ、同じ宮部みゆきさ…

『四畳半タイムマシンブルース』あらすじと感想【森見登美彦】

今回、読書感想文と書く『四畳半タイムマシンブルース』は、森見登美彦さんの著作『四畳半神話大系』と、上田誠さんの戯曲『サマータイムマシン・ブルース』のコラボレーシ…

『ロスト・シンボル』ネタバレなしで読書感想文【ダン・ブラウン】

ダン・ブラウンさんの著作『ロスト・シンボル』 「ロバート・ラングドンシリーズ」で唯一、映画化されていない作品です。(ドラマ化はされています) 「ロバート・ラング…

『オリジン』ダン・ブラウンのミステリー小説【ネタバレなし】

ダン・ブラウンさんの「ロバート・ラングドンシリーズ」第5作『オリジン』 今度の舞台はスペインです。 テーマは、またまた宗教と科学… 『オリジン』はミステリー小説な…

『インフェルノ』ダン・ブラウンの小説【あらすじと読書感想文】

ロバート・ラングドンシリーズの第4作『インフェルノ』またまたヤバかったですね。 今回はヴァチカン絡みではなく、WHO(世界保健機関)が関係してきます。 『インフェル…

『ペンギン・ハイウェイ』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

『ペンギン・ハイウェイ』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

森見登美彦さんの著作『ペンギン・ハイウェイ』
京都が舞台ではなく、少年の成長を題材にした物語です。

かといって普通の青春物語でなく、一風変わったクセのある小説だと思います。

以下の通りの内容で読書感想文を書いていきます。

・ぺンギン・ハイウェイとは?
・ペンギン・ハイウェイを研究する
・歯科医院のお姉さんは何者?
・ペンギンを出現させるお姉さん
・クラスメイトのハマモトさん
・ハマモトさんの

もっとみる
『夜は短し歩けよ乙女』あらすじと読書感想文はココ【森見登美彦】

『夜は短し歩けよ乙女』あらすじと読書感想文はココ【森見登美彦】

森見登美彦さんの著作『夜は短し歩けよ乙女』
やはり舞台は京都、いつも通りほどよくいい加減なところが最高です。

森見ワールドは、どの小説も関連性があるようですね。

『夜は短し歩けよ乙女』のテーマは、大学生2人の恋物語?
まあ、ゆるく面白おかしいラブコメディって感じかな。

読書感想文の内容は以下の通り。

黒髪の乙女

偽電気ブラン

下鴨神社の古本市にて…

学園祭と風邪騒動

読書感想文に入

もっとみる
『有頂天家族』あらすじと読書感想文はココから【森見登美彦】

『有頂天家族』あらすじと読書感想文はココから【森見登美彦】

森見登美彦さんの著作『有頂天家族』
久しぶりに森見ワールドに入り込みました。

相変わらず、適度ないい加減さが最高。

読書感想文の内容は以下の通りです。

・口癖は「面白きことは良きことなり!」
・狸、天狗、人間が入り乱れて…
・「下鴨家」と「夷川家」
・弁天は「鈴木聡美」

読書感想文に入る前に、森見登美彦さんの『四畳半タイムマシンブルース』を紹介します。

あらすじあらすじは、いつものように

もっとみる
『祈りのカルテ』あらすじと読書感想文を書く【知念実希人】

『祈りのカルテ』あらすじと読書感想文を書く【知念実希人】

知念実希人さんの医療ミステリー『祈りのカルテ』

作家であり、医師である知念実希人ならではの感覚で書かれています。

なので、物語のリアル感がハンパない!

