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これから月1でアメリカに行くことになった

昨晩、彼と私の間に

月1アメリカに行く条約』が可決された。


すべてが上手くいっているはずだった。

なのに、昨夜ほろ酔いで帰ったわたしは、
ホームステイ先の地下室で

彼と1時間30分にもわたる
電話会議をすることになった。



理由は彼の遠距離恋愛に対する自信が
ぽっきりと折れたこと。



彼「ラインや電話が苦手だし、それを通して愛情を受け取ることができない。多分僕は会って初めて愛を感じられるんだと思う。それができないのがやっぱつらい...。」


そんな彼の告白から深刻な会議ははじまる。


私「今遠距離恋愛をしているのは、2人でずっと一緒にいられる未来を手に入れるためなんじゃないの?」


彼「うん。分かってる...。でも、さみしくなるし心が折れる。これからの未来を考えても不安になる。自分にはすべてを捨てて日本に行くことが正解なのかも分からない。」


こんな感じで

彼は会えないことによるストレスと

これからの将来で下していくであろう
大きな決断に対する不安でいっぱいになって

途方に暮れていた。



わたしたちは『一緒になること』を
大きなゴールにしていた。




「遠距離恋愛になるけど...やってみる?」

「やってみる!!」




アメリカに留学していたころ、秋の肌寒い夕方に、ベンチの上で結ばれた関係はしょっぱなから遠距離恋愛という形だった。

先のことなんて全く考えずに、この人が好きだからという理由で選択した。



それからというもの月に1回
8時間のバスに揺られて会いに行った。

帰国してからは半年に1度何とか会える時間を
キープしてきた。

今年はわたしがトロントにワーキングホリデーをすることで距離を近くして、

1年後は彼が日本の会社に就職することによって数年間一緒に過ごすことを目標にして今まで
やってきたのだけれど、

彼の言葉は果たして



遠距離恋愛解散宣言』なのだろうか。




私「....不安でブレブレの人と一緒にゴールを目指せないよ。終わりたいなら止めないよ。私も自分の人生があるから、ティム(彼)があきらめたいなら方向転換して新しい人生を生きる。」


私は思い切る。


私「でももし別れるなら、もう二度と会えないと思うよ。LINEもブロックするし、インスタのアカウントも変えるし、アメリカに行くこともないし。今気持ちがぶれていて、後からやっぱり頑張りたいって思ってもムリだからね。それくらいの覚悟で決めてよね。」


彼「.......。それは悲しい。もちろん、一緒になりたい気持ちは同じだけど、それでも会えない期間が多いのはつらい。それに将来もし計画がうまくいかなかったらどうしよう。」




彼はよく先々の将来を想像しては不安に
苛まれることが度々あった。

でも将来のことは誰も分からないわけで。

現実は想像をたやすく裏切ってくるし

実際にやってみて確かめるしか方法はない。

「むずかしいな〜 失敗するかもな〜」とは私だって思っているけど

2人にとって一番ほしい未来が

ずっと一緒にいられること』なら

とりあえずそれを追求してみるのもいいと思う。

だってこのままうまく行くことは大いにありえるから。

「むずかしいし、やっぱりやめておこう」は

現実をたしかめて、本当にそう感じたときに言えばいいかなって。

現実を確かめもせずに「たぶん無理だから」
「むずかしい」って妥協したり諦めたりするのはなかなかもったいないことだなって。


だからもし同じ未来に向かって歩いていく
決意ができるなら

その過程で現れる問題を1つずつ一緒に話し合って解決していこう。

それでも無理なら私1人が頑張っても
無駄だからこの関係を終えよう

そんなことを彼に伝えたら、



今も少し不安だけど、その未来がほしいから
やってみる、と。



そして、わたしたちは彼が参ってしまった

会える時間少ない問題

について考えはじめる。


私「今わたしたちは半年に1回から2、3ヶ月に1回会えるようになって、すごい進歩だと思うんだけどそれでも少ないかな?」

彼「もっと会えたらいいなと思う...。」

私「分かった。じゃあこれから月1で会おう。」

彼「でもお金と時間がかかるし..。僕がカナダに行った時は航空券とAirbnbでかなりの額があった。有給もそんなにたくさんとれないし。」


私「私が週末にアメリカに行くよ。そしたら有給とらなくてすむね。航空券は一番安いのをはんぶっこして払おう。宿代はわたしはカナダでホームステイしているからかかったけど、あなたはアメリカに自分の家があるからそこに滞在したら浮く。月に1回、週末に会うことで1万円払うこと、むずかしい?」

彼「むずかしくない...! 嬉しい。それなら頑張れる。」


ということで、

月一で会うこと』が今回の解決策になった。

次の日2人で時間を取って
さっそく航空券を予約した。

会える時間が2ヶ月分早くなった。


アメリカとカナダはなかなか近いとはいえ

カナダでフルタイムの仕事を持った今
正直月一で外国に行くのは

結構大変なんだけど

それでも彼とといることは
わたしの人生において優先順位が高いので

今回の決断に至った。

わたしは優先順位の高いものをちゃんと優先していきたいから

今回の作戦はわたしにとっても、彼にとってもハッピーであると思う。


正直、海を越えた遠距離恋愛はむずかしい。

仲が深まったり、年齢を重ねるごとに結婚どうするかとか、どっちの国に行くかとか

シビアな話し合いが増えるし。

でも そこまでしてでも手に入れたい恋があるのは何かすごいことのような気がするし

やってみる価値はある。


きっと未来でまた壁にぶつかるんだろう。

急にどちらかの自信がぽっきり折れたりして

計画通りに進まないかもしれない。

でもそんな時は


「この作戦は失敗しちゃったか」

「じゃあこうしたらどうだろう?」

「よし、上手いこといってるからこのままキープで」


こんな感じで

試行錯誤を繰り返して、大変さを軽減したり、改善をしながら、わたしたちがほしい未来に少しずつ近づきていけばいいかなぁと思う。



いつか、ほしい未来を手に入れて
笑える日がきたらいいね。

ということで、
9月13日アメリカに行きます♡


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