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『ロスト・シンボル』ネタバレなしで読書感想文【ダン・ブラウン】
ダン・ブラウンさんの著作『ロスト・シンボル』
「ロバート・ラングドンシリーズ」で唯一、映画化されていない作品です。(ドラマ化はされています)
「ロバート・ラングドンシリーズ」の第3作で、アメリカのワシントンD.Cが舞台。
この記事では、以下の内容で読書感想文を書きます。最後まで読んでくださいね。
・秘密結社フリーメイソンとは?
・ピーター・ソロモンという男
・ピーター・ソロモンの右手
・金の冠石
・ザカリー・ソロモン
あらすじ
あらすじは定番のAmazonを利用します。
世界最大の秘密結社、フリーメーソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理で基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の〈ロタンダ〉でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった! そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。
登場人物
登場人物は、これまた定番のWikipediaを利用。
ロバート・ラングドン主人公。ハーヴァード大学教授で宗教象徴学専門。ツイードにローファーという変わらぬいでたち。プレミアもののミッキーマウスの時計を愛用。スイミングを日課として引き締まった体躯を持ち長身。幼児体験から生じた閉所恐怖症は克服出来ていない。
ピーター・ソロモンスミソニアン協会会長で歴史学者、フリーメイソン最高幹部の一人。ラングドンの友人。マラークに拉致され、右手を切断されたことが事件の発端となる。
キャサリン・ソロモン本作のヒロイン。ピーター・ソロモンの妹 純粋知性科学者でSMSCの研究者。科学会に革命的な発見を成し遂げる。
イノエ・サトウCIA保安局局長。日系人の女傑。ヘビースモーカー。合衆国の危機回避のためラングドンに拉致犯の指示に従うよう促す。
トリッシュ・ダンキャサリンの助手。元はキャサリンの書籍の愛読者。システムエンジニアから転職した。
ザガリー・ソロモンピーターの息子でキャサリンの甥。伝統に則り18歳でピーターからソロモン家の財産を受け継ぐが、フリーメイソンの秘儀継承に関心がなく、放蕩に明け暮れた挙げ句に麻薬使用によりトルコで逮捕され、獄中で惨殺された。
マーク・ズビアニスシステム・セキュリティー専門家でハッカー。トリッシュの古い馴染み。
ウォーレン・ベラミーアメリカ合衆国連邦議会議事堂建築監でフリーメイソン最高幹部の一人。ピーターの友人であり、ソロモン家とも親しくザカリーへの継承式では立会人となる。ラングドンを救出し逃走する。
クリストファー・アバドン精神科医。カロラマ・ハイツに豪邸を構える資産家。ピーターの導きによりフリーメイソンの三十三階位を授かる。ピーターの主治医としてキャサリンの信頼を勝ち取る。
トレント・アンダーソンアメリカ合衆国連邦議会議事堂警察警備部長
アルフォンソ・ヌニェスアメリカ合衆国連邦議会議事堂警察警備官
ノーラ・ケイCIA上級分析官
シムキンズCIA捜査官
ハートマンCIA捜査官
マラーク全身刺青の男でピーターを拉致した犯人。見た目の異様さもさることながら異常な怪力も発揮する。全身のすべての毛をそり落としそれぞれがシンボルとなる入れ墨を全身に彫り込む。自らを完全なる芸術品と称するが、頭頂部のみ空白となっている。ラングドンは異常者とみなすが、神秘学や秘儀にも精通するインテリ。別人として行動する際には全身をクリームで覆い金髪のウィッグを使用する。
ジョナス・フォークマンニューヨーク・マンハッタンの編集者
コリン・ギャロウェイ師ワシントン国立大聖堂司祭。フリーメイソン会員。盲目。
秘密結社フリーメイソン
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『ロスト・シンボル』のテーマというか、中心となるキーワードは「フリーメイソン」です。
これまでも「ラングドンシリーズ」で何度も名前が出てきた秘密結社。
しかし、「フリーメイソン」自体が物語の中心になるのは初めてかも…
「フリーメイソン」とは、どんな組織なんでしょうか?
「フリーメイソン」は、16世紀後半から17世紀初頭に、判然としない起源から起きた友愛結社です。
全世界に存在し、会員数は600万人を超えます。
『ロスト・シンボル』の舞台であるアメリカでは、200万人が存在しているとか…
ちなみに日本人は約250人だそうです。
どんな組織なのかは検討が付きませんが、誰でも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
そして『ロスト・シンボル』の物語にどう絡んでくるのか?
書きすすめて行きましょう。
ピーター・ソロモン
ピーター・ソロモンとは、どんな人物なんでしょうか?
これを書いてしまうと、若干ネタバレになります。ですが、書かないと読書感想文が書けなる…
なので、少しだけピーター・ソロモンについて書くしかありません。
ということで…
ピーター・ソロモンは、ロバート・ラングドン教授の友人であり恩師です。
さらに、スミソニアン協会会長(米国の国立学術文化研究機関)の歴史学者。
フリーメーソン最高位階の大富豪でもあります。
そのピーター・ソロモンが、拉致されるところから物語が展開…
これ以上書くと、完全にネタバレになってしまいますので、ここらで次へ。
ピーター・ソロモンの手とピラミッド
またまた少しだけネタバレします…すみません。
ピーター・ソロモンは拉致された後、右手を失います。なぜ失うかは、完全にネタバレになってしますので、書きません。
ピーター・ソロモンの右手が、物語の謎を解く重要な鍵になるとだけ書いておきましょう。
そしてピーター・ソロモンの右手から物語がすすみ、ピラミッドへと導かれます。
このピラミッドは、フリーメイソンの重要な鍵なんです。
ピーター・ソロモンがロバート・ラングドンに預けた金の冠石
すでに書いたフリーメイソンのピラミッド。
物語の鍵になるアイテムなんですが、単体では役に立ちません。
そこで必要になってくるのが…
「金の冠石」
ピーター・ソロモンは、安全な保管場所として、ロバート・ラングドン教授に預けることを選択しました。
そして、いつものようにロバート・ラングドン教授は巻き込まれます。
ピーター・ソロモンの息子ザカリー・ソロモン
ピーター・ソロモンの息子であるザカリー・ソロモン。ソロモン家の正当な後継者であり、フリーメイソンを継承すべき存在です。
しかし、ザカリー・ソロモンはソロモン家の財産の一部以外を放棄します。
その重さを背負うのが嫌だったのか…単に若気の至りなのか…
実は、このザカリー・ソロモン『ロスト・シンボル』の最重要人物と言っても過言ではありません。
これ以上はネタバレになってしまいます…
なので、詳細は『ロスト・シンボル』で聴いて確認してください。
『ロスト・シンボル』のまとめ
今回は『ロスト・シンボル』の読書感想文を書きました。
秘密結社フリーメイソンがキーワードになるミステリー小説です。
率直な感想は、可もなく不可もなし…
『天使と悪魔』や『ダ・ヴィンチ・コード』が面白すぎるので、比べてしまうとイマイチですかね。
しかし面白くないわけじゃない、普通に考えれば佳作だと思います。
読書感想文の内容は…
・秘密結社フリーメイソンとは?
・ピーター・ソロモンという男
・ピーター・ソロモンの右手
・金の冠石
・ザカリー・ソロモン
完全にネタバレなしは難しかったため、多少はネタバレしてしましました。(すみません)
まあ、その中でもネタバレに注意したので問題はないかと。
次回はネタバレしないように努力します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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