読書感想文の内容は以下のような感じです。

・「諏訪野良太」の能力
・睡眠薬を多量服用…
・リスクの高い開腹手術
・女性医師が多いのは皮膚科
・緊急搬送された熱傷の患者

読書感想文に入る前に、少しだけ宣伝させてください。
知念実希人さん医療

もっとみる
『死神と天使の円舞曲』あらすじと読書感想文【知念実希人】

『死神と天使の円舞曲』あらすじと読書感想文【知念実希人】

知念実希人さんの著作「死神」シリーズ第3作『死神と天使の円舞曲』

ついについに、ゴールデンレトリバーの「レオ」と黒猫の「クロ」が共闘!?
実際には『黒猫の小夜曲』で共闘しているんですけどね…

さて読書感想文ですが、以下のような内容で書いていきます。

・ケモノの身体を借りて仕事をする
・ゴールデンレトリバーと黒猫
・人魂…不審火事件…
・「レオ」と「クロ」が街を救う!?
・レオとクロが刑事に…

もっとみる
『黒猫の小夜曲』のあらすじと読書感想文【「死神」シリーズ】

『黒猫の小夜曲』のあらすじと読書感想文【「死神」シリーズ】

知念実希人さんの著作「死神」シリーズ第2作『黒猫の小夜曲』
ゴールデンレトリバーの次は黒猫…

なんだかラノベのような展開ですが、「死神」の世界にハマってます。

今回は、以下の内容で読書感想文を書きます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

・人間よりも高位の霊的存在が堕天
・地縛霊の魂を昇天させる
・人間を「我が主様」の元へ運ぶ
・汚い面も優しい面もある人間

さっそく読書感想文に入りたい

もっとみる
『レゾンデートル』知念実希人のミステリー。あらすじと読書感想文

『レゾンデートル』知念実希人のミステリー。あらすじと読書感想文

知念実希人さんのデビュー作『レゾンデートル』
「幻のデビュー作」なんて言われ方もします。

なぜかって?

どういうわけか認知度が低かったんですよね。

2012年4月、講談社から『誰がための刃 レゾンデートル』として出版されましたが、鳴かず飛ばず…
2019年4月、実業之日本社文庫から『レゾンデートル』として改題され、改めて出版されたんです。

そして、今回『レゾンデートル』を読むことになりまし

もっとみる
『優しい死神の飼い方』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

『優しい死神の飼い方』あらすじと読書感想文【ネタバレなし】

知念実希人さんの著作、「死神」シリーズ第1作『優しい死神の飼い方』

ヤバいですね…嗜好にピッタリ。カッコつけて言うのはやめます、大好きなタイプの小説です。

仲間、友達…そんなワードが飛び出すと、琴線に触れてしまいます。

今後、間違いなく「死神」シリーズにハマるでしょう。

この読書感想文は以下の内容です。ぜひ最後まで読んでください。

死神が左遷される!?

死神の仕事について

末期ガン患

もっとみる
『詩的私的ジャック』英語で言える…意味は?【ネタバレなし】

『詩的私的ジャック』英語で言える…意味は?【ネタバレなし】

森博嗣さんの著作、S&Mシリーズ第4作『詩的私的ジャック』
歌詞が重要な鍵になります。

タイトルにもある「英語で言える…」その意味は一体何なんでしょうか?
これって日本語だと曖昧にできるけど、英語だとハッキリ意味が分かるから…

なので、犯人が分かってしまうのか。

この読書感想文の内容は以下の通りです。ぜひ最後まで読んでくださいね。

・犀川の一言「英語で言える?」
・3つの密室について
・幼

もっとみる
『笑わない数学者』ビリヤードの玉は⑮まである【ネタバレなし】

『笑わない数学者』ビリヤードの玉は⑮まである【ネタバレなし】

森博嗣さんの著作、S&Mシリーズの第3作『笑わない数学者』

今回はビリヤードの球が気になります。

私のような五十路男は、プールバーで球突き…そんな世代でした。トム・クルーズさんの『ハスラー2』が懐かしい。(私はビリヤードが苦手)

では、サクサク行きましょう。今回は以下のような内容で読書感想文を書きます。

・ビリヤードの玉は⑨までじゃない
・どう並べる!?5つのビリヤードの球
・天王寺翔蔵博

もっとみる
『冷たい密室と博士たち』あらすじと感想。ネタバレなしで書いた

『冷たい密室と博士たち』あらすじと感想。ネタバレなしで書いた

森博嗣さんのS&Mシリーズ第2作『冷たい密室と博士たち』ですが…
実は『すべてがFになる』ではなく『冷たい密室と博士たち』が第1作だったらしいです。

編集部の意向で『すべてがFになる』が第4作から第1作に変更。なので、第2作に繰り下げになりました。
編集部の意向では仕方ありませんが、森博嗣さん的には納得だったんでしょうかね?

