空腹でのランニングは脂肪燃焼に効果的なのか！？

こんにちは！
パーソナルトレーナーの阿部です！

本日お話しするのは
空腹状態での有酸素運動は
脂肪燃焼に効果的なのか。

ここに迫っていきたいと思います。

有酸素運動といえば
以前僕が執筆したnoteに
脂肪燃焼効果が薄いと書いてあったのを
覚えていますでしょうか。

有酸素運動よりも食事が大事だと。

その様に書かせて頂きました。

実際今回する
お話も同じような理由から
有酸素運動が脂肪燃焼に非効率であると
書かせてもらおうと思っています。

ただ今回はそれだけではありません。

空腹状態で有酸素運動をする事の
利点とデメリットをお話ししつつ
結果的に食事管理を勧めたいと思っています。

ですので効率的な
脂肪燃焼効果を得るための答えは
食事管理ともうこの際に言っておきます。

しかし
答えが分かっていても
何故空腹状態での有酸素運動が
身体に良くないのかについて
細かくお話ししていきたいと思います。

それでは
まず初めに
空腹状態で有酸素運動をすると
人間の身体にどのような影響や反応が起こるのか
お伝えします。

人は食べないといけません。
つまり空腹状態＝飢餓状態＝命の危機です。

少し大袈裟に見えるかもしれませんが
間違ってはいません。

食事を取らなければ人は生きていけませんから。

飢餓状態は
食事をとっていないわけですから
当然カロリーも体内に無い状態。

その状態で有酸素運動、
つまり運動をするとどうなるのか。

運動はカロリーが無ければ成り立ちません。

ガソリンがなければ車が動かないのと同じです。

ですが
空腹で有酸素運動をする行為は
ガソリンが入っていないのに車を走らせようとしてる
ことと同じです。

もちろん車はガソリンが無ければ動きませんから
走らせようとしても無意味ですが
人はカロリーが無くても動けてしまうんです。

それでは人が動く為のカロリーは
何処から取り入れているのでしょう。

ここが今回のポイント。

あるはずの無いカロリーの摂取源は
体脂肪と筋肉です。

つまり簡単に言えば
筋肉と体脂肪が分解されエネルギーを産む。

これはある意味
諸刃の剣と言うか
何かを得るためには何かを捨てなければいけない。

そんな意味合いがありますね。

痩せたいが為に
空腹で有酸素運動をする⬇️

脂肪燃焼はされるが
それと同時に筋肉も分解(カタボリック)が起こる⬇️

両方は手に入らない。

この根本的な
身体構造を理解しておかないと
筋肉を必要以上に削いでしまうことになります。

痩せる為に
筋肉を削ぐことも一つの手だと思います。

しかし筋肉は
歳を取るにつれて減ってくる。

これを知っていれば
筋肉は若い時に付けておく必要があり
維持する必要もあるという事。

そう考えれば
わざわざ有酸素運動を空腹状態で
やる必要が無いことに気づく。

やはり食事管理が
脂肪燃焼の近道かと思います。

また長い時間空腹状態になる事は良くない。
それは次の食事での栄養吸収を多くしてしまうから。

空腹状態に危機を感じた身体は
多く脂肪として蓄えようとするので
太りやすくなる。

本末転倒ですね。

これで分かりましたか。
空腹状態での有酸素運動は
利点とデメリットどちらもあるという事。

まとめるなら
筋肉が減ってもいい人なら
空腹での有酸素運動を勧めます。

しかし
筋肉は落としたく無い
基礎代謝を落としたく無い
太りやすい身体になりたく無いという人は
日頃の食事を管理する事を心がけましょう！

【まとめ】

○筋肉を落としてもいい⬇️
空腹でのランニングをお勧めします！

○筋肉を落としたく無い⬇️
食事管理でのダイエットをしましょう！