そういえば、以前『すべてがFになる』の記事を書いています。参考してく

もっとみる
『模倣犯』あらすじと感想。ネタバレなしで書く【宮部みゆき】

『模倣犯』あらすじと感想。ネタバレなしで書く【宮部みゆき】

宮部みゆきさんの著作『模倣犯』
これまで何度も読もうとしていた作品です。しかし…二の足を踏んでいました。

なぜって?

超長文の大作だから…
まあ、同じ宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』よりは短いです。

しかし、この度ついに読んじゃいました。

読んだと言ってもAmazonのAudible(オーディブル)を利用したので、厳密には聴いたんですけどね。

ところで宮部みゆきさんと言えば『火車』読書

もっとみる
『四畳半タイムマシンブルース』あらすじと感想【森見登美彦】

『四畳半タイムマシンブルース』あらすじと感想【森見登美彦】

今回、読書感想文と書く『四畳半タイムマシンブルース』は、森見登美彦さんの著作『四畳半神話大系』と、上田誠さんの戯曲『サマータイムマシン・ブルース』のコラボレーション作品です。

また、『四畳半神話大系』と『四畳半タイムマシンブルースは、四畳半シリーズに数えられます。
もちろんどちらも森見登美彦さんの著作です。

さらに『サマータイムマシン・ブルース』を書いた上田誠さんは、『四畳半神話大系』のアニメ

もっとみる
『ロスト・シンボル』ネタバレなしで読書感想文【ダン・ブラウン】

『ロスト・シンボル』ネタバレなしで読書感想文【ダン・ブラウン】

ダン・ブラウンさんの著作『ロスト・シンボル』
「ロバート・ラングドンシリーズ」で唯一、映画化されていない作品です。(ドラマ化はされています)

「ロバート・ラングドンシリーズ」の第3作で、アメリカのワシントンD.Cが舞台。

この記事では、以下の内容で読書感想文を書きます。最後まで読んでくださいね。

・秘密結社フリーメイソンとは?
・ピーター・ソロモンという男
・ピーター・ソロモンの右手
・金の

もっとみる
『オリジン』ダン・ブラウンのミステリー小説【ネタバレなし】

『オリジン』ダン・ブラウンのミステリー小説【ネタバレなし】

ダン・ブラウンさんの「ロバート・ラングドンシリーズ」第5作『オリジン』
今度の舞台はスペインです。

テーマは、またまた宗教と科学…

『オリジン』はミステリー小説なんでしょうけど、人類学の論文と言ってもいいくらいの内容だと思います。

この記事では、以下の内容で読書感想文を書きます。ぜひ最後まで読んでくださいね。

・ダン・ブラウンのミステリー小説について
・『オリジン』のテーマは、またしても宗

もっとみる
『インフェルノ』ダン・ブラウンの小説【あらすじと読書感想文】

『インフェルノ』ダン・ブラウンの小説【あらすじと読書感想文】

ロバート・ラングドンシリーズの第4作『インフェルノ』またまたヤバかったですね。
今回はヴァチカン絡みではなく、WHO(世界保健機関)が関係してきます。

『インフェルノ』に関しては映画を見ていないので、全くの初見です。
ある意味ワクワクしますし、ダン・ブラウンさんなので怖い…

この記事では以下のような内容で読書感想文を書こうと考えていますので、最後まで読んでいただけると大変うれしいです。

・『

もっとみる